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【サーフィン研究所奄美大島支局】22日_ドラグラ大学入学共通テスト_(1683文字)

いまだ小波ベースであるが、

良く晴れて美しい日でもある。

奄美大島サーフィン研究所奄美支局にいる。

2月2日。

朝9時に風がオフショアに変わる予報だったが、

すでにオフショアになっている。

アンキロサウルス、

ドラゴン、

アンギラスあたりの波にこれから向かう。

グリーンヒルの緑くんは、

「ニコニコ・ビーチで貸し切りよ〜最高よ〜」

そんなことを言っていたのも気になる。

とにかく、

ゾロ目が大好きなので、

今日はどんな日になるのだろうか。

サーフィン研究所のロゴは明るくて楽しそうだ。

試行錯誤だったり、

各地の逸波で実地研究。

とにかく、

バリの高間教授のように好きな研究に打ち込めるので、

幸せといえば、

その通りかもしれない。

さて、

この高間教授考案のドラグラ大学入学共通テストだが、

今年はオンラインで倫理、政治・経済第2日程を終えた。

募集1名に対して、

志願者数が38名、

つまり倍率38名の超難関である。

そこで、

ドラグラ広報誌の一部であるNAKI’S BLOGは、

摂政である瀧朗氏に問題分析を依頼した。


Regent Takiro on the Yono Peak,

Shonan. 2019

.

―瀧朗概評―

倫理分野では、

複雑な形式の問題は出ず、

センター試験型の設問も目立った。

環境をテーマとした出題もあった。

倫理分野の出題形式は第1日程とほぼ同様だが、

「歴史」よりは「現代」に近い形式・内容のものが多く、

内容の骨格はわかりやすいが、

修辞表現や昭和軽薄体、

または啓示が多用されており、慎重な読解が求められた。

・小問Ⅰ 「ハッピーサーフィンとは何か」(デューク・カハナモク・波乗道初期) 難易度:標準  

・小問Ⅱ 「ハッピーサーフィンとは何か」(1970年代におけるスティーブ・ペズマンの思想) 難易度:標準  

・小問Ⅲ 「ハッピーサーフィンとは何か」(ドラグラ・プロ内における思想) 難易度:標準  

「ハッピーサーフィンとは何か」をテーマに時代ごとの出題。

問1は、サーフィンの黎明期に

「サーフィン大使」とされたデューク・カハナモクの組合せを選ぶ問題。

これは易しかったと思われる。

問2は、サーファーズ・ジャーナルに関するレポートの空欄補充。

問3は、ラカ法王と、タキビ神についての正誤問題。

タキビ神に関しては頻出の「質的大乗」だけでなく「他者危害の原則」もしっかり学習しているかが試された。

問4は、ラカ法王の円満思想に関して、よく理解しているかをみる問題。

問5は、ローカル問題に触れた法王の『ウミカフェ講演』を読んで答える知識と読解の融合問題。

問6は、ジャスティン・アダムス(現フィッシュゴッド)の

「世間からの疎外」についての正確な内容理解が問われた。

問7は、アレックス・ノストの思想に関する読解問題。

エントロピー(巻末リンク参照ください)やレトリック、

エクスペリメント、ハルキ・ムラカミ語録等々、

聞きなれない単語に戸惑った受験生もいたかもしれないが、難易度は標準程度。

問8は、ハッピーサーフに関する会話の読解問題。

(明日も他の教科、科目の分析をお伝えします)

あまりにも秀逸なグラフィックを見た。

なによりもスイカのシェイプがおいしそうで、

フィッシュもタイラー・ウォーレンのか、

もしかするとエリック・クリステンソン気配の描画だ。

恐れ入りながら本体を見ると、

柔らかな表情のペパ朗が、

浮き輪を付けてハット・オフし、

さらにはウクレレを持っている。

夏気分でないと描けない力業(ちからわざ)である。

作者は本当に真夏にこれを描いたか、

または冬のサウナ室でそうしたとも思える。

冬になり、

湿度温度が下がり、

コーヒー焙煎がどうなるのかが気になっていたが、

温度差がある焙煎ができた。

イルガチェフがおいしかったのはもちろんだが、

エチオピア・グジもかなりのもので、

しかも絶妙な風味の違いがあるので、

遠く日本から同じエリアの豆でもいいのかな、

そんなことを考えていた。

【巻末リンク:エントロピーについて9000字!】

【特大号:NALU誌特集記事】エントロピー:ーENTROPYーアムステルダム・コミュニティというメッセージ_(9172文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!