ここにたまに空海の話が出てくるが、
彼は、
およそ１２００年ほど前に日本に真言密教を伝えた人物だ。
それだけではなく、
彼の偉業はフィクションのようであり、
そのスーパーマンとしての記録が残されている。
その空海が伝えたのが、
真言密教（しんごん・みっきょう）だ。
こう書くと、
字面にくらくらするのだが、
その根本は大乗仏教にある。
これは、
悟りだけではなく、
『多数の人を理想世界である彼岸に運ぶための大きな乗りもの』
という意味をこめて大乗仏教と呼んだという。
この大乗仏教、
ダイジョーの中で、
多神教であるヒンドゥー教やゾロアスター教も取り込みつつ発展したのが密教だ。
ミッキョーはシルクロードを経て、
当時の世界一の大都市『唐（当時の中国の王朝）』に伝わった。
話は長くなったが、
空海はそのダイジョー・ミッキョーの八代目として、
唐で正式に伝授を受け、
奥義や経典・曼荼羅などを日本に伝来させた人物だ。
当時世界一の大都市『唐』で、
日本という辺境の地から
「遣唐使」という留学生の一人として、
こんな偉業を達成させたのが、
彼を知れば知るほど、
その功績は宇宙人だと断定したくなってしまう。
空海の言葉を集めたものに『性霊集』がある。
こちらも字面がものものしいのだが、
その内容は現代にもインスピレーションにあふれている。
季節的に氷や霜を見るので、
こんな言葉に立ち止まった。
松竹堅其心 氷霜瑩其志
訳してみると、
「松や竹のように心を磨き、
氷や霜のように心を清らかにする」
となるだろうか。
「氷や霜は溶けるもの」
松や竹のように心を硬くしつつ、
また氷や霜のように溶解するべきものだと説いているようだった。
先人の教えは、
いまも何も変わらずだということに思いをめぐらせていた。
さて、
マンダラコーヒー。
今朝はマンダラ渾身の『クラフトコーヒー』を飲んだ。
シングルオリジンの豆をココナッツリキュールに漬け込んだものだが、
やはりおいしい。
「どうしてもおいしい」というキャッチコピーが浮かんで嬉々となった。
シングルオリジンが安心なのは単一農家だからだ。
しかも日本まで届く豆は、
きっと大きな農園であると想像すると、
この単一農家はかなりの決意を持ってコーヒーの生育に取り組んでいるだろうし、
単一なので責任転嫁ができない。
よって安心だという図式が見える。
農薬やまがいものもそうだが、
安心安全なものを焙煎してマンダラコーヒーは日々活動している。
少し前の作品だが、
旧正月の奥武島のヒトコマ。
これは新原（みいばる）ビーチのネコくん。
やたらと人なつっこいのが印象的だった。
読谷（よみたん）のインサイド。
ブレイクしていないように見えるが、
大きなボードなら乗ることはできる。
これもサーフィンだし、
前出の空海の言葉を思い返していた。
©華厳
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法王がホンダ・サバットを操縦し、
総料理長はナビゲーションとなってサーフトリップしている図だ。
法王はもの静かで、
悠悠（ゆうゆう）にして杳杳（ようよう）である。
つまりユーユー・ヨーヨーなのであるが、
その意味をかんたんに書くと、
悠遠にして奥深いという意味だ。
そんなことを学んだ建国記念ウィークエンドです。
どうぞすばらしい日となりますように。
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【巻末リンク：室戸岬奇譚】
【巻末リンク＊２：宇宙系】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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