今日はコールとサーフボードの話をしていて、
どんなボードをもってして、
“良いもの”だと定義しますか?
という質問をぶつけてみると、
「うーん」と言って、
斜め上に飾ってあるアンディ・アイアンズのCOLEボードを眺めていた。
少しして、
「見た目が美しく、簡単に乗れて、
乗るたびに新しい発見があって、そして恒久的に楽しく、
乗り手が思い描いたように波の上を滑ることができるもの」
と返ってきた。
全くその通りだと、
この言葉を反芻(はんすう)しながら事務所にやってくると、
AVISOのマリアンからのメールがタイミング良く届いた。
「プレイングマンティスのフェラーリレッドですが、
このロゴカラーは何色にしますか?」
それを読んだ俺は迷わずに
「ブラックなら最高です」と返信した。
そうです。
この赤に対して、
黒みがあるのは良い色の対比だと思う。
AVISOなら傷ついた際には、
下地にあるカーボンファイバーが黒く露出するだろうから、
それもまたやけにかっこいいと思える。
フェラーリブルーというのはどんな色だろうか?
調べてみるとこの二色があった。
薄いブルーと、このコバルトブルー。
こんな色のAVISOがあったらと思うとたまりません。
キズがつくまで見えないが、下地が黒ヘキサゴン・カーボン
黒にグロスブラックを施すのもかっこいいが、
それをせずにカーボン地が露出していたほうが俺は好きかも。
ロゴの黄色と、
ブレーキパッドの赤がアクセントなんですね。
色彩、視覚というのは、
千差万別なので、
味覚と似ているところがありますが、
こうして見てみると、
やはりかっこいいものというのは、
共通点があるように感じる。
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一通のメールが来て驚いた。
昨日ポルトガルで、
ギャレット(マクナマラ)が世界最大の波に乗ったというのだ。
波というより海のかたまりみたい。
こうなってくると、
サンクレメンテのグレッグ(ロング)が
負けずにもっと大きな波に挑戦するだろう。
こんな時代がやってきた。
まさかヒトがこんな波に乗るとは思わなかった。
で、未来の大波乗りたちは海王星に行き、
高さ26kmの波に乗ってしまうのだろうか?
ちらり夢想してしまった。
それではまた明日!
そろそろ週末ですね。
そして2013年もあと11ヶ月です。
早く暖かくなりますように。
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