こんにちは、
南風、少し収まりましたが、
現在朝9時ですでに気温が30度、
体感気温が36度という猛暑日のはじまり。
暑いのと重なって、
子どもの頃の夏休みの朝を思い出していた。
ラジオ体操の帰りに寄るいつもの水場。
メダカ、クチボソ、手長エビ、ダボハゼ、
タナゴ、ザリガニ、タガメにゲンゴロウ。
コイ、フナ、ハヤ、ヤゴにカミキリムシ。
そんな郷愁に浸りながらアイスコーヒーを飲んでいたら、
先日東京でミーティングしたBlue誌のトロちゃんこと、
トロピカル松村さんから
「もうすぐ到着します。家族と一緒です」
そう連絡があった。
「サーフしましょう〜!」と約束した日だった。
昨日も南風が強く、
砂を巻き上げ、サーフボードを飛ばし、
車内が砂でじゃりじゃりになった。
千葉北であれば太東岬に行くか、
または風避けになる堤防周りならばなんとか波面を保つ。
「エックスでお会いしましょう!では現地で」
とSMSを返信し、インスタグラムを開くと、
QS1500グレードの湘南オープンが、
このオンショアで開催されているようで、
数千のさざ波が、
まとまった小波と重なる激チョッピーで選手たちがサーフしていた。
そんな中、金尾レオくんの動画ポストを見ると、
バックサイドで半径の狭い弧を描いたオフザリップがあり、
そのイメージが鮮烈で、そんな気分で海に向かった日。
ちなみにレオくんのインスタグラムIDは reokanao です。
さらに私のが nakisurf でして、
NAKISURF千葉の公式アカウントが nakisurf_chiba です。
ほぼ同時に到着した2台の車。
トロちゃんは私のUNK-Sをめざとく見つけ、
感慨深げに目を入れてから、
「これはXですか?」
そう聞くので、
「Sさ。これは元々シングルフィン仕様だったけど、
最近ナブスターを付けてミニマルとしているんだよ」
「へー、ジャックコールマンですね」
「そうかな」
「そうですとも」
すると、車で寝ていた昭汰くんが起きたようで、
トロちゃんの奥さん早織さんが抱っこして登場した。
「ハイ!」
「ハイ!」
とやってからこの笑顔。
トロちゃんは「かわいすぎてたまらないんですよ〜」
と少し関西なまりのイントネーションの文体でのろける。
「いつかショータも波乗りしますかね」
「するでしょうするでしょう」
そんなことを話してからパドルアウトしていくトロちゃん。
私はまだ身体が硬いので、
カメラを持って昭汰くんを撮っていると、
後ろに波に乗るお父さんという作品を得た。
これをアサヒカメラの何やらの賞に応募すると、
きっと『ファーストステップ賞』をいただくことになる。
題名「夏の朝の親子」
そんなベタな題名を付けるのは、
アサヒカメラ賞のならわしらしく、
他に「青春」とか、「夏の日のふたり」
「恋人」「夕暮れ」「花」
「回想」「朝陽」という題名を付けると、
先方はなんとか賞を差し上げたくなるらしい。
そうやっていたら、
その写真作品提出用の単語集が作りたくなり、
やってみたのがこちら。
夏 初夏 卯月 五月 立夏 夏めく 暁 朝 炎天下 夕 宵 夜 丈くらべ 花火 メランコリア 短夜 土用 盛夏 三伏 暑し 大暑 極暑 灼く 涼し 夏の果 迎え火 秋近し 夜の秋天 空 雲 雲の峰 月 南風 黒南風 青嵐 薫風 朝凪 夕凪 雨 雲海 御来迎 虹 雷 朝焼 夕焼 日盛 西日 炎天 油照 卯波 土用浪 夏の潮 苦潮 植田 青田 田水沸く 噴井 泉 清水 滴り 滝 静寂 昼下がり 旅の途中 踊り 気配 孤独 盆 祭 収穫 少年 里山 赤い糸 道 通り 友情 母 少女 京都 慕情 旅情
どうぞご自由にお使いください。(笑)
Catch Surf Barry McGee Side Bite
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昭汰くんの後ろのお父さん
ーートロちゃんにズームインすると、
サイドバイトをそれは見事に乗っていた。
すばらしいライディングフォームに、
偶然居あわせた片貝のキヨくんも
「ブラボーハラショー!」と喜んでいた。
トロちゃん終了で、奥さんの番が来た。
昭汰くんは寝ているけど、
抱っこしていないと起きてしまうそうなので、
トロちゃんが見学を兼ねて、
彼の1965年のステーションワゴンの前に陣取った。
この車が私と同じ歳だなんて、奇遇であります。
がんばれワーゲン。
1965 VOLKSWAGEN SQUAREBACK STATION WAGON
.
トロちゃんは、
こういうスタイルで家族サーフしている。
すてきなことだと思う。
昭汰くんが大きくなったとき、
この写真を見て、どう思うのだろう。
Catch Surf Odysea Log 8′
.
早織さんのすばらしいクルージング。
こちら(北)側はほぼ無人でした。
NAKISURF千葉にはレンタル用の8フィートがあり、
この夏の一番人気となっている。
ノーズエリアには誰かのフィンが刺さった傷があり、
そこからたっぷりと吸水して調子が良くなっているのです。
良く聞かれますが、
キャッチサーフは重いほう(吸水後)の調子が良い。
けれど、ジェイミー・オブライエンたちは、
新調ボードをそのまま普通に乗るので、
どちらも調子いいのでしょうね。
もう1グループもやってきた。
それはカリフォルニアで大学に通う陸くんと、
その友人耕平くん。
共に21歳だと言うので、
フォーエバー21と浮かんだ。
そのコウヘイくんは、
生まれて初めてのサーフィンで、
なんとウエットスーツを腕から着るという新技を編み出したが、
途中で無理だとわかったらしく、普通式で着ていた。
昨日も書きましたが、水温が下がりました。
外気は猛暑なので、
何かしらのウエットスーツがあればOKです。
さらにウナクネ市原支部のマーちゃんもやってきた。
トロちゃんのご自慢のベティーズボードと、
ハービー・フレッチャーのボードを並べて記念撮影。
カリフォルニアのリクは、
サンオノフレで普段サーフしていて、
ロッキーショアに一緒に行ったことがあり、
そして彼があの頑強な波に乗ったことを思い出した。
「死ぬ気で行きました!正解でした!」
そうやってメイク後に語るが、
ゆとり世代がそんなことを言うのは珍しく、
気合い猛烈世代の私がうれしくなったのは言うまでもない。
リクは、
水温17度だかその冷水なのに、
「裸で大丈夫です。カリフォルニアと変わりませんし」
私のようなことを言う。
カリフォルニアは通年冷水なので、
この外気が暑いときでないと、
トランクスや水着でできないので、
夏はみんな裸、でもパドルアウトするとまさに氷水。
Tyler Warren’s Function Hull (EGG)
.
マーちゃんは、
最初ファンクションハルで入り、
なんと推定156mのロングライドを決め、
メジャーリーグのオールスターゲームの、
ホームラン競争で優勝したヤンキースのアーロン・ジャッジの最高飛距離が同じであったので、
打球はあんなにも飛んだのかとマーちゃんのロングライディングを讃えた。
どうです。
パドルアウトのうれしそうな顔。
この後マーちゃんは、
NAKISURFに予約入荷したバリー・マギー8フィートをゲットし、
午後の部セッションでフルスピンをメイクし、
目撃した全員のドギモを抜いていた。
さすがのウナクネであります。
波、良いです。
週末はお楽しみに。
きっとこれなら、一宮北端も少人数でできそうです。
ただ、駐車場が連日の風により、
砂で埋まっているので、
車を砂で走るためのちょっとしたテクニックが必要です。
それではすばらしい週末をお迎えください。
◎
【オマケ】
ワンダーウーマンが公開となるが、
あのレッド・ツエッペリンが楽曲を提供したというので、
検索すると、どこにも出ていない。
で、代わりに見つけたのが、
みうらじゅんさんではないが「勝手に予告編」のロール。
ここに共有しますね。
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