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naki's blog

【海の日三連休前の特大号】真夏の(ウナクネ)サーフセッションwithトロちゃんファミリー&リク、コウヘイ、マーちゃん_(3168文字)

こんにちは、

南風、少し収まりましたが、

現在朝9時ですでに気温が30度、

体感気温が36度という猛暑日のはじまり。

暑いのと重なって、

子どもの頃の夏休みの朝を思い出していた。

ラジオ体操の帰りに寄るいつもの水場。

メダカ、クチボソ、手長エビ、ダボハゼ、

タナゴ、ザリガニ、タガメにゲンゴロウ。

コイ、フナ、ハヤ、ヤゴにカミキリムシ。

そんな郷愁に浸りながらアイスコーヒーを飲んでいたら、

先日東京でミーティングしたBlue誌のトロちゃんこと、

トロピカル松村さんから

「もうすぐ到着します。家族と一緒です」

そう連絡があった。

「サーフしましょう〜!」と約束した日だった。

昨日も南風が強く、

砂を巻き上げ、サーフボードを飛ばし、

車内が砂でじゃりじゃりになった。

千葉北であれば太東岬に行くか、

または風避けになる堤防周りならばなんとか波面を保つ。

「エックスでお会いしましょう!では現地で」

とSMSを返信し、インスタグラムを開くと、

QS1500グレードの湘南オープンが、

このオンショアで開催されているようで、

数千のさざ波が、

まとまった小波と重なる激チョッピーで選手たちがサーフしていた。

そんな中、金尾レオくんの動画ポストを見ると、

バックサイドで半径の狭い弧を描いたオフザリップがあり、

そのイメージが鮮烈で、そんな気分で海に向かった日。

ちなみにレオくんのインスタグラムIDは reokanao です。

さらに私のが nakisurf でして、

NAKISURF千葉の公式アカウントが nakisurf_chiba です。

ほぼ同時に到着した2台の車。

トロちゃんは私のUNK-Sをめざとく見つけ、

感慨深げに目を入れてから、

「これはXですか?」

そう聞くので、

「Sさ。これは元々シングルフィン仕様だったけど、

最近ナブスターを付けてミニマルとしているんだよ」

「へー、ジャックコールマンですね」

「そうかな」

「そうですとも」

すると、車で寝ていた昭汰くんが起きたようで、

トロちゃんの奥さん早織さんが抱っこして登場した。

「ハイ!」

「ハイ!」

とやってからこの笑顔。

トロちゃんは「かわいすぎてたまらないんですよ〜」

と少し関西なまりのイントネーションの文体でのろける。

「いつかショータも波乗りしますかね」

「するでしょうするでしょう」

そんなことを話してからパドルアウトしていくトロちゃん。

私はまだ身体が硬いので、

カメラを持って昭汰くんを撮っていると、

後ろに波に乗るお父さんという作品を得た。

これをアサヒカメラの何やらの賞に応募すると、

きっと『ファーストステップ賞』をいただくことになる。

 

 

題名「夏の朝の親子」

そんなベタな題名を付けるのは、

アサヒカメラ賞のならわしらしく、

他に「青春」とか、「夏の日のふたり」

「恋人」「夕暮れ」「花」

「回想」「朝陽」という題名を付けると、

先方はなんとか賞を差し上げたくなるらしい。

そうやっていたら、

その写真作品提出用の単語集が作りたくなり、

やってみたのがこちら。

夏 初夏 卯月 五月 立夏 夏めく 暁 朝 炎天下 夕 宵 夜 丈くらべ 花火 メランコリア 短夜 土用 盛夏 三伏 暑し 大暑 極暑 灼く 涼し 夏の果 迎え火 秋近し 夜の秋天 空 雲 雲の峰 月 南風 黒南風 青嵐 薫風 朝凪 夕凪 雨 雲海 御来迎 虹 雷 朝焼 夕焼 日盛 西日 炎天 油照 卯波 土用浪 夏の潮 苦潮 植田 青田 田水沸く 噴井 泉 清水 滴り 滝 静寂 昼下がり 旅の途中 踊り 気配 孤独 盆 祭 収穫 少年 里山 赤い糸 道 通り 友情 母 少女 京都 慕情 旅情

どうぞご自由にお使いください。(笑)

Catch Surf Barry McGee Side Bite

.

昭汰くんの後ろのお父さん

ーートロちゃんにズームインすると、

サイドバイトをそれは見事に乗っていた。

すばらしいライディングフォームに、

偶然居あわせた片貝のキヨくんも

「ブラボーハラショー!」と喜んでいた。

トロちゃん終了で、奥さんの番が来た。

昭汰くんは寝ているけど、

抱っこしていないと起きてしまうそうなので、

トロちゃんが見学を兼ねて、

彼の1965年のステーションワゴンの前に陣取った。

この車が私と同じ歳だなんて、奇遇であります。

がんばれワーゲン。

1965 VOLKSWAGEN SQUAREBACK STATION WAGON

.

トロちゃんは、

こういうスタイルで家族サーフしている。

すてきなことだと思う。

昭汰くんが大きくなったとき、

この写真を見て、どう思うのだろう。

Catch Surf Odysea Log 8′

.

早織さんのすばらしいクルージング。

こちら(北)側はほぼ無人でした。

NAKISURF千葉にはレンタル用の8フィートがあり、

この夏の一番人気となっている。

ノーズエリアには誰かのフィンが刺さった傷があり、

そこからたっぷりと吸水して調子が良くなっているのです。

良く聞かれますが、

キャッチサーフは重いほう(吸水後)の調子が良い。

けれど、ジェイミー・オブライエンたちは、

新調ボードをそのまま普通に乗るので、

どちらも調子いいのでしょうね。

もう1グループもやってきた。

それはカリフォルニアで大学に通う陸くんと、

その友人耕平くん。

共に21歳だと言うので、

フォーエバー21と浮かんだ。

そのコウヘイくんは、

生まれて初めてのサーフィンで、

なんとウエットスーツを腕から着るという新技を編み出したが、

途中で無理だとわかったらしく、普通式で着ていた。

昨日も書きましたが、水温が下がりました。

外気は猛暑なので、

何かしらのウエットスーツがあればOKです。

さらにウナクネ市原支部のマーちゃんもやってきた。

トロちゃんのご自慢のベティーズボードと、

ハービー・フレッチャーのボードを並べて記念撮影。

カリフォルニアのリクは、

サンオノフレで普段サーフしていて、

ロッキーショアに一緒に行ったことがあり、

そして彼があの頑強な波に乗ったことを思い出した。

「死ぬ気で行きました!正解でした!」

そうやってメイク後に語るが、

ゆとり世代がそんなことを言うのは珍しく、

気合い猛烈世代の私がうれしくなったのは言うまでもない。

 

リクは、

水温17度だかその冷水なのに、

「裸で大丈夫です。カリフォルニアと変わりませんし」

私のようなことを言う。

カリフォルニアは通年冷水なので、

この外気が暑いときでないと、

トランクスや水着でできないので、

夏はみんな裸、でもパドルアウトするとまさに氷水。

Tyler Warren’s Function Hull (EGG)

.

マーちゃんは、

最初ファンクションハルで入り、

なんと推定156mのロングライドを決め、

メジャーリーグのオールスターゲームの、

ホームラン競争で優勝したヤンキースのアーロン・ジャッジの最高飛距離が同じであったので、

打球はあんなにも飛んだのかとマーちゃんのロングライディングを讃えた。

どうです。

パドルアウトのうれしそうな顔。

この後マーちゃんは、

NAKISURFに予約入荷したバリー・マギー8フィートをゲットし、

午後の部セッションでフルスピンをメイクし、

目撃した全員のドギモを抜いていた。

さすがのウナクネであります。

波、良いです。

週末はお楽しみに。

きっとこれなら、一宮北端も少人数でできそうです。

ただ、駐車場が連日の風により、

砂で埋まっているので、

車を砂で走るためのちょっとしたテクニックが必要です。

それではすばらしい週末をお迎えください。

【オマケ】

ワンダーウーマンが公開となるが、

あのレッド・ツエッペリンが楽曲を提供したというので、

検索すると、どこにも出ていない。

で、代わりに見つけたのが、

みうらじゅんさんではないが「勝手に予告編」のロール。

ここに共有しますね。

◎◎