【サーフィン研究所特大号】偉人とめぐった藤沢名店ビル_昔話のサーファーズ_(1648文字)

藤沢駅まで行ってきた。

名店ビルの取材があったのだ。

藤沢市には、

「ふじキュン♡」

という公式マスコットキャラクターがいる。

ゆるキャラの定義の、

ほっぺたの丸みが正確に表現されているが、

波に乗っているように見えないところが、

ゆるキャラらしくすばらしいと思った。

タキビ神とタキビポーズの私。

このタキビポーズは、

自然発生したものだ。

両手で炎のゆらぎを表現すると、

背中の張りが楽になる整体法でもあるのだ。

少し前の私たちは、

「サバ手」ブームだった。

オン父さま 法王画像は画像処理で鮮明にしてあります

だが、

より難易度を求めてタキビポーズとなった経緯がある。

少し前の話となるが、

藤沢駅の8ホテルに滞在して、

「フーディガイド」を担当し、

ヘアカリフォルニアで散髪していた。

もうその8ホテルは経営が代わり、

ヘアカリフォルニアは東海岸に移転した。

諸行無常である。

その8ホテル周辺で、

村上春樹さんが好きだった鰻屋さんを発見した。

鰻ブームなのか大人気で、

お昼すぎには完売するほどの盛況ぶりだった。

さてさて、

いよいよ名店ビルである。

名店シンブンの表紙が懸垂幕となっているのがうれしい。

まずは地下に降り、

コウナン青果、

湘南魚つる、

ジャストミート、

ハマケイと見つつ、

チケットワンという金券ショップをのぞくと、

映画の前売り券がカード式になっていた。

そのまま進むと、

プライムビルに入るのだが、

ここは昔クッチーネビルという名前だった。

なぜ詳しいのかというと、

私は、

40年も前にこのビル4階の居酒屋でバイトしていたのだ。

このバイト業務の裏話は、

名店シンブン4号に書いた。

クッチーネからダイヤモンドビルに入るのだが、

3つのビルは連合でつながっているので、

よく見ないと、

どこにいるのかはわからない作りになっている。

ダイヤモンドビルは、

古久家の記憶が色濃く残っている。

ジャンボラーメン、

名物ラーメン。

いわゆる昭和の遺産記念館でもあるのだ。

また名店ビルに戻り、

名店シンブン4号が、

棚に並んでいるのを写真に撮り、

催事場では古本市があったので、

月刊太陽などを求めた。

今回藤沢を案内してくれたのが、

りゅうちゃんこと、

増田隆一郎さん。

彼もまた石田チルドレンの一人で、

この名店ビルの代表でもあるのだ。

不思議なご縁だと、

石田さんに感謝するのだった。

今度はそのまま逗子サーファーズまで進んだ。

このサーファーズのオーナーのナルちゃんこと、

成瀬さんは、

いまから40年前に私を伊豆白浜に連れて行ってくれた人だ。

そのときにナルちゃんが乗っていた車は、

空冷だったので、

伊豆の山道では休み休みの道中だったが、

それはいい波に乗れた。

しかも私が生まれて初めて見る水色で、

「写ルンです」で感動的な写真を撮ったことをおぼえている。

あのときのビートルは、

タイプ1で、

なるちゃんは「やまか」というスーパーに勤めていたこと、

ブルース・スプリングスティーンの伝記映画の話をした。

40年前の美しい思い出を、

大好きなサーファーズ岬に重ねて乾杯するのは、

時が圧縮したような気持ちになるのだった。

ナルちゃんの恩人が、

7ヶ月のお子さんを連れてやってきていた。

藍琉(あいる)くんは、

ほっぺたの丸みが法王系で(ジローやハナも)、

こんなことも含めて愛おしくシャッターを押した。

「よーし写真撮ろうぜ!」

というナルちゃんの号令があり、

小百合さんがカイルくんを抱っこすると大泣きして、

それに大笑いした私たちだった。

陽暮れとなり、

昔話ともお別れとなった。

藤沢偉人のお一人であるリュウちゃんが、

ヘビーローテーションで着てくれているブライトロマンチカTは、

レバレッジフィッシュのノベルティで、

オンライン販売前にNAKISURF店舗で完売してしまったので、

いわばレア系のものだ。

【巻末リンク:NAKISURF来店時の偉人リュウちゃん】

【サーフィン研究所】タマサキの仲間たち_名店シンブン4号到着_(1099文字)

【巻末リンク*2:春分の日のサーファーズ岬】

【サーフィン研究所祝号】皇紀2685年春分の日_サーファーズ逗子のドラグラ景 _(945文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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