【サーフィン研究所無常歴史号】台風みたいな低気圧_Surfers Forever!_(1638文字)

Takibi God on 96 (290cm)

タマサキ(千葉北)は、

昨日もオーバーヘッドぐらいあったけど、

今日はさらに秒数を上げてきた。

平均12.8秒だなんてマッシブな1.5mの東北東うねり。

北に動いた低気圧のものからだわかるけど、

これはまるで台風と同様にパワフルなものだ。

仏教用語で「成仏」とある。

なぜブッキョウかというと、

サーファーズが閉館したので、

名残惜しく、

動機やめまいがして、

もはや「教え」にすがるしかなくなったからだ。

心からそう感じている。

「ひとつの時代」

サーファーズはそんな存在だったのかもしれない。

さきほどの成仏に戻るが、

タキビ神が言う

「ジョウブツ」はここから来ていて、

下記と同じ意味だろう。

あいまいなのは、

私のような凡人だと推測や願いでしかないから正直に書いている。

さて、

成仏というのは、

目覚めた人(悟、覚の最高位)に成るということらしい。

現世のこの身のまま、

真の世界に目覚めることができるぞと、

密教八祖の空海も説いていた。

たとえばサーフィンという存在の本性や、

生き方を明確にし、

スタイルとして表現し続けるのがサーファーとしての成仏だろうか。

法王はすでに満票で殿堂入りしている。

今回のサーファーズ・ラストとは、

私に強く何かを問う哲学であり、

現実的存在=本質重視の無神論でもない。

宇宙や空間、

神や祈りがあり、

悟(さとり)というのは、

単位を変えて宇宙的な永劫、

または極小の素粒子と体積を変えて帰結を示すとわかった。

さよならサーファーズ。

ありがとうサーファーズ。

ナルちゃんと小百合さん、

そして泰介さん。

ここに書ききれないほどの数がいる仲間たち。

「サーファーズと」

いう名前と、

前述した真の響きあり、

さらには、

「カモン」と言うナルちゃんこと、

成瀬さんのキーワードが練られ焼かれ、

海で遊び、

うまい酒を飲みつつ、

すばらしいサーファーたちが集まった。

泰介さんの思想に集うサーファーのほとんどは、

他者や違うものを受け入れることができる心を持つ。

全体主義者の罠を見破りつつ、

すり抜けることができる。

そんな穏やかな視野で見る夕陽は、

明日から新しくなる。

諸行無常の響あり。

These photos, including this one, were taken by Takiro, myself, Kegon-san, or are Nalu-chan’s memories and records. and @sky_and_sea_muroto

昨日ここに書いたのだけど、

ジョージと井澤さんとで、

サーファーズの前の波をモニュメンツと名付けよう案があって、

このことを泰介さんに聞いてみようと思っていた。

Bonzer 1971/ 6’5″

サーファーズ岬の波写真を探してみた。

これはボンザー1971。

半世紀前のボードでタイムスリップ感を味わった。

トロちゃんこと、

トロピカル松村さんの教えがいまに活きる。

ありがとうバックトゥザフューチャー気分はピーチパイ。

Catch Surf ODYSEA® Skipper Fish 60(183cm)

うまく乗り継ぐと、

かなりの距離が乗れるかもしれない。

ここで波を読むことは「なぞなぞ」だと思い知った。

モニュメンツの、

隣の湾の波は、

佐久間洋之介くんが愛した波で、

彼の名から「ヨーノ・ピーク」と命名されている。

Catch Surf ODYSEA® Skipper Fish 60(183cm)

ちなみにサーファーズ史詩として冒頭に出てくる佐久間さんは、

ヨーノのお父さんである。

この波も成仏級だった。

Live fast Die Last

Surfers Forever

by Takiro

【巻末リンク:サーファーズと成瀬さん、そして泰介さんの基礎編】

【サーフィン研究所特大号】サーファーズの奇縁と横山泰介さんとの38年間_(1926文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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