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naki's blog

【初級テクニック編】ハッピーサーフィンの敵!?_(2105文字)

Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″

at Amamian Backdoor

Photo by Brian Miller

.

Brian Miller on

EC Surfboards The Mini Pelican(Mini Glide-O-Rama) 7’2″

.

Nacky on

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

.

私はタイラーのビッグドリームフィッシュに乗り、

小さくて、宝石のようにキラキラ輝く波を得た。

ただこんな美しくパーフェクトな場所にも、

開発とか、

人気ディストネーションという言葉にまとわりつく悲劇みたいなことが起きている。

数日前に初級者2人がここに入ってきた。

しかも彼らはバレルエリアの浅瀬を歩いてパドルアウトしようとしていて、

要は彼らに通せんぼされた形になった。

その10m横には深いチャンネルがあって、

そこなら誰でも簡単に沖に出られて、

しかも乗ってくるサーファーと交錯することはない。

けれど、その二人はなぜかそのチャンネルは使わずに波が止むまで立っているので、

テイクオフしようとすると、

彼らとぶつかってしまうかもしれず、

かけがえのないセット波、

しかも完全バレル波が入ってきたが、

テイクオフもできず、

ミラーもナッキーもまた同様だった。

こんなセットは1時間に1〜2回位しかないチャンスだったのに…..。

ようやくあって、

彼らはパドルもできずにフラフラとやっと沖に出てきた。

「おはようございます。あっちにチャンネルがあるので、

あそこからパドルアウトすると、

ぶつからないのでお互いに危なくないですよ」

そう伝えると、

「わかったわかったわかったわかった」

4回も言うので、

全員が「…..」となってしまった。

パドルアウト後の彼らは、

兄貴分が浅瀬より20mくらい沖で波で待っていて、

きっと波に乗る気は一切なさそうで、

弟分はたくさん波に乗ることが彼の目標らしく、

けれど技量がないのでテイクオフのマネごとはするのだが、

滑りだすと、身の危険を感じるのか、

突然ボードを前に蹴るようにし、

自分は波の裏側にジャンプするだけだった。

(リーシュの弊害である)

このパーフェクトな波で、

しかも腰くらいの掘れ上がる波。

前から乗って来られると、

蹴り出されるサーフボードは凶器と同じで危険マックスである。

丁寧に注意したせいか、

私たちが乗ろうとしても、

そういうルールを知らないのか、

またはサーファー全員は波にまっすぐ滑るものだと完全認識しているらしく、

とにかくこちらなど見ずにパドルしてくる。

彼らと一緒にサーフすることは、

超が付くほど危険であるということに気づき、

ミラーが気を利かして話しかけると、

英語は話したいらしく、

「アイムフローム・オーサカ!!」

うれしそうに聞こえてきた。

なぜ誰もいないここに彼らがいるかというと、

私たちがサーフィンしていたから、

ここが良いのだと思ってやって来たようで、

だが彼らが乗ろうとしても危険な波で、

彼(弟分)が乗ると、

またリーフの上にずっと立って、

セット波が終わるまで、

バレル出口手前で私たちのことを通せんぼしているのだった。

私は公にハッピーサーフィンを掲げていて、

多くの人にサーフィンを楽しんで欲しいと願っている。

ミラーもまた同様。

なので、

こうしてお互いに旅をして、波乗りの真髄を追い求めている。

だが、

こういう世界的なリーフブレイクをビーチブレイクのように考え、

周りのサーファーの技量も見ずに、

ただただ自分なりにサーフしているのはお互いにハッピーではないし、

そして水深膝腰程度しかないリーフでそれをするのは危険である。

そんなことを本気で伝えたいのだが、

また

「わかったわかったわかったうるせー」

と言われるのも悔しく、

全てのことがあまりにも残念なのですぐに上がってしまった。

せっかくのすばらしいセッションが台なしとなった。

今はこのオーサカの人が、

これを読んでくれていることを願う。

サーフ後は、

龍郷の名店『重野玉里店』に行く。

ここで島名産のものや、

お弁当等を買い求めた。

私は鯖弁当420円。

これに

コロッケ半切れ

ミートボール1個

玉子焼き

甘酢生姜

サラダ

そしてご飯と、

弁当タイトルにもなっておいしいサバ。

ミラーは毎晩こうしてカメラを水中ハウジングに入れて、

翌日の準備をしている。

朝は雨だろうが、

強風だろうが夜明け30分前には起きてくる。

真面目なのだろうな。

用安の「晴れるベーカリー」に行き、

おいしいパンをいただいた。

ここは前々回来たときに

「お客さんが使えるトースターを置いた方がいいですよ」

そうやって店員さんに伝えたら、

なんと最上級スチームトースターがすぐに導入されたので、

それからさらに大ファンになったのであります。

奄美市笠利町用安1222-1

さきほど食べログにも投稿しました。(**)

こちらは北うねりが入ってきました。

【お知らせ】

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【NAKIPHOTOカレンダー2019】遂に遂に到着です!!!

Happy Surfing!!


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