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naki's blog

逆向きフィンとスーパー・ウナクネリン_『A Multipurpose Unakune Single-X』_都内ウナクネ系ふたつの集い_(2664文字)

台風5号からの波は今日も続き、

一宮ジェフリーズはセットでオーバーヘッド。

無風、霧少々、そんな美しい朝でありました。

UNK-S II 7′ Reverse Minimal fin set-up

.

近藤さんと山ちゃんが来るというので待ち受けていたが、

いつのまにか到着していて、出遅れること60分。

理由はラインのプッシュや通知機能全てをOFFにしていて、

なので任意でラインを起動しないと何もわからない。

気づいたら、電話全てをミスしていて、

さらにはお二人はすでにジェフリーズに到着されていて、

先行サーフしているという。

慌てて行くと、

いつもは5分で支度できて、

到着までさらに5分という距離なんだけど、

焦るからか、時だけがかさんで遅れるという始末。

到着すると、近藤さんと山ちゃんを探しつつ、

サイドボンザーフィンを前後逆に装着し、

そのバイトリアクションの実践研究を行う日と決める。

すると、横にやってきたロージーと息子オースティンが、

「フィン逆だぞ」と教えてくれた。

「これでいいのだ」とバカボンパパのように答えると、

「機能しないから止めておけ」そう忠告してくる。

「では、もしセンターフィンを付けなかったら?」

逆にそう質問してみると、

ロージーは「ぐぬぬ」と、

言葉にならない言葉を呑み込んでいた。

「ロージーは波乗りが詳しいんだね」

そう聞くと、

「ゴールドコースト出身の東浪見(TORAMI)人ですマイト」

そんなような答えが返ってきた。

「ゴールドコーストってどのグレイトサーファーがいるんだっけ?」

「ここで名前を出したら日が暮れてしまうほど大勢さ」

「ミック・ファニングと…」

「ジョエル・パーキンソン、ノア・デーン、ジョシュ・カー…」

「そっか、半端ではないね」

「波は良いけど、激混みだよマイト」

そんな話をしていると、

近藤さんが私の車を見つけて上がってきてくれた。

近藤さんは正式ボンザーで、

ウナクネを表現されるという公約通り

YES!

このスーパー・ウナクネリンを表現された。

さすがであります。

同行していた山ちゃんは、

鎖骨骨折後初サーフで、

ショートボードでうんならかしていた。

さすが60カ国以上もの国を旅し、

大学ボクシングのウエルター級チャンピオンでありますし、

ゾロアスター神話の英雄神ウルスラグナ流のバックサイドでした。

それからツナくん、しょう寅杉本さんたちが来られたが、

ページの関係で続きは明日書きますね。

さて、非対称フィン、シングルフィン、

ボンザー、ミニマル、フィンレスと、

多目的(X)に使用できるウナクネボードUNK-SXだが、

「正式名を教えてください」と、

鳥取県のSさんと、滋賀県のOさんからメールがあった。

で、『A Multipurpose Unakune Single-X』ですとお伝えしたので、

ここにみなさんと共有します。

とにもかくも、この台風ノルの波に間に合わせようと、

エボルブの前田博士が、

夜を徹してボードグラッシングをしてくれている。

All photo by Yucchi

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重くするために6オンスクロスと、

デッキにはそれをダブル+分厚いホットコート。

チャンネルやウイングが多いので、

こうしてクロスの切れ込みがマニアックになる。

 

ちゃんとエボルブさんのロゴも入って、

博士謹製である証明付きであります。

謹製=キンセイと書いたら、

前田博士のニックネームがキンちゃんだとも言う。

とにもかくも、世界初のウナクネSX製作は、

順風満帆(じゅんぷうまんぱん)であります。

JR上総一宮駅前、The名糖食堂。

有名にならなかったワンタンメン占いはこちら↓

シェーン・ガラースのプレイング・マンティス_名糖食堂ワンタンメン占い_(2286文字)

この名糖食堂さんは、お店兼住居の建て替えがあった。

息子さんは、

「親父ももう歳だから、お店をやらないでもいいんだけど」

そんなことを聞いてあきらめていたら、

建築途中で、「お店っぽい」建物が出現した。

そうしたらその通り、

名糖食堂2が完成し、新装開店していたのが先日。

NAKISURFスタッフたちにも大人気の名糖食堂さん。

隣は魚のタカラさん。

すばらしい飛車角となりました。

サーフを始めたばかりなのに、

天才的なバランスと体幹で、

なんとジェフリーズの沖波を2本立て続けに乗った(奇跡的)

Sダイスケさんと一緒に食べる定食は、上総一宮はもちろん、

昭和48年を感じてうっとりにっこり。

【おまけの報告】

先週の金曜日は都内に出て、

サーフ愛好者たちの集りに参加した。

まずは原宿ビームス本店。

1Fレジ周りには、

キャッチサーフの限定バリーマギー・サイドバイト2本が置かれ、

さすがビームスさんの本店だと感じいった。

さらにはフィンレスマニアとして感激した瞬間。

そのまま裏原宿に流れ、デウスさんの展示会に。

デウスさんはやはりデウスらしく、

「招待客だけを地下に招く」

という秘やかなで、粋な集まりでした。

その地下にはやはり美しい写真があったり、

タイちゃんこと、

タイラー・ウォーレンをバリで撮ったアートがあったり、

数々のコレクションを拝見しながら、

さらには多くの人と波乗り話のみならず、

フィンレス話も出来て、

とっても濃い時間を過ごせました。

はるかさん、鈴木さん、ありがとうございました。

次に、ウナクネ幸式清水さんが南青山にいるので、

ビームス・ジャパン・トーキョー・カルチャートフロアでのPOP UP個展にありがとう_ムーチョアロハ_キャッチサーフ・ポップアップストアがH BEAUTY&YOUTHさんに!_(963文字)

そちらにキラー通りを経由して向かう。

前回おいしかったお蕎麦屋さんに行くが、

かなり味が変わってしまっていて残念な結果となった。

栄枯盛衰(えいこせいすい)ですぞ、

そう三蔵法師やベンチュラセイジたちとSMSをする。

(栄枯盛衰=栄えたり衰えたりを繰り返す世のはかなさ)

南青山では、

ウナクネ幸式清水さんが公休日だったので、

そのまま渋谷駅までに出て、西武ロフト、紀伊国屋書店、

アップルストア経由で

Pilgrim Surf+Supply(ピルグリム サーフ+サプライ)さんに。

ここでもウナクネ派の集まりがあり、

「タイラー・ウォーレンの映像をみんなで見る」

というような趣旨のものでありました。

ウナクネ源流のビームス加藤さん。

中央は先日も登場したMO3。

そしてここでおなじみのピルグリム五十嵐さん。

ウナクネ心友会会長の河合さん(右)と、

ウナクネ市原支部のマーちゃん。

ウナクネ三大始祖のおひとりとされる川南活さん。

さすがであります。

後ろ姿は佐野くん。

葉山御用邸に深く由来がある斉藤淳太さんも来ていて、

NORU波がSURFERS岬にいつ到達するかを検証した。

サバブームはまだ続いているようで、

青森名産のサバパテをいただきました。

ありがとうございます。

サバー!