昨日の午後は、
すばらしい波に乗り続けることができた。
ちょうど真理に目覚めた人(conscious person)がやってきた。
さらには、
成田空港から直行でやってきたムーティは、
スリランカはアルガムベイで乗ったTheOne Pure78の感動の余韻にひたっていた。
そしてハスラー・マシコさんとナッキーがいた。
そしてエボルブのマイちゃんとカズヒロ・コジマさん、
入れ替わりで心平さんと風見さんがやってきた。
心平さんから
最中十万石というクラシックをいただいた。
もなか・じゅうまんごく。
大多喜町新丁の 『津知家』(大正8年創業)
みっしりと餡で重く、
半分だけと思ったが、
コーヒーといっしょにいただくと瞬時に食べてしまった。
名の由来を調べてみると、
上総大多喜藩主の本多忠勝が、
天正18年(1590年)、
徳川家康より与えられた十万石にちなみ、
このモナカが完成したとあった。
昨夜、
みんなで駅前に食事に行った。
「自分の心が喜んでいる」
ということと、
「自分が喜んでいる」
というのは似ていて違う感情なのです。
真理に目覚めた人は、
駅前の名糖食堂で餃子を食べながらそう言った。
自分自身を俯瞰できるか、
そうでないかで意識は大きく変わります。

それから「貪る人」の対比となったとき、
私は、
水色のノーズライダーに乗った人を思い浮かべていた。
彼は貪る人であり、
その通り多くの波に乗ったが、
満腹感というのはないようで、
何度も波に乗り続けていた。
目覚めた人は、
私の考えていたことがわかるようで、
あのノーズライダーは、
ナキさんがコントロールできないので、
意識から除外するといいですと教えてくれた。
あいつはガキチクショーですと、
誰かが言った。
ガキチクショーという意味は?
マシコさんにそう聞かれたので、
漢字で「餓鬼畜生」と教えると、
瞬時に理解された。
マシコさんは次に煩悩(煩悩)という意味を聞き、
仏教では、
心を悩ませる汚れのことですと、
目覚めた人は答えた。
ムーティは、
「煩悩は、苦しみの原因です」
そう明確に知っていて、
それを把握しつつ、
克服することが人が高みに行く方法ですと、
目覚めた人が追加しつつ、
まず煩悩を止めるのは気づくことですと、
それから涅槃や成仏論に入ったが、
わたしは波に乗っての(涅槃)成仏のことを考えていた。
明けて、
タマサキ地方には壮麗なる朝陽となった。
昨夕と同じメンバーで波を待った。
1m@8秒東南東うねりだったが、
じっくり待てば涅槃がやってきて成仏できた。
そんなかんたんに成仏できていいのかと、
また目覚めた人に問うと、
それが「悟りです」と教えてくれた。
思えば、
私は40年近く、
自分自身に苦痛を与え、
それに耐えることでより高いサーフ術を手に入れようとしていた。
しかし、
甚大なる波がやってくるノースハワイ修行を7年間続けても、
悟りというのは達成できなかった。
サンクレメンテに戻り、
日本にやってきて、
修行方法をハッピーサーフに絞り込んだ。
この方法によって、
私はタマサキやブルードラゴンで悟りを開くことができたのである。
グライダー10の伊集院さんがやってきて、
私たちはいつかのパスタ計画をチラリお話した。
以下は、
ドラグラ人たちの画像だが、
文字数オーバーなのでひっそりとここに格納する。




□
【巻末リンク:波乗り問答】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎