2002年12月以来の1ドル=124円台突入という歴史的な円安は、G7でも議論の対象に
アベノミクスが悪い?
日銀総理?
これまで日銀の黒田東彦総裁は、2%の物価上昇を達成するために円安のポジティブな面ばかりを喧伝し「心配ない」と繰り返してきた。
操作なのか必然なのか、13年ぶりの円安にふれている。
円安の弊害は、国内企業数全体の9割以上を占める中小企業や内需型の企業で、すでにあらわれている。多くの会社が原料コスト高騰にあえぎ、真綿で首を絞められるように蝕まれているのだ。
「たとえ物価が上がっても、サラリーマンの給料が上がればカバーできる。ですが、この国の大半を占める中小企業には、円安のメリットはありません。給料は上がらないのに、物価だけが上がり続ける。物価が上昇しても破綻しないような一部のおカネ持ちだけが悠々と暮らし、貧しい人はどんどん貧しくなる。強烈な格差社会を迎えることになります」 アベノミクスによってデフレのトンネルを抜けたと思ったら、「超円安」による格差社会という真っ暗なトンネルが待っていた。そんな悪夢が目前に迫っている。
「週刊現代」2015年6月13日号より
週刊現代の記事にありますように、弊社も多大な円安の影響を被っております。
いつもNAKISURFをご利用いただいているユーザーさまに、
最高のものをより低価格でご提供することを念頭に置いてきましたが、
アメリカ自体の原料コストの増加、さらに円安の影響を受けて、
この度、輸入製品を価格改定せざるをえない状況となってしまいました。
本日は価格改定のお知らせをお伝えします。
【価格改定のお知らせ】
小社におきましてはこれまでも全てのコスト、流通コストを大幅に削減し、
製品価格を据え置いてまいりました。
しかしながらこの13年ぶりの円安基調においては、
これらの価格を維持するのが困難となりました。
申し上げにくいことではありますが、価格改定を30日後の7月15日から実施させていただきます。
今後も社員一同一丸となり、コスト削減に取り組み、
NAKISURFユーザーの方にはさらなるご満足をいただけますようにいたします。
どうぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
6月15日 NAKISURF主宰船木三秀
さて、こちらの気持ちやそれらのこととは関係なく、
海には波があって、
そして風が吹いたり、陽が昇ったり沈んだりを繰り返している。
「どんな自分をも受け止めてくれる場所」
そこが波乗りの長所なのだと、こんな時いつも思う。
サーフィングをしていてよかった。
クリスチャン・フレッチャーのアジトに行くと、
本当にマンガのような世界が拡がり、
笑ってしまうけど悪役がたむろするような場所となっていた。
飾ってあるものも、ゴミや乱雑さ全てにおいて悪役の光と、そして影がある。
こういうのも含めてのクリスチャン・フレッチャーというキャラクターであり、スタイルだろう。
このアジトはまだメディアに出ていないはずなので、ほとんどの人が初見なのだと思う。
ちなみにこれはクリスチャンと同じスポンサーであるウナギクネクネ派総帥の御部屋。
総帥とはRVCAのアレックス・ノストのことで、
この写真は商品タグにつけられたものであるが、
ミッドセンチュリーの味わいとスタイルがある。
とすると総帥は60年前を今も生きているのだろう。
「悪役VSレトロ」
そんな図式になるのもおもしろい二人だ。
フィッシュゴッドことジャスティン・アダムスがサンオノフレにやってきた。
私が日本に行っているあいだにロスアンジェルスに引っ越してしまったので、
かなりひさしぶりに会った。
NALU誌掲載の話をし、
「日本の読者に光を与えたね」と伝えたら少し照れていた。(ちょうどその写真)
すごいのが、音楽を聴くのにこのカセットレコーダーを使っていたこと。
音質が悪いけど、
1970年代のロックにこの音がマッチしていてしばし聴き入ってしまった。
それではエネルギーのある週となりますように。
“The energy of the mind is the essence of life.”
Aristotle
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