メキシコ、サユリータ(小百合太)からこんにちは!
南うねりがひそやかに入ってきている。
たまらず宿の前のポイントブレイクでサーフ。
この部屋から徒歩80歩で浜なんです。
3ラウンドサーフしたら陽が暮れた。
夜の街の風景は異国情緒というか、
異国そのもので、
今まで行ったローカルメキシコ(バハ)とは違い、
メキシコの景色をたっぷりとたずさえている。
「濃いセルベッサ(ビール)をください」
と美人のウエイトレスに伝えると、
出て来たのがこの銘柄。
ボヘミアという名前で、
ダーク系の味わい深いビールだった。
日本にもいつかやってきて欲しい。
キャッチコピーも考えちゃいました。
「艶やかなメキシコから、大人のビター」
夜のうるささヌメロウノ(ナンバーワン)は、
このバンダ(BANDA=小規模のオーケストラ)楽団で、
15名編成、11名編成あたりを筆頭に、ぞろぞろと現れた。
次には7人組、5人、4人、3人組、
そしてソロとマリアッチ楽団もやってきて、
じつに10グループ以上の楽団が、
街を競うように練り歩いていて、
圧巻だったのは、うるさいまま睡りについたのだが、
なんと一晩中、
朝5時になっても演奏していた。
http://www.youtube.com/watch?v=Tu4Hnbor9rI
やかましく聴きながらも思いだしたのが、
KISSのロックンロール・オールナイト(Rock and Roll All Nite)
という楽曲で、
“You keep on shoutin’, you keep on shoutin’.
I wanna rock and roll all nite and party every day.”
という歌詞まで思いだしてしまった。
そうこうして、
サーフしてまた戻ってきてランチの時間になっても、
バンダ、そしてマリアッチたちは帰る様子もなく、
パラララ?
パラララララ?♪
と、永遠に演っていた。
この車は今回のレンタカーで、
なんとドドゲ社製!
運命を感じながら北へ南へ4時間動き回り、
ついに美しいブレイクを見つけた。
岬波で、
南うねりの角度のみ反応するポイントブレイク。
しかも小百合太のオンショアが、
ここではオフショアとなる。
うーむ。
ひさしぶりに高速滑走できたので、
サーフボードもうれしそうだ。
水温はあいかわらず低く、
地元の子は、
“ウエットスーツが買えない”
という理由でトランクスで入っているが、
実際には、
ショートアームフル(日本式だとシーガル)が適温だろう。
今日から週末で、
『サユリータ骸骨音楽祭』
なんだそうで、街はすでに賑やかになっている。
騒々しいのは苦手だが、
なんとか楽しんでみます。
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Dセンパイがこちらに向かっているとメールにはあった。
それから2日しても音沙汰がないが、
無事に入国できたのだろうか?