【サーフィン研究所渾身号】心に春が来た日_マジカル・ノースジュクオン_50年前のフィッシュとグルービー・フィン_(1549文字)

春色の汽車に乗って

海に連れて行ってよ

松本隆

昨日はヨーロッパの気象台は午後から北西風を予想していて、

アメリカと気象庁は北風になると表示していた。

私はなんとなく北東風になる気がして、

ならば、

ノースジュクオンだと向かってみることにした。

ナウファスによると、

うねりは1m前後の6秒台なので、

30cm程度の波があれば良いと思っていた。

昼過ぎに大干潮となるのだが、

潮位70cm以下になってくると、

パーフェクト・ライト&レフトがブレイクし始めた。

波高30cmという予想だったが、

実際のセットは1m以上もある美しい波だった。

Herbie_Fletcher_Pipeline 1964

波の底、

つまりうねりの裾野からテイクオフを開始すれば、

目を付けた波のほとんどに乗れますよと、

キャプテン・ハーロツくんにご指導させていただいた。

@nakisurf_chiba

すると、

聡明なハーロツくんは、

たった数本でその波の底位置を会得して、

クイーン・エメラルダス号のように波の上を滑っていった。

ハーロツくんを称えると、

「いえ、トチローさんのおかげです」

そう謙遜して、

ミツさんが炊いたおいしい筍ごはんを分けてくれるのだった。

ハーロツくんによれば、

彼のサーフィンに対する想いは、

「サーフィン界のフジョーリな束縛に反旗をひるがえしています」

続けて、

「ぼくは自由を求めて、

大宇宙である海に己の旗を掲げています」

これこそがサーフィンの、

いや海遊びの真髄だと感動してしまった。

ハーロツくんに敬意を表してここに記録する。

シダトラ中毒患者であるターくんとかっちゃん夫妻も来て、

話題のサンディエゴ・フィッシュの詳細に迫りつつ、

花板たーくんの鬼政関係とか、

勝喰の海鮮丼ファスト・パスについて話しつつ、

来週のジョリーパスタ行きの約束をするのだった。

スーパー「せんどう岬店」に寄ると、

さきほどいただいたタケノコが売られていて、

こちらも春の訪れを表現していた。

カツオも真鯛もあったが、

地魚である真アジが1kg500円という値で売られていて、

総料理長だったらこれをどう料理するのだろうかと腕を組んだ。

NAKISURF。

サーフボードの話を少し。

サンディエゴ・フィッシュのマスターが完成し、

毎日乗りこんでいる。

Bright Romantica’s San Diego Fish

6’3”(190cm)x 21-9/16″ x 2-15/16″

体積が45.9リッターもあるが、

短身であるからか、

取り回しは滑らかに粘っていくような純正フィッシュ・フィーリング。

このサンディエゴ・フィッシュに関しては、

1.(サンディエゴ・フィッシュなので)オーセンティックなもの

2.高速滑走関係

3.制御と速度のバランス重視

4.新感覚でありつつ粘着度高め

5.ショートボードのクイックさ

そんな5つの挙動が明確となった。

さらにその特性と、

ボードへの一体感を探るべく、

ありとあらゆるフィンを付けている。

予想に反してレスポンスが良かったのが、

このマジカル・カーブフィンで、

この丸みとフレックス性が、

狭い回転時でも挙動を変えず、

のみならずリードしてくれると感じた。

少し大きめのカーブ・フィンはどうなのだろうか?

そんなことを前田博士と話して、

現在グルービーフィンにそのサンプル製作を依頼している。

https://www.nakisurf.com/product/groovy-fins_magical_curve_twin%ef%bc%86twinzer/

【巻末リンク:サンディエゴ・フィッシュ・マスター版の完成時】

【サーフィン研究所研究号】レバレッジ・フィッシュからサンディエゴ・フィッシュ_そのバックグラウンド・ストーリー_(1288文字)

【巻末リンク*2:なぜか検索に登場したので】

【naki’sコラム】vol.64 私編、波乗りの歴史_(48420文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!

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