今日も夜明け前からホワイトハウスに行く。
サイズが上がるはずなのでPISTOL-4の6’6″を持って行く。
到着すとあれあれ?
大きくなるはずの波は小さくなっていた。
変だな、と毎朝必ず砂浜でヨーガをやっているミスター・アシュタンガに「波はなくなっちゃったのかな?」と聞いてみると、
「間違いなく小さくなっている」
との答え。
家に帰ってもしょうがないので、沖にパドルアウトしてたまにやってくる胸程度のタプン波を乗った。
上がってくるとピジンオレンジのジーボーからの電話。
「お前もうサーフィングしたのか?」
「今上がってきたところ」と俺。
「どこでやったんだ?」
「ホワイトハウスだよ」
するとジーボーは、「昨日俺はホワイトハウスで大きな鮫を見たぞ。それを見て慌てて上がったんだ」
「そういえば昨日はモンクアザラシや、イルカやアオウミガメにトリプルレインボウといろんなの見たんだ。やっぱり変な日だったなあ」
「まあ、気をつけようぜ」
「ジーボーさ、見たのなら昨日の夜に教えてくれよ。それを聞いていたら今朝ここには来なかっただろうけど」
「次は言うよ、じゃあな(SHOOTS)」
と電話を置き、釣りに行くとこんなきれいなパピオがかかりました。
そういえば今朝、長い波待ちをしていたら釣りに詳しいマイクが「北ハワイ海域でフードチェーン(食物連鎖)の頂点はなんだと思う?」と聞くので、迷わずに
「鮫!」と答えた。
マイクは人差し指を立て、それを左右に振りながら(違う違うという意味)
「そうだ、タイガーシャークだ。でも最近海を調査する団体がいて、その結果が出たんだけど、食物連鎖のトップは鮫ではなく、なんとウルアだったんだ。それには俺も驚いた」
「ウルアってパピオの大きいやつだよね、鮫はウルアを食べられるでしょう?」と俺が切り返すと、
「ウルアはウルアでも体重が100?150kgあって、しかもそれが300?400頭も集まって沖に棲息していることが確認されたんだ、と真顔で言う。
巨大ウルアかあ、海の中であんな大きな魚をたくさん見たら俺はどうするのだろうか?
海の中はまだまだ不思議なことだらけです。
では良い週末を!
ここ南カリフォルニアでも今年の5月に鮫の被害がありましたが、本当に鮫は怖いです。
海には毎日のように行きますが心のどこかで鮫の心配をしてます。
そのサメよりも食物連鎖で上位に位置するウルアという魚を一度見てみたいですね。
とりあえず刺身にしてみたいですね
見えないところから来るから怖いですよね。
ウルアはロウニンアジなので、日本でも見ることができます。
奄美大島の森哲太プロがこの魚を釣る名人と聞いています。
刺身もおいしいです。
しょうが醤油が最高ですよ。