台風5号からの波は今日も続き、
一宮ジェフリーズはセットでオーバーヘッド。
無風、霧少々、そんな美しい朝でありました。
UNK-S II 7′ Reverse Minimal fin set-up
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近藤さんと山ちゃんが来るというので待ち受けていたが、
いつのまにか到着していて、出遅れること60分。
理由はラインのプッシュや通知機能全てをOFFにしていて、
なので任意でラインを起動しないと何もわからない。
気づいたら、電話全てをミスしていて、
さらにはお二人はすでにジェフリーズに到着されていて、
先行サーフしているという。
慌てて行くと、
いつもは5分で支度できて、
到着までさらに5分という距離なんだけど、
焦るからか、時だけがかさんで遅れるという始末。
到着すると、近藤さんと山ちゃんを探しつつ、
サイドボンザーフィンを前後逆に装着し、
そのバイトリアクションの実践研究を行う日と決める。
すると、横にやってきたロージーと息子オースティンが、
「フィン逆だぞ」と教えてくれた。
「これでいいのだ」とバカボンパパのように答えると、
「機能しないから止めておけ」そう忠告してくる。
「では、もしセンターフィンを付けなかったら?」
逆にそう質問してみると、
ロージーは「ぐぬぬ」と、
言葉にならない言葉を呑み込んでいた。
「ロージーは波乗りが詳しいんだね」
そう聞くと、
「ゴールドコースト出身の東浪見(TORAMI)人ですマイト」
そんなような答えが返ってきた。
「ゴールドコーストってどのグレイトサーファーがいるんだっけ?」
「ここで名前を出したら日が暮れてしまうほど大勢さ」
「ミック・ファニングと…」
「ジョエル・パーキンソン、ノア・デーン、ジョシュ・カー…」
「そっか、半端ではないね」
「波は良いけど、激混みだよマイト」
そんな話をしていると、
近藤さんが私の車を見つけて上がってきてくれた。
近藤さんは正式ボンザーで、
ウナクネを表現されるという公約通り
YES!
このスーパー・ウナクネリンを表現された。
さすがであります。
同行していた山ちゃんは、
鎖骨骨折後初サーフで、
ショートボードでうんならかしていた。
さすが60カ国以上もの国を旅し、
大学ボクシングのウエルター級チャンピオンでありますし、
ゾロアスター神話の英雄神ウルスラグナ流のバックサイドでした。
それからツナくん、しょう寅杉本さんたちが来られたが、
ページの関係で続きは明日書きますね。
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さて、非対称フィン、シングルフィン、
ボンザー、ミニマル、フィンレスと、
多目的(X)に使用できるウナクネボードUNK-SXだが、
「正式名を教えてください」と、
鳥取県のSさんと、滋賀県のOさんからメールがあった。
で、『A Multipurpose Unakune Single-X』ですとお伝えしたので、
ここにみなさんと共有します。
とにもかくも、この台風ノルの波に間に合わせようと、
エボルブの前田博士が、
夜を徹してボードグラッシングをしてくれている。
All photo by Yucchi
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重くするために6オンスクロスと、
デッキにはそれをダブル+分厚いホットコート。
チャンネルやウイングが多いので、
こうしてクロスの切れ込みがマニアックになる。
ちゃんとエボルブさんのロゴも入って、
博士謹製である証明付きであります。
謹製=キンセイと書いたら、
前田博士のニックネームがキンちゃんだとも言う。
とにもかくも、世界初のウナクネSX製作は、
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)であります。
JR上総一宮駅前、The名糖食堂。
有名にならなかったワンタンメン占いはこちら↓
この名糖食堂さんは、お店兼住居の建て替えがあった。
息子さんは、
「親父ももう歳だから、お店をやらないでもいいんだけど」
そんなことを聞いてあきらめていたら、
建築途中で、「お店っぽい」建物が出現した。
そうしたらその通り、
名糖食堂2が完成し、新装開店していたのが先日。
NAKISURFスタッフたちにも大人気の名糖食堂さん。
隣は魚のタカラさん。
すばらしい飛車角となりました。
サーフを始めたばかりなのに、
天才的なバランスと体幹で、
なんとジェフリーズの沖波を2本立て続けに乗った(奇跡的)
Sダイスケさんと一緒に食べる定食は、上総一宮はもちろん、
昭和48年を感じてうっとりにっこり。
【おまけの報告】
先週の金曜日は都内に出て、
サーフ愛好者たちの集りに参加した。
まずは原宿ビームス本店。
1Fレジ周りには、
キャッチサーフの限定バリーマギー・サイドバイト2本が置かれ、
さすがビームスさんの本店だと感じいった。
さらにはフィンレスマニアとして感激した瞬間。
そのまま裏原宿に流れ、デウスさんの展示会に。
デウスさんはやはりデウスらしく、
「招待客だけを地下に招く」
という秘やかなで、粋な集まりでした。
その地下にはやはり美しい写真があったり、
タイちゃんこと、
タイラー・ウォーレンをバリで撮ったアートがあったり、
数々のコレクションを拝見しながら、
さらには多くの人と波乗り話のみならず、
フィンレス話も出来て、
とっても濃い時間を過ごせました。
はるかさん、鈴木さん、ありがとうございました。
次に、ウナクネ幸式清水さんが南青山にいるので、
ビームス・ジャパン・トーキョー・カルチャートフロアでのPOP UP個展にありがとう_ムーチョアロハ_キャッチサーフ・ポップアップストアがH BEAUTY&YOUTHさんに!_(963文字)
そちらにキラー通りを経由して向かう。
前回おいしかったお蕎麦屋さんに行くが、
かなり味が変わってしまっていて残念な結果となった。
栄枯盛衰(えいこせいすい)ですぞ、
そう三蔵法師やベンチュラセイジたちとSMSをする。
(栄枯盛衰=栄えたり衰えたりを繰り返す世のはかなさ)
南青山では、
ウナクネ幸式清水さんが公休日だったので、
そのまま渋谷駅までに出て、西武ロフト、紀伊国屋書店、
アップルストア経由で
Pilgrim Surf+Supply(ピルグリム サーフ+サプライ)さんに。
ここでもウナクネ派の集まりがあり、
「タイラー・ウォーレンの映像をみんなで見る」
というような趣旨のものでありました。
ウナクネ源流のビームス加藤さん。
中央は先日も登場したMO3。
そしてここでおなじみのピルグリム五十嵐さん。
ウナクネ心友会会長の河合さん(右)と、
ウナクネ市原支部のマーちゃん。
ウナクネ三大始祖のおひとりとされる川南活さん。
さすがであります。
後ろ姿は佐野くん。
葉山御用邸に深く由来がある斉藤淳太さんも来ていて、
NORU波がSURFERS岬にいつ到達するかを検証した。
サバブームはまだ続いているようで、
青森名産のサバパテをいただきました。
ありがとうございます。
サバー!
◎