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naki's blog

サンクレメンテ・ピア極小波でのプレイング・マンティス_すてきなイタリアンディナー_(1639文字)

サンクレメンテの夏。

気温26度、水温20度。

これがこちらの盛夏の数字だろう。

新しいマンティス、

カラーボードの方に乗りたくてうずうずしていたのだが、

波情報によると、サンクレメンテのどこも膝サイズということ。

「お勧めボード」

がロングボードサイズとなっていた極小波の本日。

それでも潮の上げ際にはなんとかできるかも?

というささやかな期待を持ってピアに向かった。

駐車場で会ったのが彼。

シエィそっくりだったので、

「シエィの弟?」と声をかけると、

その通りでマティだった。

マティとは、

11年前にコスタリカの彼の家で会っていて、

「今いくつなの?」

と聞くと、なんと19歳ということで、

あの時8歳だった子がこんなに大きくなったことに驚く。

「10年ひと昔」ですね。

さて、ピア波はやはり小さく、

でもやたらと空いていた。

聞くと、

一時間前は乗れる波がなかったのだそうで、

そこまで小さいのはひさしぶりと少し驚いた。

ボードはクアッドセッティングのカラーフォーム版を選びました。

あ、サマージャケットキャンペーン中なので、

リユニオン製のサマージャケットを着てみました(^^)

https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/39556

マンティスシリーズの特徴は、

テイクオフが速いということ。

パドルをちょんちょんとするだけで、

「シャー」と滑走を始めていくのだからたまらない。

すぐにターン可能な速度となり、

緩慢で小さな波のトップに

「クヌヤロ」していった。

(写真は、ピア上から撮っているから大きく見えるけど、

実際には膝ももサイズです)

クヌーっと、夏のピア波に乗る悦楽。

熱くなってしまい、

フロントジッパーを開いてサーフしていた。

乗れる波は、

南西うねりなので、レフト(グーフィー)しか斜面開かずだったけど、

30分間の小波バックサイド祭りを終えました。

浜に上がってくると、

ビキニ見物していたローカルサーファーたちに

「このボード走るな」

とか、

「コールの新作フィッシュ?」

と囲まれて、

「マンティスの即席閲覧会」となりました。

波が小さくて、

インプレッションとはいかないけど、

「満潮で消えていく極小波に乗れていた」

というローカルたちの感想を鵜呑みと素直に受け止め、

自己マンライ認定をし、

ダブルマジックボード製作御礼をしにコールに会いに行った。

報告すると、コールのこのうれしそうな顔。

ロボはいつものインスタグラムで、

怪しい画像を投稿し、

「どうかな、オモシロイだろ?」

というのだが、

微妙なのでノーコメントということにした。

ちなみに彼のアカウントが、

robophoto

で俺のが、

nakisurf

です。

インスタグラムサイトはこちらに。

http://instagram.com/

コールのレトロボードがまだ売れていないのですね。

でもこのボードがあるからレトロ系のオーダーがたくさん入ったそうで、

やはり見本があると違うのですね。

友人に招かれて、

それはおいしいイタリアンをいただきました。

秀峰モンテ・アクアヴィーヴァに流れる自然水で作られた

ディチェコNo.12をアルデンテ以前で引き上げ、

この地特産の活きのいいシーバスを軽くソテーし、

フェンネル(ういきょう)とフレッシュガーリック、レッドペッパー。

それらを伊太利亜民謡を口ずさみながら、

最高級のオリーブオイルXVOOで和えた

『スパゲッティ・ディ・マーレ』

自分では出せない、

くやしくもやたらとおいしく、

かなり291お味でした。

こちらは、

『メランザナ・カーディナレ』

ラホヤ産のエッグプラント(茄子)をパン粉とさっと焼き、

エクストラバージン・オリーブオイルをたっぷりとしみこませ。

フレッシュトマトと、バッファローモッツァレラチーズと、

バルサミコを中温で溶かしたスペシャルトマトソースの逸品でした。

ああ、食は永遠なり。

すてきなことです。

ごちそうさまでした!

ステキな週末にしてくださいね。

こちらサンクレメンテの週末は膝予想です。