情景部門グランプリ
「朝陽の波」
カメラ:Canon EOS 7D
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II
■選評(審査員長:宮鯖滝呂)
「目に焼き付いた」
そんな表現があるが、
これこそがまさにその瞬間だろう。
足摺岬由来、大岐の浜での一コマだという。
光の中でパドリングするサーファーの躍動、
夢波はすぐそこにあるかのような表現力。
仲間部門グランプリ
「ダブル8ポイント」
カメラ:Canon EOS 7D
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II
■選評(審査員:ラカ法王)
山の日に『やまびこ』という合い言葉が出てきました。
金のにぼしさんゲットです。
さてですね、
この作品はナキさんとカルちゃんが、
今まさに上陸しようという瞬間です。
沖から乗って、
ボードが砂またはリーフに接地するまで乗るのが正しいサーフィンだと、
トム・カレンさんはぼくが小さい頃、
サーファーマガジン誌に書いていました。
ぼくたちはそれを受けて、沖から乗って、最後にサバ手で上陸すると、
1ポイントを得ることができる設定にしました。
1セッションで88ポイントを集めると、免許皆伝という遊びです。
でも88ポイントは、
88回もの上陸が必要なので、なかなか皆伝できませんでした。
そこで、
ひとり、ふたりと連続して上陸するのを『ダブル』として、
それを成功させると8ポイントとしました。
そして3人、4人をそれぞれ『トリプル』『クアッド』として、
トリプルが38ポイント、
クアッドで88ポイントとなりました。
サーファーは誰でもいいのですが、
みんな途中で止めちゃうので、
ウナクネ仲間が多く入っているところが皆伝に近づきます。
なので仲間がいると集めやすくなるので、
ぼくたちはいつも一緒にサーフしています。
情景部門グランプリ
「バリー・マッギー76」
カメラ:Canon EOS 7D
レンズ:EF100mm Macro F2.8L
■選評(審査員長:京都橘の旦那)
和食の基本は「出汁」です。
目の利いた昆布を摂氏18度の水に浸します、
そうして火を入れていって、
60度になったら昆布を引き上げます。
それから粉末にしたイリコ、いわし、さば、
トビウオ、マグロ、ムロ(アジ)を加え、
血合いを削り取った雄節を最後に入れて輪郭を付けます。
ただこの出汁は毎回同じではなく、
その日に使う食材を見渡して、
出汁の行方を見て工夫することが大切です。
感動部門特別サバ手賞
「ヒロシくん」
カメラ:iPhone 6S plus
■選評(審査員:聖式カルちゃん)
写真は事実を写すと言いますが、
これはハレノバのヒロシさんが写っています。
しかも平野サーフビーチのキャンプエリアです。
ここで鎌倉極楽寺か唐津にいるヒロシさんに偶然会われる確率は、
本当にごくわずかと思われます。
ヒロシさんは、極楽寺の絶品ドーナッツを経て、
昨年より日本全国を廻る旅に出ていて、
その前の週までは新潟苗場スキー場でフジロックの設営をしていたそうです。
ボブ・ディランもジャック・ジョンソンもみんなヒロシさんを慕っていて、
それはぼくたちも同じです。
「出発前にさ、湘南に寄って石田さんの遺影に手を合わせてきたら、
マナブくんやポイくん、
森やんやヒロシくんという石田さんチルドレンズに会えた。
きっと石田さんは大好きな岬波に乗りたくて、俺の車に乗ってきたんだろうね」
そうナキさんは言いました。
ここに石田さんブラザーズのヒロシさんとお会いしたのは、
偶然ではなく、必然だったのかもしれませんね。
この作品が感動部門特別サバ手賞になったとき、
ぼくたち家族はちょうど伊勢神宮まで行きまして、
赤福本店で赤福(3つで280円)を食べていたときだったのですが、
その赤福を飲み込みながら震えました。
これこそがウナクネ磁力が紡ぐ真実です。
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Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’6″
Special Fins
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ウナクネ土佐部長のヤスくんのボトムセットアップ。
台風14号(ヤギ・YAGI)のうねりがまだあって、
加えて台風15号 (リーピ・LEEPI)のうねりも入ってきた。
「もう波がなくなることはない」
そう感じてしまうほど波だらけになっている。
さすがに体も悲鳴を上げていて、
首の後ろ、右肘、右手親指の付け根が最近の痛み発信源で、
右膝、腰が元々痛んでいたところなので、
痛みのお祭りみたくなっている。
四万十&文旦。
土佐ですね。
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(第一回フォトコンテストへのリンクはこちらです↓)
Happy Surfing!!
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