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naki's blog

セバスチャン・ジーツ_クリスチャン・フレッチャー・サーフボード_2月千葉のちょっぴり回想編_(2088文字)

これは日曜日に書いていたものだが、

熊本大地震があって、

いたたまれなくなって書くのを止めたものですが、

今日ここにそれをつなげました。

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クリスチャン・フレッチャーのアジトに行って、

ビリヤードをしたことは昨日書いた。

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そのアジトに駐まっていたシボレーのバンには、

こんな旧式ステッカーが貼られていた。

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最近はシェイパーとして名を上げているクリスチャンだが、

ブラックライトがあるシェイプルームは世界広しここだけだろう。

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ちょうど一緒に見ていたWSL。

ジュリアン・ウイルソンとシーバス(セバスチャン・ジーツ)の決勝だったが、

「オレはジュリアンのファンではない」

そういうクリスチャンに同意したわけではないが、

私が暮らしていたノースハワイ島のシーバスに注目すると、

「こいつは良い奴だから、もし勝ったらそれは多くの人が喜ぶことになるな」

そんなことを言いながらシーバスが一本目の波に乗ると、

私たちは彼の優勝を99%予見できるようであった。

ピヴォットカービングとネーミングすればいいのだろうか、

波の上からレイルをつかんで、

ねじり込むように切れ落とすターンは、

クリスチャンの、iPhone5の画面で見ても爽快で、

彼の最後のレイバック・ピヴォットなどは、

血が逆流するほどの興奮を覚えた。

さすが世界一の波乗りでありました。

シーバス、おめでとう!!(クリスチャンからも)

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私たちは8ボールの特別ルールに熱中し、

それから「マイクのところでボードが完成しているから行こう」ということになり、

アジトを後にし、自転車でマッドハウスの工場に。

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ここはダナポイントと、

サンクレメンテの間にあるキャピストラノビーチ市だが、

ちょうど陽が暮れてきた時刻でもあった。

(現在日没が19:23)

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マイクが仕上げたクリスチャンのシェイプボード。

通常のボードより6回も多いプロセスには、

クリスチャンの蛍光色アートが施され、

硬化が遅いエポキシ樹脂にカーボンファイバーが巻かれ、

やたらと豪華で、しかも魅惑的な仕様である。

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父であるハービー・フレッチャーのテンプレットを使って、

ロングボードが2本完成した。

1本は、エンシニータスに行き、もう1本は日本に行くという。

もしかすると、

グリーンルームフェスティバルの展示用だろうか、

そんなことを思った。

横にあるのはなんとSUP。

クリスチャンとマイクが言うには、どのサイズもオーダー可能です。

値段や仕様等の詳しくは、

shop@nakisurf.com までお寄せください。

勝手に連載を始めた回想編を書きたいのだが、

最後のところになって足踏みしている。

それはBLUE誌の締め切り日だったり、

他の写真撮影もその理由なのだろうか。

なので、明日以降書いてみますね。

お待ちください。

そこで、今日の後半部分は2月に行った日本。

そこで積み残したことを

「ちょっぴり回想編」として書いてみることにしました。

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Hさんが規格外となる7フィートNATIONスタンピーをオーダーしてくださり、

そのかわいくも美しい完成品と、

弊社児玉の通常サイズよりちょっぴり大きめのスタンピーとの2ショット。

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Kさんご夫妻によるおしどり7フィート。

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インスタグラムでYELLOW_FIN728といえばMさん。

ウナクネ道&マンライソウル満載のグレイトサーファーです。

その黄色いフィンという名の由来となった

タイラー・ウオーレンのドリームフィッシュと一緒に。

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如月の4時近く。

このやたらと寒い夕陽時刻にハイパーソニックに乗る杉本さんと、

日本のクリスチャン・フレッチャーを襲名しているジェット・アキラさんのセッションを見学した。

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「ハイパーソニックやばいです!めちゃ速い」

そんな杉本さん。

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アキラさんは、

ウナクネ団頭領でもあるので、

こうしてノーズライドバレルやら、

ウイップエアまでも繰り出していた。

COLORSマガジン主宰のヨゲさんではないが、

「やべぇ、熱い!」と言いそうになった。

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私の日本旅はハイパーソニックと共にあった。

その象徴を掲げる気持ちはどこまでも高いものとなっていた。

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岩盤の上でブレイクする部原北。

例え週末でも無人なのが好きな理由です。

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これはノースタイガー。

つまりは北東浪見だが、

ビーチブレイクでのクイックさ、

速度も際だったものがあり、

50歳にして、

ひさしぶりのショートボードというのを忘れてしまうほど、

華やいで、そして若返った気がした。

今回おいしいと思ったのが、サントリーハイボール缶7%。

ここカリフォルニアでそれが飲めないのがさびしい。

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食べものもそうだが、

酒とのコンビネーションでその土地の想いを記憶していくのだが、

サーファーにとっては、

さらに「波」という要素もあるのだから、

毎回の旅が忘れられないものになるのは、

そんな混合的な要素を含むからだろう。

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ノースハワイ島のビーチハウスのセッション後は、

岩場をよじ登るのだが、

そんなこともテトラで表現してみました。

こんな海遊びを含めてサーフィングだと感じています。

それでは、今日もみなさんのすばらしい日となりますように。

Have a sweet day!!