『エンゲッツ!』
WBPでテイクオフしようとすると聞こえてくるのがこの声だ。
それはときにオリジナルの田村正和さんの声であり、
シャッチョさんの令和版でもある。
(詳しくは巻末リンクを参照ください)
そのエンゲッツは、
海の向こうではAngetsとなり、
波壁での葛藤と苦悩を解きほぐす鍵だとされ、
わがサーフィン研究所土佐支局では、
連日に渡ってこのことを研究している。
さてさて、
ベンチュラ・セイジが、
実兄モリやんとWBPにやってきた。
二人とも
『(WBPで)エンゲッツの獲得をしたい』
という大きな目的があったと後で聞いた。
エンゲッツをいまに伝えるシャッチョさんは不在だったが、
そのヤング田村正和演じる円月殺法のビデオを見てもらうと、
「なるほど円運動だ」
とか、
「膝が開かないんですね」
そうやってそれぞれのエンゲッツがしみこむように示されていった。
ちなみに上の画像の標的は、
このWBPに乗るための入り口というか、
波の芯だ。
ここからでないとひどいめに遭うか、
ショルダー側からだとWBPの意味を持たないとされる。
Nacky on The Sting 6’3”
by @hiroyuki_maeda
.
まだまだ岩が怖いナッキーは、
緩慢斜面でのエンゲッツであり、
あとでこの画像を見たらこの緩やかなる波に驚いていた。
「こんな波だったの?」と。
慣れないエンゲッツだったので、
レイルをつかむにいたらなかった森やんだが、
農林水産大臣賞を連続受賞する卓越したドロップで、
1970年代のパイプラインという風情を出していた。
京大農学部の鬼才秀才主席でもあるセイジは、
さすがのエンゲッツを披露して、
真横にいた私を喜ばせてくれた。
真下には暗い岩の陰が見えるので、
サーファーを畏怖させるには十分な視界だ。
その後セイジは、
勇敢にセット波にもエンゲッツをし、
奈落の底に突き落とされていった。
で、
私は孔子の言葉を思い出すのだった。
“学は及ばざるが如くせよ。猶之を失わんことを恐れよ”
これを今の言葉にすると、
「謙虚な思いを持ち続けるのが学ぶということ。
学んだことは失わないよう注意すること」
そんな言葉がやってきた日。
無事に全員がハッピーサーフした日でもあります。
永遠なる楽しい日は、
険しい波でもありました。
【お知らせ】
2022年スペシャルとなった
COME WITH ME Teeは、
おかげさまで大好評拍手喝采で完売しました。
そして多くのハッピーサーフの化身であるドラグラへの入会を大感謝しております。
制作に当たって問題も生じたのですが、
対応に当たったNAKISURF千葉ナカガワによると、
なんとご注文いただいた全員の方より、
温かく代換案、
またはのんびりとお待ちいただけることになりました。
こちらも深くありがとうございます。
その問題とは受注販売にあったのです。
ご注文を集計し、
業者に発注すると、
いくつかのTシャツ在庫がないと聞かされ、
しかも限定カラーは次の入荷が7月末だとも言っていた。
やむなく他の業者にあたるも同様で、
ならばならばと、
全部の業者に連絡しても同様だった。
わかったことは、
Tシャツのブランクスとなるユナイテッド・アスレ5001-01(名作)の在庫は、
業者Aの在庫もZまで同じもの、
つまり業者が共有している在庫だったのだ。
今回は勉強になったので、
次回からは、
制作後にご紹介して、
販売するチルベンダー形式を取りたい。
ということで、
このマンダラ・コーヒーとNAKISURFのコラボTとなった
『チルベンダーLS」も完成し、
Goat社性の耐久性と着心地をレビューしている。
これがその『チルベンダー』。
最近コーヒーが流行しているが、
浅煎りは苦手で、
コンビニ・コーヒーはまずいと思っている諸姉諸兄にお送りする
マンダラ・コーヒーのNAKISURFブレンドがチルベンダーです。
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/NS_coffee1.html
そして、
COME WITH ME ステッカーの初版が、
NAKISURF千葉に入荷しました〜!
キスカット、
耐候耐水性で最高峰のステッカーを使用したドラグラ印のステッカー。
NAKISURF千葉のガラスにはこのように接着され、
オヤブンの車にはこのように貼られた。
COME WITH US!!
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【巻末リンク:エンゲッツ解説帳】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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