(昨日からの続き)
朝2時に目を覚まし、
キャッチサーフ関連のメールを仕上げ、
深夜3時に藤沢サバリバである8ホテルを出発した。
ホテル周りの飲食店群は、
まだ賑やかな宴が続いているようで、
藤沢駅はなかなかの都会だと再確認する。
軒先に倒れ、
友人に介抱されている酔っぱらいを見た。
昭和だ。
藤沢市川名、
手広、
大仏を経由して、
ドラグラ・バンはSURFERS岬に向かう。
まだ真っ暗な中、
波乗りの支度をしていると、
ボードを持ってこちらに歩いてくるサーファーがいた。
キンちゃんである。
彼もまたサーファーズ岬の波に魅せられ、
すでに半世紀が経とうとしている。
そしてこのSURFERS岬には、
ヌマくんピーク、
泰介さんピークというメジャー2ピークに加えて、
キンチャンズとして知られている。
慌てて着替えて、
街灯の光をたよりに崖を降りてパドルアウトした。
これは8月4日、木曜日早朝の話です。
UNK-SX7 Minimal fin_setup
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暗い朝はガラ空きだったが、
明るくなると、知った顔がぞろぞろ入ってきた。
ほぼ全員が、
「ひさしぶりに上がったよ」とか、
一宮ジェフリーズの話を聞かれて盛り上がる。
Photo by Bob Aoki
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波はぐんぐんと上がってきて、
気づいたら正午となっていた。
1度正ちゃんこと梅沢さんのボートに積んであるアクエリアスをいただいたが、
7時間半もロングウオールとバレルライドを繰り返していると、
ほぼ脱水症状だったので、
一度上がって水をたっぷり飲み、
さらに豆腐1丁を食べてすぐにピークに戻ると、
上がり続けた波は、
沖の棚でブレイクするほどの大きさとパワーとなっていた。
こうなったら上がれず、
結局10時間半もサーフしてしまった。
これまでの自分記録が9時間だったから、
それを上回る体力があったことに驚いた。
しかも波もご存じ軽くオーバーヘッド。
天気も小雨、
またはどんよりとした曇だったので、
瞳の日焼けも少なかったので、
長時間サーフできたのだろう。
疲労困憊と先週も書いたが、
この日もそんな状態になったので、
ゾンビのように食事をして、
早めの床についたのでありました。
翌日。
有楽町駅前のFCCJで開催される私個展への設営があったのっで、
土曜日の早朝の電車(上野、東京ライン)で上京し、
展示の設営をしてきた。
疲労困憊で判断力も低下していたが、
みなさんのお手伝いのおかげでなんとか終わることができ、
最後はみんなで乾杯した。
今回の展示のキュレーターであるブルース・オズボーンさんと、
ドラグラ心友会会長の河合さん(室戸スカシー)からの多大なるヘルプ。
おかげでこんな展示となりました。
他の壁にも作品を全て掲げられた。
ありがとうございました!
そのまま河合さんと有楽町から湘南を目指す。
湘南の波情報を伝えるメディアからは鎮火だか、
沈静を連想させるほどうねりは下がっているようだった。
湘南4日目。
SX7も馴染んできた車内。
(明日に続きます)
◎