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【サーフィン研究所特大号】クリスチャン・ワック今昔物語_タイラー・ウォーレンのパフォーマンス・シェイプ_(2132文字)

Sage, Tyler Warren and Christian Wach

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セイジとタイラー。

芸術家同士のカップル。

クリスチャン・ワックもアーティストであるので、

ここにいる全員がこんな符号の共通点を持っていた夜。

タイラーはクリスチャンの大親友。

そんなことで私はタイラーと知り合うことになった。

クリスチャンは、

NAKISURF初代上総一宮駅前店までやってきて、

ストア・フロントにこのアートを寄せてくれた。

なつかしい。

このストア当時にお世話になったみなさま、

ご利用くださったみなさん、

改めまして、ありがとうございました。

私たちは彼を新島に連れていった。

まだティーンエイジャーだった。

新島前浜港でのクリスチャン。

東京竹芝桟橋までは、

ユータ(瀬筒雄太)がクリスチャンを連れてきてくれた。

これは彼の当時の車だろうか。

クリスチャンは、

明るい性格で、

友人や家族を愛し、

事物に関心があり、

環境適応が早い。

内なる主観的要因にも理解を示し、

思慮深い。

周りの意見に左右されない。

知性によって気運を捉える機能を持ち、

万物の背後の可能性を知覚する感覚がある。

英雄型であり、官能型でもある。

理論、経済、審美を兼ね揃え、

受容的であり、

遂行するためのタフさを持つのは、

生産的とされる所以(ゆえん)である。

観察者であり、

なみなみならぬ情熱と挑戦心を持つ。

開放性と同率の知性は、

人との調和を図るのに長けていて、

サーフ世界では、

自然性と現実性を見極め、

勤勉かつ、

いいかげんで、

そんなさじ加減で全ての調和が取っている人だ。

良く書きすぎだと思うのだが、

なかなかこうして単語をあふれ出させる人は少ないので、

ここに記録しておきます。

その彼はいま30代となり、

人生を謳歌している。

クリスチャンとの出会いがあって、

タイラーとの今の関係がある。

クリスチャンとの出会いに遡ると、

ハービー・フレッチャー始皇帝の言葉を思い出す。

「サンクレメンテにな、

クリスチャン・ワックというすごいサーファーがいるぞよ」

そう聞いたのは、

まだ携帯電話が普及する以前だった気がする。

ガソリンが1ガロン1ドル台で、

サンクレメンテには、

アウトレットもトレーダージョーズもなかった。

その代わりペドロス・タコスがあり、

タカオの

『オール・ユー・キャン・イート・スシ』があった。

この写真は昔過ぎるが、

私が初めてサンクレメンテに行ったのは1980年代だったので、

こんな雰囲気の街だったのを覚えている。

みんなゆっくりと車を走らせるオールド・アメリカのタウン。

そして去年の今日!

セイジとタイラーのウエディング・パーティがあり、

タイラーのベスト・マンをクリスチャンが務めた。

Christian’s TW Dream Fish

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そしてクリスチャンは、

自身のブランド『CANVAS』を休止し、

タイラー・ウォーレン・シェイプスに乗り、

NAKISURFもそれに追従することで、

本家と足並みを揃えた。

私にとってのタイラーとは、

アーティストであり、

造形者、

シェイパーであり、

そして何よりも大きいのは、

彼がグレイトなスタイルのサーファーだということだ。

私が20歳のとき、

ドラグラ長老の横山泰介さんがあるサーフムービーを持ってきてくれた。

それは『the Performers』というもので、

1983年の冬、

‘84年の新春まで、

クイックシルバーが、

スポンサーするサーファーによるノースショアだった。

自身のシェイプで、

ここまでスタイリッシュにサーフする人は稀だろう。

パフォーマンス・フィッシュ。

フィンの造型にも心を寄せていて、

ジョージ・グリーノウではないが、

彼のフィンが50年後にももてはやされると私たちは信じている。

タイラー・ウォーレンのショートボード、

フィッシュやソープ(ミニ)シェイプの特徴は、

「ライディング・エモーション」

という表現に行き着く。

これを”ドキドキ感”と訳してみたが、

この感覚を高めつつ、

「パフォーマンス」を強化したところだろう。

これは今日現在のタイラーのボードルーム。

ありとあらゆるシェイプがあり、

実験的なもの、

長短大小と七色のボードが揃っている。

そして彼はこれらボード全てを完全に操ることで知られている。

私にとっての理想だ。

今年の台風もタイラーボードで各地の銘波に乗った。

例えば、

この海賊岬だったり、

ブルードラゴンと長いバレルを抜けて、

やはり高いライディング・エモーショナルを与えてくれる。

正確なるトリムが可能なゆえ、

深いバレルもバレルアウトできるので、

テイクオフの位置の幅も拡がった。

これはバリのビッグロックでの初乗りだったが、

このドリームフィッシュで、

ツインフィンの可能性というのを大きく拡げたシェイプだった。

ただのフィッシュではないことが証明された瞬間だった。

ということで、

タイラー・ウォーレンに直接

『*ワン・オフ』をオーダーしに来たのでありました。

(*ワンオフ「one off」=ある目的のために製作されたもの

一度限り作られるものという意味)

続きます。

【巻末リンク:クリスチャン登場】

今宵花咲く太東岬で、クリスチャン・ワックがCJログでウナクネ道派を貫いた日

【セイジ&タイラー・ウォーレンの結婚記念】

【お祝い号】セイジ&タイラー・ウォーレン結婚式_(1526文字)

【文内に登場したパフォーマーズ映像】

Happy Surfing!!


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