My Shalona 6’5″
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このボードは、
日本から帰ってきた後すぐに自分でシェイプして、
さらには生まれて初めてグラッシングし、
さらにはホットコートをかけて仕上げたボード。
しかも製作開始から完成まで24時間という短期ボード。
【なぜか特大号】サバ国際化_Saba Knight Errant_土曜日だけで作った自作ボード_痛い人たち_(3258文字)
早く作ろうとした訳は、
NATION工場が移転するということで、
時間の制約があったのと、
一度サーフボードを自分で作ってみたかったから。
硬化剤を煙がでるほど多く入れ、
もし火が出たときには消化できるように水を横に置いての製作。
デイブ・ネイラーが聞いたら驚いてしまうようなことだが、
これで硬化させると、
樹脂は焼けて茶色になってしまうので、
濃い色のティント&ピグメントを樹脂に溶かした。
クロスがブランクスに馴染まずに波を打ってしまったが、
とにかくスクイージで押さえつけて硬化を待つスタイルの草グラッシング。
草野球とは聞いたことがあるが、
草サーフボードとは初耳で、
けれど、
そんなデコボコボードが完成してしまい、
あまりの出来の悪さに放心してしまった。
エボルブの前田くんに助けてもらえば良かった。(笑)
プロとアマチュア、というか素人の違いは、
フェラーリと紙粘土で作った車の違いがあった。
けれど自分の作ったものは愛着がある。
すぐにそのデコボコザラザラボードに乗ってみると、
なんと、信じられないが、
ーー良いわけがないのだがーー
『このサイズのボード歴史上、最速ではないか?」
そんなインプレッションを得た。
けれど、きっとそんなわけはなく、
きっと自己陶酔ではないかと思ったので、
ミラーやナッキーに乗ってもらうと、
彼らも同意見で、
「こんな速いサーフボードは初めて」
そう口を揃えて言う。
「そんなわけがない」
そう誘導尋問しても答えは同一であった。
うれしい。
この下の動画を見ていただきたい。
冒頭のスピンがこのマイシャローナによってのものだが、
やはりこうして客観的に見ても速い。
さらには最後の方の波が、
現在NAKISURFフェイスブックのバナーになっているもので、
元々は私とスコッティ・ストップニックが見つけてサーフしていたシークレット。
内緒にしていなかったので、
年々人がやってくるようになり、
教会岬やトレッスルズから流れてくるサーファーたちのマナーの悪さといったら、
「ああ、内緒にしておけば良かった」
そう先輩たちが感じたことと変わらない気持ちともなった。
けれど、自分たちが発見しただけで、
自分の場所ではないので、
気持ちはハッピーサーフ継続であります。
(Note: なぜトレッスルズのサーファーは、
奥過ぎて抜けられないのに大声を出して他サーファーを制圧しておいて、
結局抜けられない、またはテイクオフすらしないことを平気でできるのだろうか?)
そんなことは、
年明け特売のチラシと一緒に捨て去ってしまい、
これを日本のみなさんにも乗っていただきたく、
リーシュロープとフィンボックスを設置して、
12周年記念に沸く千葉NAKISURFに送っておきました。
私の素人仕事は見た目が悪く、
けれど乗り味が良すぎることに驚かれることでしょう。
結果が良かったのでこの仕上げというか、外装を
『スラッシュグラッシング』と昇華したネーミングとなり、
耐久製は世界一を誇るほどの硬度を達成しました。
どうぞどうぞ、乗ってみてください。
この週(1月13〜19日)限定ですが、
免許証等の身分証明書を提示してくだされば、
半日程度でしたら無料でお貸し出しします。
もちろん強いので、
壊れることもきっとございません。
保険も不要です。
ご予約は、
shop@nakisurf にメールをしてください。
『マイシャローナ予約』と題名に入れてくだされば、
さらにスムースです。
ウナクネ会長とか、ウナクネ市原支部、
スーパータキビシヤス、アトランティックコーヒー吉川くん、
ツナくん、さらには前出した前田くんのお顔が浮かびました。
そんな週末の始まりです。
寒波ですが、
風さえ弱ければ、きっと一宮エックス、ジェフリーズ等でサーフ可能なので、
どうぞご利用ください!
Happy Surfing!!
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