こんにちは、
大雪、大丈夫でしたか?
こちらは水温が冷えてきたのと、
今朝はサーフレッスンだったので、
少しでも温かくしようと、
ネックエントリーとインナースーツの組み合わせでサーフしました。
「ネックエントリーは着脱が大変だ」
私もそう考えていた一人です。
でも慣れてしまうと、
着脱はそこまで大変ではなく、
その保温性と機能性の高さに魅了され、
もう普通のジッパータイプや、
ジップレス等は重くて寒くて着られないほどになってしまいました。
Z1サーフスーツをずっと着ていたのですが、
先日リユニオン版も届いたので、
もうネックエントリー信者となっています。
思い返せば5年も前に奄美の緑くんが
「これ、暖かいしウエット着てないみたいで最高よ〜」
と言っていたが、
「そんなの着たくありません〜」
と返してしまっていた。
今から思うと、
「先入観を捨てて早くトライしておけば良かった」
と反省しています。
NAKISURFではスタッフヤスによる
『ネックエントリー着脱のしかた』
動画を製作しました。
ここには着脱の細かいコツがたくさん公開されております。
今日のレッスンのお相手は、
兒玉さん(左)です。
ご友人の前田さんは、
前回のレッスン生徒でした。
兒玉さんは、
サーフィングの基本的なことを知りたいということなので、
テイクオフしてのスタンスの絞り方、
ボード中央へのスタンドアップの意識、
最後にパドリングの重要性と正しい仕方をレクチャーしました。
終わる頃には、
倍は上達されていて、
ご友人の前田さんもびっくりされていました。
コーチングって大事ですよね。
その後、
ブラ師匠ことブライアン・ベントと、
終日スクリーンプリントのお手伝いをしていました。
この人、やはり天才です。
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最近は人口波の話題が多く、
川に設置するタイプや、
スペインの大型版も登場してきた21世紀西暦2014年。
世界チャンピオン盛り合わせのケリー・スレーターは、
彼流のウエイブプールをロスアンジェルスにある研究所で開発していて、
それはこんな円形機能型だという。
ドーナッツ状の水路を長いアームが時計の針のように回り、
そのアームに付けられた起伏が、
水面を押し出して完璧な波を形成させるのが仕組み。
このウエイブプールは、
こんな場所や、
アミューズメントパークに建設できるように営業中であるという。
契約が締結すると、
来年には世界のどこかでこんな波に乗ることができるのです。
日本のどこかにも候補があると仄めかしていたが、
どこになるのでしょうか?
この想像図の波のパースが少し変だが、
いい波であることは間違いない。
さすがケリーです。
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次はオーストラリアのグレッグ・ウエバーのウエイブプール案。
基本はケリーのと同様で、
アームが円形水路に伸びて、
波を起こす仕組み。
でもグレッグのは2本づつの波、
そしてサイズとスケールが大きい。
アームを時計回りさせると、レフト(グーフィー)の波となり、
逆回転させるとライト(レギュラー)となる。
仕組みの解説図。
このサイズだと、
大きなダムが想像できるほどの建設物となりますね。
そしていつかこうして、
サーフィングがオリンピックの競技になるというのが、
この究極大型版の終着点であるようです。
本物の波と違って、
緊急停止できるし、荒れないし、
インドアなら風の影響も受けない。
さらには波質もサイズも、
水温や気温までもコントロールできるというので、
これが完成すれば、
波乗りは安全で、多くの人のものとなりますね。
よーし長生きして乗るぞ!
それでは今週もどうぞよろしくお願いします。
また明日ここで!
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