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naki's blog

Fujisawa Table_瀧朗と鯖一郎の海中宴会シークエンス_(1133文字)

 

8 HOTEL FUJISAWA

Catch Surf Odysea 7′ Barry McGee’s Sidebite Model

湘南でお世話になっている方たちがいらして、

そのご招待で、

今月リニューアルオープンした藤沢テーブルさんに行ってきました。

まずは味の濃いオイスターをいただき、

自家製ブレッドに、特製ハニーバターを付けて頬張ると、

不思議な世界に引き込まれていった。

ホウボウのカルパッチョ。

Spiny Red Gurnard

これは豊かな味の白身で、

さすがスズキ目カサゴ亜目という魚の舌触り。

オリーブオイルの風味と、パプリカの甘味、

そしてオレンジが旨みを倍増させて、

浦島太郎と鯖一郎とで海中宴会しているようであった。

こうして見てみると顔が怖い。(笑)

山頭火の句

「酔うてこほろぎと寝てゐたよ 」(昭和5年)

を思い出し、

「酔うてホウボウと寝てゐたよ」(平成29年)

と詠んでみた。

フィスカ(生麺)を使用したキノコとベーコンのパスタ。

素材全ての旨みがここに結集しているかのようで、

しばし放心してしまうほどの風味にひきずりこまれて、

過去も未来もどうでも良くなってしまった。

この藤沢テーブルの鉄人は、

イタリア料理とアメリカンダイニングの両力だというが、

ポークとビーフのロース部位をそれぞれ的確に焼いて、

それぞれを引き立てる野菜とスパイスが、

アメリカンなマッシュポテトと一緒に合わせられた大皿。

三国志演義では、

成都帰還の際に諸葛亮が発明した料理は肉饅頭だとされているのが、

これはアメリカとイタリアが蜀の豊かさと、

劉備玄徳の徳にふれたような味が渾然一体となっていた。

恍惚であります。

ということで、

すばらしい仲間たちを結束させる藤沢の夜は極まっていくのでありました。

http://8hotel.jp/fujisawatable/

Catch Surf Odysea 8′ Barry McGee’s Sidebite Model

こちら8ホテル内に併設されている

ヘアカリフォルニア主宰のカルちゃんを思い出すに至り、

彼のすばらしきドロップ画像をここに。

そしてその聖式カルちゃんの仲間のYO1くん(旧名鯖一郎)と、

瀧朗くんのデュアルクネクネのシークエンスをここにおいて、

今日のブログを終えます。

いや、瀧朗と鯖一郎の海中宴会か。

外はみぞれ模様ですが、

天気予報士によると、これが最後の冷え込みだとか。

どうぞ温かくしてお過ごしください。

Happy Surfing!!

鯖一郎

「あ、瀧朗くんだ!飛んでいる!すごい!!」

と旧名鯖一郎くんは言ったとか言わないとか。(笑)

◎◎