こんにちは、
満月の夜をいかが過ごしましたか?
寒い、もう12月、やはり12月という陽気の東京ですね。
昨日はumi cafeの一平君と夜明け頃に都内を出発して、
南房総に向かいました。
夜明け色に染まるレインボーブリッジを越えて、
全長15kmにも渡るアクアラインをひた走った。
これはご存じ東京湾の中を走る海中を縦断する道路。
ここに外国人を連れてきて、カーナビを見せると驚かれ、
そして感動してくれる日本のハイテク名所のひとつ。
「川崎側の9.6km がアクアトンネルと呼ばれるトンネル、
木更津側の4.4km がアクアブリッジと呼ばれる橋になっており、
この意味はゼネコンと橋梁会社、
そして道路関係の全ての会社に利益が行くようにした結果なんだよ」
と、いつものコーシャクを一平くんに述べると、
正直な彼は「すごいですね?!」
と外国人と同様に感動してくれました。
「トンネルを抜けると、そこは千葉だった」
と思いながら川端康成先生の『雪国』の冒頭を思い出していた。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった」
名文だなあ。
俺はサーファーなので、
「海底の長いトンネルを抜けると田園であった。南の海は白かった。ロス前に一平くん号が止まった」
と北東風にあおられた斜面を見て、
少し肩を落としたが、
けれど、オーバーヘッド近くのサイズがあるので喜び勇んで、
ここで入ることにする。。
一平くんのJJロケットフィッシュ、COLEバットフィッシュ、
俺のBD3と、BWTを一同展示する。
サーフボードもひさしぶりに陽に当たってうれしそうだ。
そうだ、新型ブーツのテストをしたんですよ。
サーフ8さんが提案するこのブーツをZ1ブーツに導入しようと考えています。
特徴1:
外側ジャージで内側にはZ1 Anorakと同素材「ファーベストファイバー」を使用。
このファーベストファイバーの製品仕様書を読みますと、
強力な撥水性はもちろん、
生地からゆるやかな遠赤外線を放射して、
人体の筋肉、臓器、血管および血管内の水分子に共鳴させ、
各機能を身体の芯から活発にする効果をもたらします。
とあって、これを裏地全面に施しました。
さらには使用感にとことんこだわって、
底という概念を排除しました。
生地素材のみとしました。
ただそれだと滑るので、
このようにソールグリップを圧着して、
トラクション性能をアップさせたのです。
素足よりもグリップがあり、
既存ブーツよりも引っかからない、
という絶妙のグリップフィーリングなのです。
海に「いざいざ?」と入り、
2時間半あまりのサーフ。
やはりカレントが強く、
波面はランピーだったけど、
十分に楽しめるサイズで、
2本マンライをスコアし、にっこにこでさらに風が強くなった浜に上がってきました。
この新型ブーツの使用感は最高の一言で、
Z1ならではの仕様を追加したいのだが、
シンプルイズベストなんだろうな、
と、このままGOすることにしますね。
Enjoy have a great vogue!(大流行ですよ!)
という英文が浮かんだら、VOGUEという車が停まっていた。
「ヴォーグ」。
きっとD先輩だったら「これはヴォグエじゃねえか?!」
と読むんだろうなあ。(笑)
一平くんと浜に降りて、
風の来ない堤防の蔭でひなたぼっこをしながら様々なエピソードのお話をしていた。
波を見ると、すでに無人で、
より浅くなったインサイドの地形はバレルバレルの掘れ掘れ状態だったが、
もう都内に戻らなくてはならないので、
写真だけをこうして撮りました。
ロス前の駐車場に戻ると、
リプレイ土井さんの生涯友人である秋元さんも上がってきていて、
「ブラジルTが昨今の株価人気を繁栄しているかのようだなあ」
そんなことを思いながらパシャリしました。
念願だった一平くん号を運転させていただき、
海で知り合った松苗さんという方のレストランに向かう。
南房総市、帰り路の稲交差点の先、
127号線に出る手前の角にあって立地と景色が抜群でした。
こちらがドイツでハム&ソーセージ造りを長年勉強されてきた松苗さんで、
やさしい笑顔に人柄が表れていました。
カフェ3年生の一平くんもにっこり。
一平くんは「ソーセージ盛り合わせ」で、
俺はポトフを選びました。
千葉の野菜、無添加、自家製のソーセージをおいしく味わいながら満腹となり、
コーヒーを飲みながら店内書棚にあったアンデルセンを少し読んでから都内に戻りました。
アンデルセンって、こんな経歴だったのですね。
なんだか感動しました。
俺ももっとがんばろう!
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雨が落ちてきましたね。
氷雨とまではいかないけど、
寒い日となってきました。
今夜も満月が見えますように。
今日も、きっと昨日もNAKISURFにやってきてくださってありがとうございます。
よろしかったら明日も来てくださいね。
そして暖かくしてお過ごしください。
今から4時間は原宿におります。
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