アメリカの今日は、
『独立記念日(インディペンデンス・デイ、4th July)』だ。
いまいるのがバリ。
こちらの深夜が米国西海岸時間で午後。
各地で友人たちのパーティが始まったようで、
お祝いのSMSのやりとりから始まった日。
Wishing Your Family and friends Happy 4th of July!! 🇺🇸🇺🇸🇺🇸
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【ドラグラ・サイエンス (D.G.P. Science)】
Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″
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サーフィンで左右斜め下に手を開く(サバ手)と、
前に進む力に貢献しやすくなる――。
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Donavon Frankenreiter
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こんな研究結果を、
キャットフォード大学と、
ドラグラ大研究合同チームがまとめた。
秒速1・3メートル(100メートルのタイムで76秒92に相当)より速くなると、
ピンと拡げられた手の抵抗が推進力となるという。
このことはドラグラ専門誌「NAKISURF・ナキブログ」
(https://www.nakisurf.com/blog/naki/)に論文が掲載された。
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肩から斜め下にピンと張った腕から指先に風を受けると、
風は、
手のカーブに沿って流線を描きながら流れます。
手の風上側には空気の圧力が増し加圧力(加圧域)となり、
風下側では圧力が減り吸引力(減圧域)となり、
サーファーを風下方向へ押す力を発生させます。
この分力が前進方向に押す推進力となります。
研究チームによると、
サーフィンの手は姿勢のバランスをとるためにあり、
推進力には関係ないと考えられてきました。
サーフィンで速く滑走しようとするには、
波斜面とサーフボードの加圧のバランスが重要だと考えられてきた。
そこで研究チームは、
この手、
つまりサバ手ターンをするサーファーのボトムターンの速度と、
サーファーの空気抵抗の関係を計測した。
その結果、
秒速1・1メートル
(100メートルのタイムで90秒91に相当)
の低速ではサバ手は推進力にならないが、
秒速1・3メートルを超えると、
手はヨットのセール(帆)と同じ『ベルヌーイの定理』となる。
帆は風の減圧減を利用し、
抵抗は速度の3乗に比例して少なくなる。
この成果は、多くのサーファーに関係するとみられる。
キャットフォード大学の高間教授は、
「サバ手は揚力の最大化という観点からは有利になりますね。
この手のベクトルでは、サーファーの速度が4.0 m/s、
進行角度(アングル)=45.0度として計算してみますと、
これによる風特性は、
高さ方向に傾斜を示しており、
ボトムターン時にサーファーに向かって正面からのオフショア風が、
層流と乱流に流れるので(層流状態)早くなるのです。
ですが、
実際のサーフィンは常にオフショアということでもありませんから、
日常生活でピンと張るサバ手の技術を磨くことが、
サーフィン上達につながるのでしょうね。
さらにはですね。
あ、すいません。
話が長くなってしまって、いいですか?」
そう前置きしながら、
「サバ手は、サーフィン中にも効果的ですが、
普段から取り入れることによって、
背中の主な筋肉である僧帽筋と、
広背筋を効率的に緩めることを同時にすることにもつながります」
と話している。
Dr. Takeshi Takama, DPhil UNAKUNE (Catford Universty) on
Catch Surf Odysea® x DFW Barry McGee Pro Plank 7’6″
サバ手効果を実演する高間教授(キャットフォード大学)と、
エウレカGTにまたがり歓喜するドラグラ広報部長。
(クリスチャン・フレッチャー⑬タンクトップ)
Happy Surfing!!
◎