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伝説ストア(予定)モンゴメリー・モーターサイクルのオープニングパーティ!!_ルースキャノン・プロ_(2751文字)

小さな西北西、

そして南西うねりがサンクレメンテに届いている。

美ヶ原という地名があるが、

こういうトロリとした斜面を見ると、

美ヶ波という名前を付けたくなってしまった。

例によって夜が時々雨で、

朝から晴れてくるいつものパターン。

カルチャーの街サンクレメンテ。

また新しくオモシロストアがオープンした。

昨夜オープニングパーティがあったのだが、

規模がとても大きく、それは一大イベントだった。

http://montgomerymotorcycle.com/

場所はエルカミノ沿いの街の南側。

サーフィンドーナッツ屋と、

ペドロスの間と言えばわかりやすいだろうか。

のべ1500人が集まった大パーティ。

こうしてブラ師匠の自作ホットロッドもやってきて展示された。

もちろん自走。

モンゴメリーの若旦那ブレーク。

彼には、

ユナイテッドフィフティとモンゴメリーのコラボ

『ブラ師匠の手描き&手縫いカスタムロングスリーブ』

がよく似合っていた。

その当人たち。

ブレークのことをいつか書いたな、

と記憶していたが、

検索をかけてみると、この日に登場していた。

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/37145

店内がやたら歴史的で、

しかもおしゃれで、照明の使い方もすばらしく、

さすがブレークだ、と彼を褒め称えた。

旧車ずらり。

もちろん全て整備済み販売商品です。

モーターサイクルアートもバリバリあって、

それは美しい店内だった。

このインディアンを見て、

ドキリとしたのは俺だけではないはず。

かっこいい。

3バンドが交代でステージに上がり、

それぞれのロック魂を見せた。

モーターサイクリストにはやはりロックなんですね。

モンゴメリー所有の1930年代のピックアップトラックに山と積まれたビールと氷。

ダイナミックでワイルドです。

最初1500本。

追加300本を2回、そして最後は120本。

一晩で2220本ものビールが消費され、

サンクレメンテの街からビールが消えたというのだから、

ものすごいパーティだったというのがわかる。

二軒隣のハッパJ’sからフィッシュとカニタスタコスのケータリング。

こちらも無料。

モンゴメリーのスタッフたち。

左から前出ブレーク、ブラッド、オーナーのマーク・ウイリアムス。

マークは映画内で使われた『タイタニック号』

を造った人として知られている。

外側だけではなく全てを100日。

1000人が3交代で24時間という膨大な時間と、

人手で造りあげた伝説の船の総指揮者。

突然外が騒然として、

なんだなんだとその方向を見ると、

なんとチャボの木村さんとあゆさんがいらしたではありませんか!

木村さんはカリスマ中のカリスマ。

モーターサイクリストたちにとってみたら、

エルビス・プレスリーにブライアン・ハート、

ポップ吉村さんにミケランジェロとダビンチに岡本太郎さん、

そして巨摩郡(バリバリ伝説)と飛葉大陸(ワイルド7)、

ティム・バートンを足して80でかけたようなお人であるらしい。

木村さんがこのパーティに来られると聞き、

クリスちゃんはカナダトリップから戻ってきたほど。

「私も一緒に写真を撮ってクダサイ。家宝にします」

はいフラッフィー(チーズ)!

とカメラをパシャリ。

ブレークにとっては超あこがれのシンヤキムラさん。

オープニングパーティに来てくださって、

うれしくてうれしくたまらなかったようである。

モンゴメリー・モーターサイクルには、

ユナイテッドフィフティコーナーもあり、

なるほどこういうお店だとやけにかっこよく、

あっという間にかなりの数が売れていった。

右は弊社クリストファー・ジャックス。

リユニオン・ウエットスーツのりょうさんと、

ペニースケートボードのキャメロン。

キャメロンはCANVASサーフボードのニコリンライダーでもあります。

いいな!

SURFER誌のキュリアス・ゲイブとその友人ドナルド。

みんなユナイテッドフィフティだ!

トルーディとローレンス・ワック。

クリスちゃんのお父さんであり、

フラッフィーのお母さんであります。

トレッスルズのライフガードでおなじみのフランキー。

彼と初めて会ったのが1989年。

フランキーが4歳でありました。

そして今では立派なひげ面のお兄さんになっているのだから、

時の経つのは早いものだ。

こちらはジェイソン・ミラー。

彼もフランキーと同じチーム27歳。

大人になりましたね!

カーソン・ワック。

こちらはクリスちゃんの弟。

PROSフィンのマコトさんが試作型フィンを持ってこられた。

これからテストしなくては。

↑店内を南西方面から東に。

↑こちらは北から南に。

ものすご??くビンテージなサーフボードがあり、

これはクリスちゃんの友だちが手がけたものだという。

「このボードさ、ものすっごくかっこいいでしょ」

「やけにいいね!でもやけに重たそう。だいたいこれで波に乗れるの?」

「当たり前だよ乗れないわけないさ」

「でもこんな重いのを持ってビーチを歩けるの?」

「大丈夫さほら」

うーん!

「クリスちゃん、たった1cmしか床から上がってないよ」

「もっと上がるってば、よーしいくぞ!」

顔を真っ赤にしてボードを持ち上げるクリスちゃん。

「ぬおー!」

「おお、すごいすごい!

4インチ(約10cm)は上がったぞ」

「なーに軽いデス、ぜひ持ち上げてクダサイ、写真撮ります」

「ぉおーし」

と持ち上げたのはいいのだが、

あまりの重さにぐらりとして、

ノーズ側からバックドロップをしそうになった。

慌ててカメラを置いて支えてくれたクリスちゃん。

このボードは非常に重く、

まるでビルが倒れてきたのかと思いました。

きっと291kgはあるのでしょう。

あ、881(やばい)kgか。

88年前のインディアン・スカウト291。

そうです赤バイです。

最高速60マイル(96km)とあったが、

前出の木村さんに確認すると、

「ほんとかなあ?」

と困った顔をされていた。

そんなこんなで夜も更け、

帰り際フランキーに会ったらかなり酔っぱらっていたので、

何本飲んだの?と聞いたら

「12本まではおぼえていたよ?」

だって。

すごい夜でした。

コールの前を通ると、

コール号があって、

中をのぞくとシェイプ中だった。

「V12?」

と聞くと、

「いや、ルースキャノン・プロさ」

何が違うのかを聞くと、

「プロはノーズが細くなっているのさ」

細身のボード=プロ。

だとすると、幅広ボードを何と言うのだろうか?

いい名前があるといいな。

5フリーウエイでエアストリームを見かけた。

いいね!

サンクレメンテに突然出現した本格派ピザ屋。

こんなガーデンピザをいただきました。

石窯で、それは軽くておいしいのです。

で、俺はまた波写真を撮っている。

これからCANVASの広告写真を撮ってきます!

良い週になりますように。


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