少し前までは沖縄にいたが、
本土＝千葉に戻ってくると、
春の息吹みたいなものを感じた。
千葉の玉前神社にお参りして、
アクアライン経由で逗子を目指しつつ、
きんちゃんと合流してマリーナ・レフトに行くと、
郁夫さんの、
サーフされた後の笑顔が撮れた。
このバイクに目を奪われたので聞いてみると、
『スーパーカブ C１２５』だという。
やはり名車はその気品をたたえ、
長く心に残るような残像の余韻を残した。
その足でマリーナの朝陽側の岬の逗子海岸側に出ると、
『サーファーズ逗子』がある。
昔は崖の上にある空き地だったので、
ここでの記憶はあまりない。
しかし、
『サーファーズ岬』でやたらとサーフしていたので、
岬側からこちらの方向に確かな記憶がある。
ナルちゃんこと、
成瀬一郎さんはサーファーのオヤブンであり、
アニキであり、マスターだ。
ナルちゃんは、
逗子海岸での海の家『ザ・ロード・アンド・ザ・スカイ』を５年間経て、
海岸条例でライブ禁止となったころ——
ここにダイニング・レストランを出店された。
２０１４年の夏だという。
『ザ・ロード・アンド・ザ・スカイ』は、
ロースカと言われて伝説的だが、
１９９８年にナルちゃんたちが三人で手作りしたお店だというのはあまり知られていない。
私が初めて行ったとき、
まるでブルースブラザーズに登場するようなダイニングバーだという記憶を残した。
総料理長のご友人家族とサーファーズでお会いできた。
波乗りの話をしたり
サーファーズ岬の波質をジマンするのは楽しい。
こんな偶然があるのも、
サーファー交差点と呼ばれるサーファーズの魅力であろう。
昨日の天皇誕生日は、
麗（うら）らかな日に恵まれた。
なんと、
海水浴をしている人たちまで現れた。
ナッキーはサーフ後、
ウニ畑に囲まれたときの心境を語ってくれたが、
なぜか無傷なのはキャッチサーフによじ登ったと推察された。
３８年前、
七里ヶ浜に伝説のフレンチ・レストラン『JJモンクス』があった。
そこのテラスでワインをよく飲んでいたのが、
横山泰介さんと大野薫さんのお二人。
昭和５７年は、
大人はキリンラガーを飲むものだと思っていた私は、
それを見てカルチャーショックを受けた。
大野薫さんは、
波乗りに行くには、
とにかくハダシで行けと教えてくれた。
「ビーチサンダルは恥ずかしいからな」
そんな名言を残した。
先輩にも不良、
秀才、
天才、
奇才、
キチガイ、
酩酊、
総料理長といろいろいらしたが、
この二人は加山雄三さんとジョニー・デップと、
ブルース・リーとトム・カレンを足して等分に割ったように映っていた。
↑青山での老師泰介さん。
フレッチャー親子とジョエル・チューダーたちとの
ウナクネサミットを記念しての炎のセルフィーの瞬間でありました。
（炎のセルフィとは＝１秒間に２００万回シャッターを押すことで、
炎のオーラが１７ｍｍレンズの画角を包むという超大技です。
通常のカメラですと、シャッター幕が切れますので真似をしないでください）
横山泰介さんは心優しく、
サーフィンもすばらしく、
息をのむような写真を焼き付け、
そして天女のような優しさでふわりと存在されている。
上記したように３８年前から彼を知るが、
これらの印象は全く変わることはない。
この稿で彼のことを多々書いてきたが、
最近では、
TV番組とかファッション誌のほうが詳しいようだ。
３８年前を追想して、
泰介さんと海辺でワインを飲んでみたが、
悪くはない気分どころか、
忘れられないほどの記憶を残した。
（巻末リンクを参照ください）
陽が岬の向こうに落ちてくることになると、
岸さん、大野くん、
そしてウメちゃんが現れた。
サーファーズ岬は、
マリーナ側とこちらサーファーズ側で分かれるが、
対立などは一切なくお互いを尊敬しているというのが、
品がある一例として記載しておきたい。
ちなみにきんちゃんと岡本さんがマリーナ側で、
泰介さんやヌマさんたちがこちら側だという話をしていたら、
ガラさんがジャイアンのお店の片付けを終えて帰られるところだった。
夕陽が落ちると、
さすがに冷えてきて、
まだ２月だったことを思いだした。
すると、
「サウナがあるから暖まっていけよ」
ナルちゃんからの神の声がし、
私は『Know the Feeling』というメッセージを受け取ると、
タキローと法王から連絡がやってきて、
今日の記憶というのを焼き付けていた。
□
【巻末リンク：横山泰介さん】
【巻末リンク＊２：泰介さん＠サンクレメンテ】
【巻末リンク＊３：泰介さん＠サーファーズ】
【巻末リンク＊４：１６年前のナルちゃん】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
