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試作品5’5″/5’10″ネオレトロシングル(仮名)_奄美の勇生さん_夕暮れ色の波にニコリンターン_サーフボードが変わると、人生が変わる_『プレミアコーヒーVSプレミアサーフボード』_(1444文字、短編です)

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ノースハワイに戻ると、

一本のボードが届いていた。

『ドノヴァンが求めるネオ・レトロシングルフィン』

というのがテーマのサーフボードが完成しました!

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/18204

レトロスタイルを崩さない、

高性能のシングルフィン。

なんと名付けようか?

ひとまずは

『ネオレトロシングル(仮名)』

としてここに載せておきます。

こんな美しいテイルラインは見たことがない。

スティンガー概念と、薄くしたスワロウテイル。

「テイルを薄くすることによってしならせる」

「しなる部分で波をがっちりと掴む」

めでたい2011年にふさわしいデザイン。

もうクラクラッとしてきた。(嬉)

5’5″ x 19″ x 2-3/16″ (until pin tail end)

5’10″ x 19″ x 2-3/16″ (whole board end)

ステッカーや、

Zパッドをピンテイルラインに切って貼った。

薄いのでリーシュプラグではなく、

ロービングというレトロスタイルも花マル。

で、昨日ノースハワイ到着後にビーチハウスに行くと、

なんと奄美大島出身の勇生プロがいた。

「結婚式をこの島で挙げたんです。

もう二週間もいるんですよ」

と言うので、

俺の(元クリスちゃんの)バターゾーンをお貸しし、

一緒にサーフとあいなりました。

ニコリンサーフ3分前。

ひさしぶりに見るノア。

「むずかしいことができるようになったんだよ」

と胸を張って言うが、

俺にはその違いがわからなかった。

勇生さんの初ビーチハウス、

初バターゾーン。

グリーンヒルのTシャツがすてきです。

「グリーンヒルのお母さん、お元気ですか?」

思っていた通りの斬れ味。

乗っていてうっとりニッコリ。

テイルが薄いので、

“切り出し”が簡単で速い。

夕暮れ色の波にニコリンターン。

「それ、乗ってもいいんですか?」

という勇生さんに

「ぜひ?」

とお渡しすると、

入るないなや、

ものすごレイバックをかまして、

一同「ギャブー」。

「普通のトライフィンみたいに曲がりますね、これ!」

と伝えてくれた勇生さん。

すばらしいサーファーにウツクシキサーフボード。

すばらしい夕陽にうっとりし、

そういえばウエットスーツも着ていないぞ俺たち。

暖かなノースハワイです。

さて、話は変わって今日。

時差ぼけもなかった俺を迎えてくれたのは、

頭半程度のメジャーリーグベイ。

もちろんネオレトロシングルでサーフしてきました。

「オーマイゴッド!ランボルギーニみたいだ…」

ルアーデザイナーのマーク・ホワイトもびっくりのスタイリング。

ここで快晴無風のすばらしサーフをして、

イシハラマートに行くと、

アヒ(マグロ)のフィッシュサンドイッチが待っていました。

時に2011.1.27のことです。

大げさですね。(笑)

タルタルソースを使い捨ての

『ネオレトロシングルナイフ』

でタルタルっと塗って、

めでたしめでたしな日となりました。

「サーフボードが変わると、人生が変わる」

というコピーを浮かばせながらカウアイコーヒーを飲みました。

豆がもうなくなってしまったので、

リチャードにオーダーしないとなあ。

『プレミアコーヒーVSプレミアサーフボード』

と得たが、なんだか

『ゴジラ対ガメラ』みたい。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

すっかり週末ですね。

何をしてお過ごしでしょうか?

俺はこれから夕陽波を撮ってきます。