【サーフィン研究所】ブレンドという傑作について_錦糸町麺魚とタキビ神のガギーとは?_(1026文字)

Cosmos Surfboards The Classic 80 (244cm) w/ Groovy Cut Flex Fin

しばし一本の波を思い返すことがある。

波乗りを見聞きしたり、

映像でサーフィンを表現されたのは片岡義男先生だが、

私たちはサーフ目線で小説を語れる自負がある。

カフェ・ハレイヴァとあるが、

私はここでパンケーキの原点というか、

白人とハワイアン文化の融合を知ったのだ。

融合といえば、

今朝飲んだマンダラ・コーヒーが絶品で、

ナッキーに聞いてみると、

トロピカルドリームとマンデリンのブレンドだという。

よくシングルオリジンとブレンドで論となるが、

混ぜておいしいものがあると感じている。

さて、

昨日は講習会があり、

かなり充実した日だった。

2コマも取ったのでランチを食べる時間もなく、

終わってから錦糸町PARCO内のすみだFood Hallに向かった。

目的は『麺魚』だった。

この鶏出汁と鯛出汁とのブレンドラーメンに直行したのは、

先日もマリエルでこの大将と海でお会いしたからだ。

大将の波待ちの品の良さと、

さらには、

私が20年以上も住んだオレンジカウンティ(カリフォルニア州)で、

サーモン・ラーメンという大技を繰り出していることに感銘を受けたからだ。

注文したのは、

「濃厚真鯛らーめん」だった。

鯛出汁の香りにひれ伏しつつ、

レンゲで一口いただくと、

鶏と魚の持つ旨味成分マックスのスープに森羅万象を感じた。

たまらず数杯飲むと、

麺の高さよりスープ水位が下がってしまい、

あわてて『中太麺』をいただくと、

あっという間に何か大きなものが完結していくような感覚となった。

「おいしゅうございます」

食生活ジャーナリスト・岸朝子さんの言葉を何度も思い出していた。

台風5号の余波はまだあり、

沖は波でかき混ぜられている。

望むとも望まざるとも、

これで新しい地形となるが、

どうなるかは誰もわからない。

水温が23℃まで下がったのは、

南風由来であり、

とすると数日後には10℃台まで冷たくなるだろうか。

タキビ神は、

ドラグラ新作『多福T』のサンプルを召していた。

それよりもガギー・キャップの斬新さというか、

魔太郎(©藤子不二雄A)からの鮮烈なるメッセージを感じつつ、

私はすかさずシャッターを押したのだ。

【巻末リンク:重要号。よろしければ読んでね】

【特大号:サーフィン研究所】冬旅修了報告_みんなでサーフィンを変えていく_フーディガイド#12!_(2899文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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