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naki's blog

カラニロブのウナクネ入門_(1188文字)

ニューヨークタイムズより

Q:ファミリーピクニックがあったので、私はエビのオードブルとサーモンポシェを用意しました。ところが、目立つふるまいをするのが嫌いな従姉がいて、私はエビだけを、彼女はサーモンをそれぞれ持って行くことにしよう、と言うのです。(ちなみに彼女はいつもチキンです)。彼女の言う通りにすべきでしょうか。それとも、もう注文したので両方とも私が持って行きたい、と言うべきでしょうか?―匿名

A:こういうささいなことで調整がつかなくなるのだから、おかしなものですね。自説を曲げずにサーモンも持って行きなさい。「私はアラスカからサーモンを持ってきました」と言って、いとこが目を回すのをご覧なさい。

これは朝日新聞から妙訳を抜粋したものだが、

私はいまだにアメリカ人のこういうジョークがわからない。

でも人生相談となると、日本人でも同じようなもので、

時折アイロニーに昇華するほど優れたものがあったりする。

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今日はカラちゃんことカラニ・ロブが、

総帥率いる私たちのウナクネ派に入門した記念すべき日。

アレックス・ノスト総帥と熱い契りの握手を交わした。

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「ショートボードばかり乗っていたので、君たちのようにロングボードも自在に乗りたいんだ」カラちゃん

「あなたならすぐに会得するでしょう」アレックス総帥

「こんなボードに乗っているんだね。オリジナルボンザーなの?」カラちゃん

「はい、その通りです」アレックス総帥

「速そうだね」カラちゃん

「かなりのものです。こんなのが40年も前にデザインされていたとは宇宙人クラスでしょう」アレックス総帥

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「ノーズライドのことを聞きたいんだ。上半身は動かさないと理解したけど、下半身はどうしているの?」カラちゃん

「割とグニャグニャさせています」アレックス総帥

「なるほど。上は固めて、下は柔らかくだね」カラちゃん

「はい、そうです」アレックス総帥

「よしやってみよう」カラちゃん

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その「上カタ下グニョ」系ボード。

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NALU誌が届いたので、

私のフィッシュ特集内で準主役をつとめてくれたアーリック・ユールに贈呈した。

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やはり新しいNALU誌(新T編集長の第2号)が、

どこまでウナクネ度に迫ったのかが気になる総帥。

ウナクネ影皇帝とされているタイラー・ウオーレンの表紙はもちろん、

トム・カレン、ジェリー・ロペス、

『ブラックアンドホワイト時代』のケリー・スレーターに反応していた。

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ウナクネ広報部長(私)が乗る

Nation 5’10″チャンネルシングルフィン。

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総帥のこれ以上ないほどの究極ボトムターンに、

いつものことだが、人生が変わるほどの感動を受けた。

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アーリックは自作フィンレスでスライド三昧。

陽が暮れて真っ暗になっても上がってこなかった。

明日が静かに、そして確実にやって来ようとしている。

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こちらは金曜日の夜となりました。