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タイラー・ウオーレン30歳のお誕生日づくし_前夜祭からビーチパーティまで_アンディ・デイビスのアートハウスパーティ_(2230文字)

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今日はタイラー・ウオーレンの誕生日。

「毎年恒例のサンオノフレのビーチパーティでお祝いする」

そんなクラシックな日でした。

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アメリカでは、1歳とか10歳、

20、30、40、50という区切りには、

それは盛大な誕生パーティとなる。

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だが、

タイラーはいつもと変わらぬ祝い方をするのが、

地に足がついていてとても良いと思う。

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朝はこんな感じで、

ほぼ寝ていない私たちはだらだらとして過ごした。

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フードもいつものようにチップス&サルサ、

ハンバーガーにホットドッグというじつに質素でシンプルなもの。

「ボードを持ち寄って1日中サーフしましょう」

そんなテーマのビーチパーティでもあったので、

クリスチャン(・ワック)が、

「ショートボード・セッションをしましょう!グフフ」

そんなことになって、

みんなでサンオノフレにショートボードで漕ぎ出すのは、

見慣れない風景だったと思う。

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クリスチャンは優しい人なので、

タイラーのボードに乗り、どこまでもお祝いする姿勢だった。

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タイラーも笑顔だけのセッションとなった。

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こんなプリズム系の虹色が浮かぶのが、

タイラーのオーラなのかもしれない。

こうして誕生日を祝えるのって、サーファーとして最高ですね。

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ひさしぶりにクリスチャンと一緒にサーフした。

フラッフィーも元気らしい。

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このポーズは昨夜から続いているもので、

私たちはタイラー・バースデーの前夜祭として、

深夜までクラブで遊んでいた名残である。

おかげでほぼ徹夜でもありました。(笑)

(後述しますね)

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午後からは、

アーリック・ユールやジャスティン・アダムスたちも来て、

なかなか賑やかになってきた。

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少しすると、

「ローワーズにクジラが打ち上げられている」

そんな騒ぎとなったので、

望遠レンズで見てみるとこんなことになっていた。

かわいそうに。

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タイラーは、

「ワタシは今までクジラが打ち上げられたことを見たことがありません。

しかも自分の30歳の誕生日に、

さらにはローワーズだなんて!なんという確率でしょうか」

そう言っていたが、

こんなことは、

私も含めた全員が「Whoa!!」と驚いてしまう大きなできごととなった。

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ショートボードセッションだったので、

私はクリスチャンのコレクションからこれを借りた。

このタイラーシェイプのシングルフィン・ダイヤモンドテイル。

コンケイブデッキで、

全くというか、一切止まらない滑りが印象的で、

まるでトライフィンのようなターンになるのも不思議だったので、

そのことを持ち主のクリスチャンに伝えると、

「デショ、ボクも不思議だと思っているんですよ」

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Tyler Warren 5’10” x 20-1/2″ x 2-1/2″

ここで、時間を前日の土曜日

(アメリカの今日は日曜日)にさかのぼります。

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タイラーが完成したてのドリームフィッシュを

クリスチャン家に届けたところから始まったパーティ。

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「ビールを買いに行きましょグフフ」

そう言いながらクリスチャンの1967年ボルボで、

ピアエリアを通りながら街をドライブした。

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ラルフス。

そのままクリスチャン家で少し飲んでから、

タイラー・ウオーレン

クリスチャン・ワック

カーソン・ワック

ナターシャ

私の5人はサンディエゴ方面のルケーディアを目指した。

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ここではアンディ・デイビスのパーティで、

なんでも彼の友人がデザインした家にアンディのアートピースを飾り、

それごと家を売ろうというパーティ企画だったのだが、

なんとパーティ前に売れてしまったので、

「完売おめでとうパーティ」となった。

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ユニークな建築にアンディアート。

アメリカ西海岸は豊かな場所だと思う。

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こんなキッチン&ダイニングエリアは映画の世界ですね。

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セクシーなリビングルーム。

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誕生日前夜のタイラーと、

主催者アンディ・デイビス。

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伊豆の鈴木直人さんからお預かりした

『Izu Shimoda Welcome!』

というアメリカ人に向けた観光冊子をアンディにお渡しすることができました。

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廊下もどこも、アンディアートでみっちり。

しかも全てオリジナルという念の入れ用。

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どんな値段で売れたのか聞いてみると、

目が飛び出るほどの金額で、それにも一同驚く。

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アンディの美人の奥さんアシュリー。

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サンクレメンテより南下してきた私たち。

この時点でかなり飲みました。

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そろそろ30歳に近づいてキマシタ!

そう言ってウキウキしてきたタイラー。

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「30」の指文字であります。

全員で飲んでしまったので、

ウーバー(Uber)でサンクレメンテに戻りつつ、

「もう一軒行きましょう!」

そんなこととなって、

ラグーナにある『スカイロフト」

というライブミュージックのクラブを目指した。

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クリスチャンとタイラーはアーティストなので、

ラグナにある画廊が気になって仕方がないようで、

こんなことも私がふたりを好きな理由なんです。

結局ここで深夜まで歌い、

踊った私たちは、

騒ぎながらウーバーでクリスチャン家まで戻り、

少し仮眠して、

食べもの、飲料を買い物してから、

冒頭のビーチパーティに向かったのであります。

私は毎晩20時には寝てしまうので、

そう考えると、もう40時間くらい起きていることになる。

でもこうしてタイラーの誕生日を彼の親友クリスチャンとお祝いできることが楽しく、

ふたりの仲の良さを再確認した二日間です。

Happy 30th Birthday Tyler!!