OC Fairという地域イベントの一環として、
サーフボードに特化した”The Boardroom”というショーがあるというので、
コスタメサまで行ってきました。
入場すると、
Surfing Heritageの歴史的なサーフボードが出迎えてくれます。
全て重要な意味を持つボード群だという。
1950〜1960年代のサーフボード。
そしてボードの進化。
スティーブ・リズの最初のフィッシュや、
オリジナルボンザー、そしてヒンソン。
波の出るプールの模型展示まであった。
波の出るメカニズムは、
伊豆長岡のと同様だが、
面積が広いのと、
吹き出しの強さを変えることによって、
美しいショルダーを出現させることができるという。
俺の本日のメインは、
ライアン・イングルのNATIONブース。
詳しくは後ほど。
アークティックフォームのブース。
供給薄のカラーフォームがあって、
「品がないのに宣伝しないでくれ」
とシェイパーたちが苦情を言う一幕も。
サーファーマガジンのブース。
俺の表紙はどこかにあります。
フューチャーフィンのブース。
ジョン・ジョンが使っているのですね。
樹脂とクロスを扱う『レブチャム』。
最高峰の材質が展示されていました。
表彰サーフボードの展示会場。
故アンディ・アイアンズが大事にしていたコールボードも展示されていて、
写真を撮っていて誇らしかったです。
6’6″のミニガン。
アンディが、
このボードに乗っているときに一緒にいたので、
記憶がよみがえって、
うれしいような悲しい気持ちとなったのです。
巨大なUSブランクスのブース。
ここにもCOLE信者がいました。
これもカーブボールですね。
NAKISURFのアクセサリーを供給してくれているKCカーティス。
彼とは1996年からのお付き合いです。
木製ボード屋さんもありました。
すごい世界だなあ。
ミレニアムフォーム。
そして、
スペースステーション(宇宙基地)の壁素材を供給している
『バリアルフォーム』は、ドッキーボードのみを展示。
しかもこれは昨日仕上げていたボードです。
サンディングはこのために夜なべしたのでしょうね。
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NATIONブースに戻ると、
ライアンがリックケイン・モデルの説明をしていたところだった。
先日の生涯最高のシェイプだというガンも展示されていました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/47635
朝早くは、他のブースに人がいないのに、
NATIONだけは大盛況でした。
サンオノフリー三兄弟の、
ノブさんとマコさんもいらしてくれました。
ライアンとの再会ですね!
ライアンは自分の師匠であるゲリー・ラーソンが、
公開シェイプしているのを真剣に見学していた。
一人前になって見る師匠のシェイプは、
彼の目にどう映ったのだろうか。
こうして各メーカーを見ていくと、
それは懸命で、
サーフボードという遊び道具ではありますが、
各人が人生をかけて取り組んでいるのがわかります。
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俺の髪の毛を切ってくれたヤス。
LAXから成田に飛び発っていきました。
ヤスは、
おどろくほど性格も良く、
明るくて、感受性も高いすばらしい青年です。
こうしてサンクレメンテで同じ時間を過ごせて、
そして高めあえられたことを感謝します。
弊社スタッフなので、
あまり誉めてもいけないのはわかっているのですが、
どうぞお許しください。
ヤスの最後のセッションはフォードアーズだったけど、
最後のフォトセッションはグラブルズでした。
最大セットをつかみ、
この余裕にあふれたドロッピング。
とても上達しましたね。
俺もうれしいです。
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ショートボードのおもしろさを再確認して、
各セクションで自分ができる最高のターンをしかけていく。
COLE CURVEBALL
遠心力と最大重力を感じる爽快さ。
何にも代え難い感覚。
速度の極地。
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サンフランシスコ行きのカーブボールが完成しました。
明日、
サンフランシスコからこちらまで取りに来られるというので、
デッキパッド(ジョンジョンモデル)とフィンを装着しておきました。
このカーブボールの滑りを見る明日が楽しみです。
波は明日も良さそうです。
どうぞすばらしい日曜日をお過ごしください。
それではまた明日!
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