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naki's blog

【特大お知らせ号】LAXから日本_シン・ゴジラ、君の名は。重版出来!レビュー_世界的な波の千葉北_NAKISURF移転セールのお知らせ_(3358文字)

日本に向けて出発。

今回は早朝便だったので、

夜明け前のチェックイン。

いつものように未明からセイジが笑顔で送ってくれて、

心からありがたいと感じた。

ロスアンジェルス国際空港(LAX)もクリスマス仕様。

もしかしたらここが人生で一番利用している空港かもしれない。

近代化の波で、

名物の行列が緩和されて利用しやすくなってきた。

チェックイン後、空が燃えた。

暖かい日になるのだろう。

空港内にはアートオブジェがたくさんあり、

そんなことも含めてのロスアンジェルス、

つまりエンジェルの街なのだろう。

すばらしい。

ゲートはこんなアメリカンな機材が並んでいた。

どこも波はない。

ワイキキまで行けば、腰くらい。

ゲート付近で待機していて、

「そろそろ出発です。最終案内です」

そう聞いてから搭乗すると行列知らず。

どうせ席は決まっているのだから慌てないというのが私のスタイル。

降機のときも一番最後に席を立つようにしています。

マリブを擁するポイント・デューム。

つまりデューム岬だが、

ついアイアンマンのトニー・スターク家を探してしまう。

機内では、いつも8時間くらい睡るのだが、

最近は映画を見る時間としている。

普段忙しくて見られないのと、

TVがないので映像系のデトックスが続いていたので、

ここで映像注入強化時間とした。

で、離陸前から着陸寸前まで見たのは順に(全て見たもののみ)

ファインディング・ドリー

シン・ゴジラ

君の名は。

NBAチャンピオンシップ2016サンフランシスコVSオハイオ

そしてTVドラマでしめようと、

探してみると、

大好きな出版業界のドラマがあるという。

しかも週刊漫画誌編集部が舞台。

それが「重版出来!」。

見てみると、かなりおもしろく、

そのまま見続け、エピソード1ー5までが見られた。

(エピソード6がアナウンス等で中断し、エンディングまでは至らず)

飛行時間が11時間45分もあると、こんなことができる。

たっぷりの舞台とドラマ(演劇という意味での)をそれぞれの世界で味わった。

どれもおもしろかったのですが、

私的には『君の名は。』の映像美の余韻に”芸術”という旗を挙げたい。

そして黒木華さん演ずる黒沢心ちゃんの”ぴっかぴかの人間”という徳賞は、

『重版出来!』としてみた。

『シン・ゴジラ』は、色々な意味で気持ちに残った作品であります。

登場する政治家、官僚たちのリアリティさ。

例えば、

『内閣』というワッペンがついた防災ジャケットに代表されるディテール。

昔のゴジラから続くスーパインポーズ(字幕)のクラシカル(旧式)さ。

(逆にこの字幕スーパーの見せ方の新作は『重版出来!』にあった)

ゴジラが東京来襲という緊急時の日本の危機を味わった。

つまり縦割りの官僚制度の欠陥。

ただ、石原さとみ演ずるカヨコ・アン・パタースンは、

日本の敬語が苦手というわりには、

日本語英語(つまりカタコト)で、そんな違和感が最後まで続く準主役。

米国生まれの大統領特使役ならば、

ネイティブ・イングリッシュを話す女優を抜擢すべきだと思うのは、私だけではないはず。

最後にゴジラ=放射能(フクシマ)なんだろうけど、

そこまでの怖さを感じさせなかったので、

(画面、音響ではなく心理的に、ということ)

もしあれがゴジラ(放射能)の恐ろしさ、意図せぬ残虐さ、

人類の作りだした悪行のようなものを描けたら私的にはマンテン、

マンライであります、と波乗り頭に戻りつつ、

入国審査、税関を通過していく。

空港のミニストップで食べもののチェック。

そして、師走の超多忙の中、

空港まで迎えにきてくれたしょうちゃんこと、

杉本寅さん夫妻に深く、

ありがたいものを感じたのであります。

しょうちゃんは下町の寅さんなんですよ。

詳しくはこちらのリンクを↓

NATIONランボルギーニ完成版初乗り日_ウナクネ寅さん登場_(2032文字)

JR上総一宮駅前にあるNAKISURF千葉に到着。

すると、ロッキーショアの盟友Jetアキラさんと、

なんと仙台から越後耕平くんが遊びに来てくれた。

こちらもありがたい。

で、千葉に来たら波があった。

しかもたっぷりの水量の確かな波です。

こんなのはカリフォルニアでも珍しい、

そうやってハワイは、

ノースショアでカラちゃんにハイファイブした気分で波に向かう。

ショールームにNATIONランボルギーニがあり、

移転セール(詳しくは下記します)

の値札が貼られていたので慌てて取り、

COLEの宝刀ツインスタビライザーフィンを付けていざいざと。

本当に水の量が多かったので、

パドルアウトは難儀したが、なんといっても無人である。

堤防周りには何人かいたが、

オープンオーシャン、つまりセンターは流れも強かったので、

サーファーを寄せ付けない雰囲気があった。

無人ピークのパワフルウェーブ。

千葉のすごさ。

すばらしい斜面と圧力。

そして波シェイプ。

「そのポテンシャルは計り知れない千葉北」

そんなボディコピーを得て、

この寒さの中、

写真を撮ってくれている人との約束の3本目。

          

全く閉じる気配のないまん丸のバレル。

これはまるでデビルズダンジョン(カリブ海)である。

しかもここはビーチブレイクだが、

硬い黒砂と、低気圧からの絶えずやってくる強い東うねり。

堤防からの絶妙な流れと、

北側にある大きな堤防で向きを変えたウエッジでこんな斜面になるのだろう。

水量が多いので、大セットが来て沈められたときの冷たい底水と、

なかなか海面に上がって来られない渦流。

冬ならではのダブルウエルカム。

やはり世界的な波がやってくる日本だと再確認できた大切な日。

ありがとう千葉!

最高のセッションでした。

【大切なお知らせ】

NAKISURFショールーム千葉が、今月25日より移転します。

年末に引っ越しまして、来年1月5日より新しい事務所となります。

新事務所は現在のNAKISURFから海側に850m行った場所で、

こちらはオフィス兼、

アポイントメント制のショールーム&波乗り相談所となります。

移転する理由は、

1.円安基調が続きそうなので、ダウンサイジングして価格維持を目指す

2.現在の建物の老朽化(前回、8月のライオン台風で2階西側に被害が)

3.弊社フロント児玉ヤスが故郷の宮崎に帰ってしまうこと

4.ここは基本倉庫状態なので、低温、夏は高温の勤務環境改善

5.フレキシブル制を採用したく、とするとショールームの営業時間が足かせとなる

アポイントメント制とした理由は、

スタッフたちが好きな時間にサーフできるようにしたり、

またはゲストをアテンドしたりできるようにしました。

社会的に少し早すぎるのかもしれませんが、

完全フレックス制の就業時間としまして、

私のように朝4時から始業して、途中サーフして、

また仕事に戻るというスタイルだったり、

またはサーフ後深夜までメール仕事をこなしたり、

それぞれのライフスタイルに沿うように模索していきます。

楽しくそれぞれの仕事をこなすスタッフは、

ハッピーサーフィングを心から伝えられそうですし、

何よりもそんな思想で、働く人、

そして何よりもサービスを得る人たちの楽しさを支えられたらと思うのです。

ということで、今週末、来週末は、

NAKISURF千葉ショールームで引っ越しセールをします。

スケールダウンに伴う什器、棚、USA製品の数々、

在庫サーフボード群、私の写真作品、アート作品、

サーフボードラック、フィン群、雑誌、小物、DVD、ステッカー、

中古ウエット、サーフ用品、中古自転車、ボードケース、

ネコくんマスコット、ポスター各種、バナー、ソファ、椅子、デスク、

はたまた業界販促品の数々までを驚き価格で即売いたします。

千葉県長生郡一宮町一ノ宮2777-2

TEL 0475-47-2619

お電話受付時間:10:00~19:00(月曜以外)

【この週末のショールーム&フリーマーケット営業時間】

10:00~18:00です!

それでは、お時間がよろしければ、

ぜひこちら千葉ショールームにお越しください。

私はもちろん、スタッフ一同お待ちしております。

誕生11年目の新生NAKISURFにどうぞご期待ください!

それでは明日またここで!

Have a wonderful weekend!!

 

 


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