センセーショナルとはよく聞くが、
真夏になると全てがセンセーショナルに感じる。
新しく届いたアパレルもそうだし、
フレッシュなコーヒーをいただくこともそうだ。
四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って
忘れられないハート&ソウル
作詞:桑田佳祐
夏ならではの、
湿った歌詞が蘇る。
そしてピカピカの夏も浮かぶのだ。
さて本題。
コスモス・サーフボードの殿堂名作をクローン制作する
『ブライト・ロマンチカ』というブランドがあるが、
その弐号機(#02)の制作に入っている。
それはツインザー・フィッシュであり、
もしかすると、
ツインフィンかもしれず、
またはクルーズ・フィッシュという新カテゴリーと、
多面多角、
多様化に迫る6.63(199cm)あたりのサーフボードである。
私のメンターとなった佐藤くんは、
司祭階級バラモンからアーリア語、
ヴェーダというマジョリティ、
伝承による同化や支配ということを学んでいる。
学びつつ、
サブカルチャーであるサマナ(沙門)、
ジャイナ、
アージーヴィカ、
仏教といった宗教の発端や起因ということを教えてくれる。
ちょうどみうらじゅんさんが。
アウトローのローは老だと発信していて、
老いるというのはロックンロールなのですよと、
ドラグラ・ファミリーの重要人物から教わった。
教わりつつ、
基本のツインフィンで乗ってみると、
初めてレバレッジ・フィッシュに乗った日と同じように、
これまでのフィッシュの世界観を刷新しつつ拡張するようになった。
ちなみにTheOnePureに乗るのは、
前述のバラモン佐藤くんだ。

この荒れた波面での、
ボトムターンのキレと走りを見れば、
このレバレッジ・フィッシュがどれほどのポテンシャルかがわかる。
普通はここまでボードを寝かせると失速するはずが、
逆に加速しているのは、
ボード推力によるホップ回転があるからだ。
ボトムターン能力でわかるのは、
サーフボードが左右対称だからで、
私はボトムターン側を得意とするので、
こうして理解できるという背景もある。
生誕地であるエンスーラボに持っていき、
さきほど書いた拡張性について話すと、
博士はツインザー・タブ片と、
シングルフィンでのネオ2+1等のセッティングを示してくれた。
これが、
カット・キール・ツインザーだ。
まだ激烈までボードを踏み込めないナッキーは、
このセッティングよりもカット・キールのみの方が軽やかだという。
レバレッジ・フィッシュは、
それぞれのサーファーに合わせて、
アジャストするのだとよくわかった。
シギーGと書くと、
昔の名前で出ていますと、
小林旭さんの楽曲を思い出す。
彼は店内のこのボードの存在を感得したようで、
吸い寄せられるように来店してくれた。
□
【巻末リンク:ロマンチカ初号】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎