このアンテナ・トッパーを見ると、
コンボイとアーマーの角にあったWienerschnitzelカーニー・メサ店を思い出す。
近くにはE6現像所があり、
模型屋とヤオハン、
そしてINOUTバーガーによって、
遠出する価値のある場所となって、
よくインターステート805号線を南下していた。
この感覚は当時サンディエゴにいた若とか一平くん、
タキローならばわかるだろう。
さてTheOneの話を少し。
少し丸くて、
どこから見ても美しく、
すばらしいプロポーションを持つサーフボードは初乗りから乗りやすかった。
TheOneは2021年に私のもとにやってきた、
ベージュと薄い赤色のサーフボードのことだ。
それは、
私が長年をかけて開こうとしていたドアを示してくれて、
デジタル・レベルでの再現性を持って新時代へと導いてくれた。
特別に作られたデザインは、
デザイナーの前田博士( @hiroyuki_maeda )が、
これまで日常的にあったシンプルな2+1を解体し、
コンケイブからロッカー、
すべてをカスタマイズさせたものだ。
2+1という殿堂デザインの機能性へのオマージュとして、
「TheOne」という新しい存在がやってきたのだ。
そして3年が経ち、
かなりのサーファーがこのTheOneに乗り、
私たちを陽気な人生へ、
少なくとも数時間は導いてくれる。
ブライト・ロマンチカが今年リリースする最新のオペレーティング・システムに、
Leverage Fishを選んだ。
私たちをまた別の新しい、
スタイルが中身を凌駕する世界へ誘う選択肢となるのだろう。
私はあれから、
つまり2+1からTheOneになってから千夜以上も過ごしてきたが、
2+1の喪失感を一切感じていない。
しかし、
かつてボートトリップや、
未知の恐怖波に挑む際の安心感に65(196cm)の2+1を思い出し、
それら記憶の全ては、
このTheOneによって上書きされたのだと、
私はしばしば考えていた。
ナキサーフに新作Tがやってきた。
詳しく書くと、
シルクスクリーンによるエンスーラボTで、
SURFINGと、
直球ワードのフロントプリントだ。
昨日は17時からTheOneラバーによる懇談会があり、
それに出席してきた。
勝浦港と東浪見を行き来するハイラックス風見さんと、
NAKISURF創業当時からのファミリー・メンバー心平さんが博士にお祈りしていた。
心平さんのお気持ちがよくわかった瞬間だった。
懇談会後は、
全員でサーフしようとなって、
ノース・タマサキに集合した。

昨日は、
――今日も終日濃霧で、
午後くらいからうっすらと見えるようになった。
ユウタは前田博士の弟分で、
彼もまたTheOneに乗る。
博士は、
レバレッジ・フィッシュ66(198cm)で、
手前に見えるのも同じもので、
現在さまざまな波でテストしている。
これは風見さんのザ・ワンで、
ナキサーフ・サンダーバードのロゴがうれしい。
レバレッジ・フィッシュには、
グルービーフィン10の、
カット・キールとツインザー・タブを装着して高反応を得た。
ナッキーはクラシック80(244cm)。
マンライを決めて上がってきた博士と、
風見さんのうれしそうなお顔が良かった。
波サイズが腰くらい。
それぞれの使用ボードはTheOne2、
レバレッジ・フィッシュ2となった。
新時代とか新世代と言葉が浮かんだ。
心平さんの考えかたは、
密教に通じるものがあり、
私は彼からさまざまを勉強させていただいている。
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【巻末リンク:博士のウォーキー・トーキーTheOne Pure】
【巻末リンク*2:TheOne創生時】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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