Amami Oshima, 2018 December
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数年前に私の人生を変えた波。
その場所にやってきた。
Nation The Dream Crusher 5’6″
こういうことを書くのは、
私が奄美大島の観光大使だからではなく、
本当にそう思えるからだ。
その波はドリームクラッシャーというフィッシュの名作で乗った。
そして今回はビッグ・ドリーム・フィッシュでやってきた。
こちらも名作である。
Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″
at Amamian Backdoor
Photo by Brian Miller
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1フィート1インチ、
つまり33cm大きなボードでやってきたのは、
自身のレイルワークが向上したからに他ならず、
そんなことを含めてサーフィンとは深いものだと再確認した。
空いている手でゴミを持って、
少しずつだが、
他国から流れ着いてくるゴミを拾っている。
膨大だが、足し算だけより引き算を加えたい。
サーファーの数というΠ(パイ、この場合集合族の直積のこと)の引き算で、
波のある場所がきれいになっていくというムーブメントとなるように。
私たちが大好きなサーファーの牧野大智くん。
「友人たちに奄美大島の波に乗ってもらいたい」
彼はそんなことを考えていますと、
母親であるナナちゃんが語っていた。
ミラーはおにぎりに夢中。
シーチキンマヨネーズから入信し、
スパムおにぎり
焼き鮭
ウメボシ
卵巻き梅おかか(グリーンヒルのお母さん特製)
とやってきて今はコンブ一本勝負である。
島の人たちと一緒に飲みにいった。
島蛸が絶品で、
黒糖焼酎の水割りと合わせると、
つい飲み過ぎてしまう。
シーアのコトちゃんが着ているのは、
NAKISURF特製のアメリカンレイバンTで、
総帥ことアレックス・ノストもお気に入りの一品でございます。
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そして島ビール。
ミラーは禁酒中だったが、
島旅ならいいだろうと「プチ解禁」した。
「長年、日本のビールはおいしいと思っていた」
「それで?」
「でも来て飲んでみると、あまりおいしいものではなかった。
アメリカでキリンやサッポロを飲んだ方がおいしい」
「えー何を飲んだの?」
「オライオン(オリオン)と書いてあった」
「オリオンおいしいよ」
「古かったのかな」
「空き缶があれば製造年月日がわかるよ」
「多分部屋にあると思う」
波乗りしているときにそんな会話があった。
で、夜に空き缶を見せてもらうと、
オリオンビールの発泡酒『麦職人』だった。
「ミラーね、これはビールじゃないんだよ」
そう言うと「?」となっていた。
発泡酒は、
遺伝子組み換えの麦汁を使用しているという噂があり、
なんでもビールには麦の由来を表示する義務があるのだが、
発泡酒にはないらしく、
各ビールメーカーは利益を上げたくてそれを悪用していると聞こえてきた。
このことを疑問に思った才女のエリちん(Beach Press)という人が、
発泡酒を作るメーカー各社に質問書を送ったが、
返信はどこからもなかったという。
かくいう私も沖縄名護のオリオンビール工場見学の際に、
「最後に何かご質問はありますか?」
そう聞かれたので、そのことについて聞いてみると、
待合室で長い間待たされた後で、
「すいません。誰もわからないようです」
そう追い返されてしまった。
でも島のビール売り場を見ると、
90%近くが発泡酒で、
ビールはスーパードライ、オリオンビール、
一番搾りがその隙間にひっそりとあるだけだった。
もっと調べてみると、
「糖質ゼロ」の発泡酒や第三のビールには、
合成甘味料のアセスルファムカリウムKが添加されている。
これは砂糖のおよそ200倍もの甘味があり、
コストが安く、
つまりメーカーにとっては利益を産むため、多くの低価格食品に含まれています。
もちろんこれは合成化学物質。
なので体内で分解できずに血液に乗って全身を駆け巡る。
すると、
GPTが増加し、肝臓障害を引き起こし、
さらにリンパ球が減少するというのが明らかになっています。
良い波乗り=健康であること
そんなことは私たちの基本だが、
こんな食品は癌の元になると聞こえてくるので、
どうぞ調べてみてください。
ついでに多くのノンアルコールビールが、
上記したアセスルファムカリウムKを含み、
ビール色を出すために発がん性のある4-メチルイミダゾールが含まれています。
(いくつかは麦汁とホップだけなので大丈夫)
「酒は毒」
とはよく言ったものだと思いました。
Happy Surfing!!
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