昨日はブログを書いてからカイル鞠黒の事務所に行き、新しいステッカーデザインについて話しました。
現在NAKISURFではプロモーション用のデザインを考えています。
さて、今日も波が小さいというブイ情報のノースハワイ。
釣り竿とサーフボードを1996年の名車アコードに積み込み、闘牛岬に向かう。
このアコードは折からのガソリン高騰に耐えられず、あっちゃんのサビタ2号と交換トレードしたのだが、この燃費が良いセダンは人気があって、差額が1750ドルもかかってしまった。
しかし、ひさしぶりのエアコン、CDプレーヤー完備とあってドライブ気分はゴージャス。
エコまでいかないけど、低燃費でお財布にもやさしいのです。
4駆のサビタ1号がまだ残っているので、4駆が必須のイナリーズはサビタ号で行き、闘牛、リリコイ、ホワイトハウス、空港街へはアコードで、と運転計画をたてる。
ブラックダイヤモンドならこうして後部座席に入るから、俺にはばっちりなのです。
アコードにもしゃれた名前を付けないとなあ。
錆びていないから3号にはならないし、車高が低いから「フェラーリ」はどうだろうか?
と勝手にフェラーリと名付けた。
さて、闘牛に着くとクレイグがすでに来ていて、竿2本の二刀流で堤防から釣っていた。
波は小さく、たった一人だけがロングボードでサーフしていて、たまにやってくるセット波が膝サイズというすばらしき釣り日和である。
クレイグはもうパピオ(カスミアジ)を1匹釣りあげたそうで、「デモね小さかったからニガシタヨ」と言う。
サイズを聞くと、30cmほどの手の幅を示し、「それは十分なサイズだよー」と言うと、「ソウナノ?もっと大きいのを狙っています」と自信満々だ。
いいねえー、と一昨日ナヴァーナで付けたままのソフトベイトを投げると、真下でシルバーの魚がギラリ!そして竿にずっしり、ドラグがギーー、と鳴った。
「おー!」
と言いながらドラグを締めると、クレイグが「モー釣れたのですか?ナキさんは、さずがジョーズだねえ」という声を聞きながらウルトラライト竿、4LBテストラインだから引きに翻弄され、クレイグさん側に持っていかれる。
頭の良い魚で、岩の向こうに行ったりしてラインを切ろうとしているが、俺も堤防をあっちこっちに行き、なんとかランディング。
開始5秒で釣れるとは思わず、思わず顔がにやける。
クレイグさんが用意していたロープに口からエラを通し、このようにしてから針を外した。
でないと石を積み重ねた堤防の上では魚が下に落ちてしまいます。
クレイグさんが「写真を写しましょう」と撮ってくれたのがこれ。
小さいけどグッドファイターでした。
パチパチー!
で、このパピオをニジマスのようにつないで堤防の下に流しておこうと、海面に入れたら何かがパピオの体を咬みちぎった。
一瞬である。
「あれー!」
とかわいそうな勇敢パピオの哀れな姿。
ごめんなさい、と合掌(涙)
鮫だろうか?
このパピオを軽く一口でかじるとは相当な魚のサイズである。
これじゃ俺の足もひとかじりだろうなあ、と今までここでサーフィンをしていたことが怖くなった。(本当)
そういえばこの濁った水の色はまるでアマゾンのようなので、ピラニア風の鮫なのかもしれない。
そんなこともあり、堤防だと道具が落ちそうになるのと、足場が悪く自分が動きづらいのでビーチに降りて、浜から釣ることにする。
胸までつかり、波に揺られながらサーフキャスト。
こっちの方が俺のスタイルだなあ。
で、こっちは入れ食いに近く2投目でこの魚がかかった。
名前はなんというのだろう?
宇宙戦艦ヤマトのドメル(小マゼラン方面軍作戦司令長官)の「ドメラーズ」みたいだからドメラーと名付け、
写真を撮って海に戻し、3投目にはこれ。
これはカサゴに似ているから「カサゴン」。
で、少し喰いが止まり、一度ルアーをリーフに引っかけてしまい、BD3を出動させて回収したりしていたら、波に乗りたくなった。
「よーし後5分だけ」と投げるとこれが釣れた。
虹色できれいだなあ、とこれには「ニジイロサカナ」と名付け、竿をサーフボードに持ちかえて沖に出て行く。
パドリングしていると様々な魚の気配があり、この豊かな自然に感動した。
沖に出るやいなや、いきなり特大セットが来た。
胸くらいだろうか。
堤防にいるクレイグに聞こえるように口笛を吹きながらそれに乗る。
あまりにもいい波だから記憶保持のためにもう上がろうと思ったが、まだ始業開始まで時間があったので、「もう少しだけ」と沖に戻るが、今度は波がまったく来なくなってしまう。
膝以下のをなんとか2本乗り、最後にもう一本、と願うとまた良いサイズの波が来た。
沖から崩れてくる飛沫が虹色になり、「この波は美しい」と感じながら岸まで乗って、時間いっぱい。
魚に波と大満足で岸に上がって、今日の道具をパシャリと撮った。
必要なものは竿とリール、ルアーにサーフボード。
こんなシンプルな遊びを楽しんだ朝でした。
帰り道に気がついたことがある。
それは今日の釣果、波は魚4匹に波4本。
どちらも最初に大きく、最後は虹の締めくくり。
不思議な符号だなあ、とこの偶然にハワイのマナ(エネルギー)を感じました。
(おしまい)
オフィスでは「なみある?」用動画3編製作終了、
ドノバンから電話があって、俺と彼のコラボレーションがUSサーファー誌の表紙になったと聞かされるが、まだ見ていないのでうれしさ半分。
そこでサーファー誌の副写真編集長のJPに電話すると、「おめでとう」ということ。
「むむむ早く見たい」と思うが、ここは田舎島なので届くのは半月遅れだろう。
すぐにドッキーから電話で「次号の広告に写真を使いたい」とのこと、
そしてフランスのトリップサーフの編集長から、
ドノバン関係の広告代理店、
ビラボン・オーストラリアからのメールがあった。
なんだか急に人気が出た気がするが、「人気は一瞬」という言葉をかたくなに信じているので、にやりともせずにメール作業にいそしむ。
最近ずっと開けていなかったMIXIにログインし、こちらのメッセージとコメントの返信をする。
MIXIブームも去ったようで、多くの友人の「最終ログインは3日以上です」というのが印象的だった。
YOUTUBEもMYSPACEもいいけど、日本ユーザーに対してチューンナップされていないし、そろそろ誰か他のソーシャル・ネットワーキング・ サービス (SNS) を作ったらヒットするのではないかな、とチラリと思ったのです。
闘牛ポイントは波も釣りも最高ですね!
パピオを食いちぎったのはサメでしょうか?(汗) こんど闘牛に入るときは足を食いちぎられないようにしないと・・・。
鮫です。
わんちゃんの足を狙っていたと地元誌のインタビュー記事にありました。
鮫かな?なんて思いつつビーチに場所移動し腰まで浸かりながら釣りを続け、更に引っ掛かったルアーをBD3を使って外すした後Surfしたフナキさんが凄すぎですー!!!!!(5が最高)
そう言われてみればそうですね。
いつも海に入っているので、あまり気になりませんでしたが、堤防周りは危険かもです。
危険危険(5が最高)
カビカのあっちゃんと高林のわんちゃんはわかりましたか??
どうもいつもブログを楽しく拝見させていただいております。
くるまについてですが、
自分は10万円で友人からミニバン譲ってもらいました。荷物もそこそこ載るし車内泊可能、満足です。
自分はこの車をにせゴルフと呼んでいます、かわいいやつです。
NAKIさんもアコードにフェラーリとは名前がおもしろいですね、
やはりサーファーにはおもしろい遊び心が必要なんですね。