こんにちは、
ついに晴れました!
ずっと寒く、冬日だったのですが、
本日より夏日のようです。
うねりがあって、快晴夏日とあれば、
ヒヤリとした波を滑りたくなります。
仕事の合間に時間ができたので、
「30分だけ」
と行ってみたら美しいブレイクが次から次へと。
しかも無人でした。
春先のロッキーショアのレフトがこんないい波だとは。。
南うねりのときは、今まで他の場所に行っていたが、
今ではロッキーショアが選択肢の大きな範囲を占めるようになりました。
ここソルトクリーク地区は、
サンクレメンテで南風(サイド)が強く吹いていても、
無風、またはオフショアなので快適にサーフできます。
ダナ岬から気候が変わるみたいで不思議なことであります。
天気が良いと、見えるものが輝きますね。
ロスモリノス通りもピカピカしています。
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弊社ではGW企画として、
楽しくて、お得で、うれしい、
さまざまなことを練っております。
スタッフブログからの発表をお待ちください。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/
“ENJOYED”(楽しかった)
というライセンスプレートのフォード・ブロンコ。
永遠の名車であります。
美しい。
オーナーの方もすばらしい方でした。
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コールシェイプに行くと、
ライアン・カールソンがボード談議をしにきていた。
長い間会っていなかったので、
何をしていたのかを聞いてみると、
コスタリカからの旅から戻ってきたところだと、
それはうれしそうに言っていた。
カールソンにはエアのいろいろを聞きました。
彼のサーフに関する詳しい話があるので、
それはGW中にここで公開しますね!
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さて、コール。
「前回はフィンレスボード用のブランクスを見つけた」
とまで書きましたね。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/43796
コールにいると、
「ランチ返上で30分だけフィンレスボードの創造を始めようか?」
「ぜひ!!」とお願いしました。
まずはアウトライン。
「細い方がバイトするだろうから細くするというのがコンセプトとしよう」
「細いとなぜバイトするのですか?」
「バイトというより、挙動が少なくなるので、
操作性に長けると思うのだ」
(バイト=波にボードが咬むということ、
フィンレスボードでは、
どこかに波との接点を付けないと波乗りにならないのです)
「ぜひ細くしてください」
と言っている間にアウトラインが完成しました。
かっこいい。
「ターンのきっかけを作れるように大きなウイング、
スティンガーを付けよう」とコール。
そしてターガーバームの瓶を使って、
スティンガーのラインを付けます。
ここで彼の秘密を発見したのですが、
コールのウイングは、
タイガーバームの直径だったのですね。
東洋と西洋が交わった気がします。
「このテンプレットのテイル。
スティンガーからテイルエンドまでは15インチ」
「その15インチとはどういう意味ですか?」
「NAKIがステップバックに長けていたら14インチかもしれない」
「私に合わせてくれたということですね」
「その通り。じつは俺もステップバックが苦手なんだよ」
「なるほど」
二種類のノースアウトラインから幅広の方を選び、
執刀を始めるコール。
驚いたのは、
フォームに描いたラインと寸分違わずにフォームをカットできること。
こんなにも正確だったのですね。
アウトラインが完成しました。
こんな概要です!
YES!
「スティンガーをもっと内側に切れこまそうか」
と言いながら、さらにテイルを長くしていく。
テイルからの距離を16インチとしました。
細かい角を付けるシェイプが始まりました。
コールの指、
2万本以上のサーフボードを誕生させた魔法の右手。
テイルエンド。
これがどんなフォルムになるでしょうか。
ボトムの皮むき。
手がこんなに速く動くのだ!
驚くほどのコールの高速動作。
あっという間にボトムの原型ができて、
それをこうして、
意のままにしていくコール。
およそのアウトラインが完成しました。
かっこいいです。
細かい部位の調整をしているときに。
彼の顔にピントを合わせると、
偉容なる画角が登場しました。
今日はここまでだったけど、
歴史的なコールのハンドシェイプの時間を共にできて何よりです。
続きます。
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暖かくなりましたね。
みなさんがキリリとした波を想像できますように。
自分がこの波に包まれるイメージトレーニングをここに。
今日もお越しくださって、
そして読んでくださってありがとうございました。
すばらしいゴールデンウイークをお迎えください!!
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