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【サーフィン研究所】77.55リッターのボードのすばらしさと周期9秒の波_(1279文字)

これは先日のレガロであるが、

ハーロっくんがテイクオフできなかった瞬間が写っている。

これでもセット波ではないので、

大きいのがやってくると、

天変地異みたいな視界になることに畏怖した。

Cosmos Surfboards

The Glider 9’8”

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

.

私は元々ショートボード乗りだった。

というより昭和57年に波乗りを始めたときは、

ロングボードというのはほぼ見かけることはないもので、

サーファーはショートボード一択みたいな時代だった。

ロングは、

ドロップアウトの阿部さんや長沼のコーチさん、

または辻堂のマーボーさんが乗っていたが、

違う趣味の人だと分けて、

そっち方面には一切興味がなかった。

それが10数年前くらいから大きなボードに興味を持ったのは、

クリスチャン・ワックと、

タイラー・ウォーレンという友人たちのおかげであり、

80年前のサーフボードにまで歴史をたどることとなった。

そのおかげか、

ビッグボードのフィーリングを知ることとなって、

このThe Glider、

77.55リッターのボードのすばらしさを感じている。

写真は小松くんで、

彼とはノースショア以来、

33年ぶりに一緒にサーフできるのがうれしい。

小松さんはご家族でジュクオンに引っ越してきた、

のみならずMLBアナリストなので、

同様の話題もうれしい。

このグライダーは重く大きいので、

持つのも楽しいし、

ひとたび波に漕ぎ出すと、

はるか彼方の、

波の始まりよりテイクオフできる。

ショートボードのようにノーズを薄くダイブさせながらテイクオフすれば、

たちまち自身の史上最速が出る。

こんなこともフィジカルに痛快だ。

最近ずっと波がある。

この周期9秒越えがその証明だが、

少し前は台風19号からの波だと思っていた。

けれど違うようで、

どうやら遠くに気圧の谷があり、

そこから陸地へ向けての吹き出しが長時間に渡ること、

そして風速が強く安定しているので1m9秒となって、

このあたりにオーバーヘッドの波をもたらせていると分析してみた。

クワイエットファンクの新作デカーナ・ヴィー。

NAKISURFレイバンの、

オリジナルデザインとなった上級モデルだ。

高価なのでひっそりとNAKISURFで販売していたが、

昨日完売してしまった。

やはりクワイエットファンク社のウッド製、

しかも特別カラーというのが、

マニアの琴線に触れるのだろう。

昨日はミシュランガイドの発表だった。

ならば、

私たちドラグラでも格付けしようとし、

総料理長が満票(unanimous)でスリースターを獲得されていた。

長くなるので詳細を書かないが、

東浪見の西野さん、

武蔵中原のOhanaさん、

そして高知おいしいもの研究所も星を獲得してうれしかった。

【巻末リンク:恩人伝】

【サーフィン研究所特大号】クリスチャン・ワック今昔物語_タイラー・ウォーレンのパフォーマンス・シェイプ_(2132文字)

【巻末リンク*2:Blue誌にウェーブプールのことを書きました。

これはワールドスポーツ伊豆長岡版】

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!