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COLEニューモデル・プロトモデルをカット_世界共通プロ集団のリスペクト_おいしすぎてブラックバーガーに感じるThe Riders Club@San Clemente_ブライアンの今日_(1561文字)

AVISOプレミアムゴールドレーベル

Cole 5’0″(BD3)

COLE本人。

サンクレメンテ出身シェイパーで、

名実共にナンバーワンのコール・志村。

よく見るとやたらとハンサムなのを知っていましたか?

いつでもボードデザインのために前進している。

今日はライアン・インゲル率いるNATION/CANVASに行き、

新しいモデルのプロトモデルの現物をコンピューターシェイプで得た。

オペレータたちとありとあらゆる側面からボードデザインの質問をしていた。

「センターはnineteen, seven eighthか?」

(19と7/8インチということ)

とか、テイルブロックのバリに至るまで聞きまくるコール。

普通コンピューターシェイプとなると、

ハンドシェイプ出身のシェイパーはタジタジとなるのに、

コールはさまざまなことを吸収しようという姿勢だった。

すごく大事なことをコールから教わった。

絶えず学ぶ姿勢が重要ですね。

新モデルは、

グラスホッパーを解体するところから始まっています。

これにフィッシュのアウトラインをブリードして、

レイルも完全にコピーしているライアン。

レイル形状は、

イラストレーターで言うところのアンカーポイントがついていて、

それを同様にハンドルで曲線を描いていく方式。

ミラー(鏡)になっていて、

片側を動かすと、

反対側も同様にデザインされていくのがサーフボード的ですごい。

名匠COLEのためにはみんなも真剣で、

「プロ集団のリスペクトというのは世界共通だ」

とまたうれしくなった。

コールとお別れし、

リン・スタジオの前を通ると、

「ウイーン?!」

とモノスゴイ音がしていて、

中をのぞくと、

凛太郎さんがLPレコードのクリーニングをしているところだった。

「アナログ盤の欠点は静電気なんですよ」

「日本の人は盤に対して扱いがいいですけど、

アメリカ人はやばいです。みんなキズキズで嫌になります」

とこぼしていた。

ブライアン・ベントとランチの約束をしていたので、

「the Riders Club」に行く。

http://www.ridersclubcafe.com/

ブライアンはいつもの

「チェダー、ミディアム、グリルドオニオン。コーク」

俺は

「ミディアムレア、グリルドオニオン、ビーツ、ケチャップ、カップオブ・ウオーター」

というオーダー。

マネジャーのお兄さんがまじめにレジを打つ。

感じの良い人たちで、

俺たちはみんなこのお店のファンなのです。

注文して5分55秒後(本当)にやってきたバーガー。

「もうアメリカイチバンです!」

となぜかアブラハム・リンカーンの顔を思い浮かべながら溶けるような味に満たされた。

どうしてここまでおいしいのか。

アメリカはおいしいものがないと思っていたが、

ここはフランスにひけをとらないほどグルメなんです。

「やばいものが入っているのか?」

とひそひそ声で心配するブライアン・ベント。

そういえば昔のマンガ「包丁人味平」で、

麻薬入りのブラックカレーというのがありました。

ここのシェフは偶然にも鼻田香作に似ている。

アトリエに行き、創作活動に勤しむブライアン。

新しいボックスサーファーシリーズが完成しました。

少ししましたらNAKISURFでも扱いますね。

ブライアンのトラックには色々なものが積んである。

疲れてしまって休んでいるBB(ブライアン・ベント)師匠。

いや、あれはやはりブラックバーガーだったのか!?

お先にサンクレメンテには黄昏がやってきました。

どうぞすばらしき週末になりますように!

明後日は3月11日。

どんな気持ちでその日を迎えるのだろう?

いつもよりしっかりと、

そして真剣に生きていることを感じています。

それではまた明日!

今日も来てくださってありがとうございます。