新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【ドラグラ・プロダクションズ・サイエンス編】サバ手研究(サバ手の真実より改題)_(1558文字)

アメリカの今日は、

『独立記念日(インディペンデンス・デイ、4th July)』だ。

いまいるのがバリ。

こちらの深夜が米国西海岸時間で午後。

各地で友人たちのパーティが始まったようで、

お祝いのSMSのやりとりから始まった日。

Wishing Your Family and friends Happy 4th of July!! 🇺🇸🇺🇸🇺🇸

.
【ドラグラ・サイエンス (D.G.P. Science)】

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

.

サーフィンで左右斜め下に手を開く(サバ手)と、
前に進む力に貢献しやすくなる――。

.

Donavon Frankenreiter

.

こんな研究結果を、

キャットフォード大学と、

ドラグラ大研究合同チームがまとめた。

秒速1・3メートル(100メートルのタイムで76秒92に相当)より速くなると、

ピンと拡げられた手の抵抗が推進力となるという。

このことはドラグラ専門誌「NAKISURF・ナキブログ」

(https://www.nakisurf.com/blog/naki/)に論文が掲載された。  

.

肩から斜め下にピンと張った腕から指先に風を受けると、

風は、

手のカーブに沿って流線を描きながら流れます。

手の風上側には空気の圧力が増し加圧力(加圧域)となり、

風下側では圧力が減り吸引力(減圧域)となり、

サーファーを風下方向へ押す力を発生させます。

この分力が前進方向に押す推進力となります。

研究チームによると、

サーフィンの手は姿勢のバランスをとるためにあり、

推進力には関係ないと考えられてきました。

サーフィンで速く滑走しようとするには、

波斜面とサーフボードの加圧のバランスが重要だと考えられてきた。

そこで研究チームは、

この手、

つまりサバ手ターンをするサーファーのボトムターンの速度と、

サーファーの空気抵抗の関係を計測した。

その結果、

秒速1・1メートル

(100メートルのタイムで90秒91に相当)

の低速ではサバ手は推進力にならないが、

秒速1・3メートルを超えると、

手はヨットのセール(帆)と同じ『ベルヌーイの定理』となる。

帆は風の減圧減を利用し、

抵抗は速度の3乗に比例して少なくなる。

この成果は、多くのサーファーに関係するとみられる。

キャットフォード大学の高間教授は、

「サバ手は揚力の最大化という観点からは有利になりますね。

この手のベクトルでは、サーファーの速度が4.0 m/s、

進行角度(アングル)=45.0度として計算してみますと、

これによる風特性は、

高さ方向に傾斜を示しており、

ボトムターン時にサーファーに向かって正面からのオフショア風が、

層流と乱流に流れるので(層流状態)早くなるのです。

ですが、

実際のサーフィンは常にオフショアということでもありませんから、

日常生活でピンと張るサバ手の技術を磨くことが、

サーフィン上達につながるのでしょうね。

さらにはですね。

、すいません。

話が長くなってしまって、いいですか?」

そう前置きしながら、

「サバ手は、サーフィン中にも効果的ですが、

普段から取り入れることによって、

背中の主な筋肉である僧帽筋と、

広背筋を効率的に緩めることを同時にすることにもつながります」

と話している。

Dr. Takeshi Takama, DPhil UNAKUNE (Catford Universty) on

Catch Surf Odysea® x DFW Barry McGee Pro Plank 7’6″

 

サバ手効果を実演する高間教授(キャットフォード大学)と、

エウレカGTにまたがり歓喜するドラグラ広報部長。

(クリスチャン・フレッチャー⑬タンクトップ)

Happy Surfing!!