潮干の 沖つ白波高からし 海人の波乗板 浜に帰りぬ
(潮が干きすぎて、沖の波が高いようだ。サーファーが浜に帰ってきた)
こんな百人一首だか、
万葉集の歌を浮かばせながら風流に起きた朝です。
お盆の日をいかがお過ごしですか?
土用波はやってきていますか?
ビーチハウスに行くと、
最近はずっと波がなかったらしく、
そして週とかさなったあまりの混雑さに驚き、
予定変更して、
素潜りで魚の写真を撮ることとした。
深く潜っていくと、
こんなきれいな魚がいて、
「はいチーズ」と一枚撮った。
「ブログに載せてもいいですか?」
とは聞かなかったが、
肖像権はきっと問題なさそうなので掲載する。
ヤマネコ島の徳ちゃんに教わったマイヨール泳法で、
それは深く潜っていった。
海面に上がる瞬間に下界(上界!?)との結界である海面景色にうっとりとする。
あまりにも美しいので、
何か意味があると思って撮ってみた。
そんなことをやっていたらブレイクには誰もいなくなったので、
5’11″ノーズライダーを持って向かう。
こちらではみんな長時間サーフしないで、
20?60分程度がサーフセッションの時間のようです。
このボードはゴルフで言うと、
ドライバーからパターまで。
野球やサッカーだと全ポジション。
ICカードだと、
パスモ(PASMO)とスイカ(Suica)
ICOCA、TOICA、 SUGOCA、Kitacaとなるのかな。
さらにはデパート大食堂のように和洋中全て、
前菜からデザートまで。
とにかく、短いから普通にサーフでき、
ノーズライダーなので、
こんなクラシック技ももちろんできる。
先日も闘牛岬で、
「これで本当にノーズに乗れるのか?」
と聞いてきた外人(俺が外人なんですけどね)がいて、
「見ていてクダサイ」
とばかりに長いハングファイブを決めたら本気で驚いていた。
「短い=ノーズに乗れない」
とか、
「短い=大波用ではない」
ということは、
白黒テレビと黒電話時代と同類項になったような気がする。
とにかく、
クリスチャン・ワックの友人ロビー・キーガルのサーフィンを
ロスカボスのゲストハウス2階にあったジャーナルで見て、
それに感化されたらスタイルはこうなりました。
でも、もっとワイルドにサーフしたいと思うのは、
「隣の人の弁当」状態なのか。
エレガントという形容詞が好きで、
トム・カレンを見たときにこの単語が浮かび、
以来頻繁に使用しているが、
日本だとエレガントは女性の装いに使われることが多く、
あまり「エレガントなサーフィン」
とは言わないそうだ。
オペラ曲のような優雅なサーフィンは永遠のあこがれなのであります。
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プルメリアの花を見ると、
最盛期をすぎたのか、先日の強風で落ちたのか、
あれだけ満開になっていたのに。
ぽつりぽつりと咲いている程度になってきた。
季節が変わっていくのだろうか。
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明後日の17日、
つまり火曜日までとなった個展です。
https://www.nakisurf.com/beams2010/
”NAKIPHOTO X TOKYO CULTUART by BEAMS 2010”
という長い名前が付けられているが、
明後日になると撤去されてしまい、
二度と見られないものなので、
どうぞどうぞお立ち寄りになっていってください。
この会場でしか購入できないスペシャル品もたくさん展示、
そして販売をしているんですよ。
どうぞよろしくお願いします!
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「お盆」
と言っていますが、
じつはあまりよくわからなかったので、大筋を調べてみると、
「祖先の霊が、子孫を訪れて交流する行事」
ということを知った。
霊でもいいからやってきて欲しい人はたくさんいるので、
どうぞお越しくださいね。
ぜひ。
そろそろ帰省ラッシュが始まったようです。
お出かけのみなさんは、
くれぐれも気をつけてお帰りくださいね。
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今日は「終戦の日」。
それは65年も前になるのですね。
俺は「戦争を知らない子ども」
なのだけど、痛みを知るのはたくさんなので、
このまま「戦争を知らない子どもたち」
が世界中に増え続けることを願っている一人です。
過去にごめんなさい。黙祷します。
「戦争断固反対!!」
Peace…
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