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スイミングプール_怨念から夢へ_そして獲得_満月

季節はずれの南西うねりが届いている。

今年最後の南西うねりだろうか。
それにしても貿易風が強いなあ。

ここはなんとかオフショアを保っているが、他の場所は横風にあおられている。

闘牛ポイントがオフショアであるが、こんな日は混んでいるのだろう。

今年はエルニーニョの反対の「ラ・ニーニャ」だそうで、全般に波が小さかったという感想だ。

一緒に行ったウッドは波乗り中毒患者で、毎日3ラウンドをこなしている強者だ。

2007年ワールド・グランドチャンピオン(まだですが、もう決定ぽいです)のミック・ファニングはコア・トレーニング、つまり体幹トレーニングを施している。

ウッドも負けずとそのコア・トレーニングをするのだが、週末にクアーズライトを14本飲んだとか言って二日酔いになっているので、ミック・ファニングに追いつくのは人類が火星に移住してからになるに違いない。

でも波乗りが大好きで、短期不動産仕事をジョージア州で行い、この島にいるときは24時間を波乗りに費やしている。

「毎日波乗りをしている」と聞くと究極の娯楽に感じられるのだが、実際には背中は筋肉痛でギリギリ音を発して動かなくなり、リーフで切った足の各所は痛み、慢性日焼けしている目玉は充血し、鏡を見るたびに自分が体はぼろぼろとなっていることに気づく。

島でやっていると、一瞬の判断ミスでギザギザ棚に叩きつけられ、DL(故障者リストのこと)送りとなってしまう真剣勝負なのです。

気力、そして体力が充実していないと不可能であり、それでもまた海に向かうのは怨念以外の何ものでもない。

怨念を「夢」と置き換えると字面はすっきりするが、どんなスポーツや武道、はたまた勉強やビジネスでもこの怨念がなければ一流になるのはむずかしいと思っている。

しかし、その怨念が実を結ぶときがあり、そんなときは天に昇ってしまうほどのうれしさとなる。

この感覚を求めて、俺たちはまた海に行くのだろうな。

「そよ風の中、オレンジ色に染まった世界の中で、遠くまで伸びた斜面を滑走していった」

と書けば、波乗りする人たちにはこの『獲得感覚」を理解してもらえると思う。

満ちた満月が欠けはじめましたね。
このページの左側下に「月チャート」を載せましたのでご利用ください。


7 thoughts on “スイミングプール_怨念から夢へ_そして獲得_満月

  1. #18

    お誕生日おめでとうです。

    WSのウイニングボールを送りますね!

    某リーフにもお誕生日波が届いています。

    zhzh!!!

  2. ふなき

    #18 さん、
    題名はワールドシリーズノウイニングボールぜひ!
    と読みます。

    昨日キンチャンズにBD2を持って行った人がいたそうですね。

  3. manga

    ウッドさん、凄すぎです…..
    クアーズ:14本も凄すぎです…..きっとファニングは14本も飲めないのでは(笑)

    遅ればせながら…..
    お誕生日おめでとうございます!

  4. ふなき

    俺はキリン中瓶1本がやっと飲めるかどうかです。

    ありがとうございます。

    古久屋で乾杯しましょう!

  5. しゅうまぃ

    怨念、の下りにある海の写真の空。
    何故か惹かれる。

    お誕生日、DDGNKKNKSTKおめでとうございますm(__)m

  6. ふなき

    mangaさん、
    やはり知ってましたね。

    しゅうまぃさん、
    いつもありがとうございます。
    アンタレス的にうれしいです。
    DDGZHZHTZST100%5151