日本では十五夜。
米国では、
農作物の収穫の人々を照らしたことにより、
「ハーベスト・ムーン」という名前がつけられたと、
『ザ・オールド・ファーマーズ・アルマナック
（The Old Farmer’s Almanac）』
に記されていた。
（１３年も前のハーベストムーン記事を発見したので、
巻末にリンクしておきました）
それほどまでに明るい月だった。
大好きな楽曲をかけて聞くと、
いつもより深くこころにしみ入った。
２枚組のこのアルバムは、
タキビ神がプレゼントしてくれたものだ。
ハイサイおじさんの歌詞に惹かれ、
小舟シリーズにうっとりとするのはいつものことだった。
ハワイと、
嘉納昌吉のチャンプルーにうっとりとしていると、
沖縄からドラゴン・フルーツが届いた。
【台風波回想記】
敬老の日＆秋分の日の四連休の直後。
突然、
台風１２号ドルフィンは出現した。
そしてすぐに強く、
裾野が広いうねりを出してきた。
こんな波に乗ることができた。
この波をずっと夢見てきた。
上記したように、
あっというまに台風からの波が上がって、
それに乗ることが現実となった。
Tyler Warren 2+1 / 6’5″
Nakisurf Original Twin Fin
.
この日のために節制して、
痛めている膝が一刻でも早く治るように
名湯とされる桑田山温泉（高知県）、
中村温泉（高知県）、
睦沢古代水（千葉県）にも入り、
普段の生活もおいしい旬のものを食べつつ、
しっかりと毎秒を生きた。
きっと、
こんな波に乗るということを想定できなければ、
意志が弱い私のことである。
なまった体で、
この波に向かっていたのかもしれず、
またはこの波に懲らしめられたことだろう。
または入らずに、
「いつかできる」
そう夢想していたであろう。
自分にとって、
この波の価値は財産そのもので、
何にも代えがたいものがある。
そう考えると、
サーフィンとは愉楽だけではなく、
人生であり、
そして生き方そのものなのだと確信した。
いつかどこかに書いたものを加筆修正してみた。
「極（きわ）み波に乗るのは、
波乗りの生命であり、
神髄極意（しんずいごくい）を極める唯一の道程である。
真剣、
気合い、
一呼一吸、
一投足、
そのターンの強弱によって、
無我の境地に入り、その奧技を極める。
極み波なくして真髄はなく、
神髄奥技なきサーフィンは、単なる体操である」
□
【巻末リンク：１３年前のハーベストムーン】
【巻末リンク＊＠：夢波日】
Happy Surfing and Happy Summer!!
◎
