昨日書いたアートで我が先生ハービーを思い出し、彼に電話すると、
「ファーク、暑いぜ。これからトム・サーベイが来るから下(コットンズ)で一緒に波乗りしてくる。小さいけど暑いのだ」
とかなり元気だ。
で、5月の時の写真を引っぱり出して、彼の尊顔を。
後ろには彼の師匠ジュリアン・シュナベルが描いた「ブラインドガール」の黒ボードが折れて捨てられている。
(ジュリアン・シュナベル、1951年NYブルックリン生まれ。1980年代前半の「 ニュー・ペインティング」の中心人物で、亡くなった友人バスキアを主人公にした映画『バスキア』を撮った映画監督)
アートに値段というか、金額を出すのは無粋だが、数字を出すと一般の人にもわかりやすくなるのであえて書いてみるが、このサーフボードアートは300万円はするだろう。
後ろを見ると、あそこにもここにもジュリアン作。
「それを飾らず乗るのが弟子の心意気でい」と江戸弁でハービーが言ったかどうかはわからないが、彼も今アートの世界に身を置く人間だ。
まだジュリアンにような値はついていないけど、もうすぐLA、NYの美術館で個展をやるのだ。
そうしたら彼のボードが1000万円するようになるんだろうな。
アートの値段とは不思議だが、そんなもの。
パトロンが決め、世に出て行く。
で夕方の海。
これには芸術以上の値がついているのだが、全ての人に公平で無料。
マスターカードの宣伝風に言うとこうなる。
Julian Schnabel’s
Blind girl surfclub collection $50,000
Herbie Fletcher’s
Surfboards Art $4,500
Surf with beautiful sunset,
free…
there are some things money can’t buy,
for everything else there’s MasterCard.
あの有名なボード折れちゃったんですね!
ハービーは結構ボードを簡単に折ってしまいます。
それだけ攻めているんですね。
見習わないと…。
でももったいないです。
ここ最近、私の運営するWEBサイトで「バスキア」
について書いた文章がでてきました。
私が、「バスキア」を知ったのはジュリアン・シュナベルの「バスキア」を観たことがきっかけです。
いいものは、時代を超えても新鮮ですね。
ふなきさんのnmpもそうだと思いました。
コメントありがとうございます。
映画バスキアはゆったりした作品でしたね。
アンディ・ウオーホルがなんかやたら似てました。(笑)
ジュリアンもまた奇才で、写真家のブルース・ウエバーと何かおもしろいことをやろうと企んでいるようです。
先々月はハービーとジョニー・デップが会ったりして、ロス進出に弾みをつけているようです。
近況まで。
そうなんですね。
そのおもしろい企画が実行されるときは、
ぜひLAに行って、実際に自分の目で観たいと思います。
しかし。。すごい情報デスネ。。