こんにちは、

ノースハワイから船木です。

「うねりらしいうねりはないよ」

と長老が言った朝。

ホワイトハウスに行くと、

胸サイズの波がさびしそうにブレイクしていた。

俺はあの波で燃え尽きたというわけではなく、

なんだろうか、

「もう満腹」という感覚だろうか。

「あの波」についてはこちらをご覧ください↓

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/25151

そこで、ノアたちとカメラを持ってビーチハウスに行くと、

タプンタプンの満潮波だった。

全員がAVISO 6’12″に乗りたいということになったので、

30分おきの順番制とした。

俺は、

昨日ノアにハングテンを決められたこともあって、

それが悔しく、大人げもなく自分からの順番で乗り始めた。

まずはハングテン。

ノーズのティップに正確に乗っていないため、

オンザボード誌のMさんなどから

「オールモストですね」

とメールが送られてきそうだが、

新米なのでこんなものである。

ただ、こんなノーズジョブでも世界ノーズライドチャンピオンのクリスちゃんが

「すばらしいデス！」

とほめてくれたので、それだけがジマンなのです。

ハングヒールにも挑戦するが、

これがなかなかスリリングで、つまり怖いのでありました。（笑）

でもコツはつかんできました。

ボトムターンもスクエアに。

ハングファイブちゃん。

「ちゃん」

というのはここではちょっと違うと思うが、

気持ち的にはこんなものであろうか。

クリスチャン・ワックに分析させると、

ノーズコントロールさせやすいのは大きく硬いフィンで、

このグニャリフィンでこれだけできるのデシタラ、

大きなフィンを付けたらとんでもないことになる、と聞いて、

次回はガチャリフィンを付けてみようと決意する。

ミニノーズ世界にはまっているノア。

このボードのことを「ロングボード」と呼んでいるが、

ノアにとってはロングボードだろうね。

ノアの友だちのセイジ。

12歳で、サーフィン歴2年。

同じ学校で学ぶノアは、

「セイジのサーフィングは、ファストラーナーだね！」

と彼を讃えていた。

（fast learner＝早くおぼえること）

俺もセイジが大好きで、彼はいつも楽しそうに海で遊んでいる。

これはノアのお古のボードで、

セイジには浮力が足りないが、

彼は全く気にしていなかったのがすごい。

そうだ、このセッションの後で、

NAKISURFからセイジにさらなるノアお古のボードと、

ワックスとステッカー、そしてサーフィンDVDと、

SURFSURFSURFキャップ、リーシュを

「いつかセイジがなってくれるNAKISURFライダーの契約金の代わりだよ」

と冗談を言いながらプレゼントしたら、

「WOW！クリスマスみたいだ。ボクはありがとうを１０００回言います！」

と大喜びして帰っていった。

子どもがサーフィンに打ち込んでいるのは、

TVゲームをしている姿より１０００倍美しく、そしてすてきなのです。

これは野球もサッカーも武道もみんな同じだが、

身体を使って己の肉体、精神を追い求めていくのは、

人間の本来の姿だと思う。

これが22世紀になっても同じだし、

近道や裏技で逃げられないということを知るのも大事なことですから。

ニコリン師範候補ノア。

「このフィン、すごくルースだよね」

と言いながら膝を柔らかく使ってアジャストメントしていたので、

彼もそろそろ初心者から次のレベルに入ってきたのだろう。

グニャリフィンの効能やいかに。

逆真流のカイラだが、

ロングボードみたいなミニにみんな楽しませてもらっている。

「こんなボードがあればいいのに」

というのがAVISOで具現化されました。

21世紀はやはりすごい。

それでは今日もすばらしい日を！

「笑う門には福来たる」です。

いつまでも永遠に笑っていましょう。

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5年前（正確には4年11ヶ月前）のノアのサーフショットを発見しました。

↓こんなに小さかったノア。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1437

今こうして一緒に同じ波でサーフする日が来るとは思いませんでした。

と、ブログの「以下の記事もあわせてどうぞ」というので、

『波乗り愛』という投稿日を見つけました↓

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1470

旧いブログですが、

よろしかったら読んでみてください。

ブログは記録そのものですね。

ALOHA!!

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