【サーフィン研究所渾身系】寒波襲来_悪の側のドンキンちゃん_高浮力の魅力と不人気のアングラ人気_(1288文字)

冬型の気圧配置となり、

今日から大寒波だという。

これまでで最も強い寒気が流れ込んでいるという天気概要。

スノーボードのムーティたちは、

さぞかし雪山を楽しんでいることだろう。

寒波は冬の台風のようなものなので、

風がおさまったころの波が楽しみだ。

こんなに美しい波も寒波からのものだった。

ハスラー・マシコさんが、

ハナとリンを連れてやってきて、

イタズラとワガママ二刀流のふたりは、

砂浜でガォ〜!と奔放に遊んでいた。

ハナの好きなキャラクターはドキンちゃん。

彼女は、

バイキン星(ぼし)系の、

悪の側が好きなのだ。

ハナがドキンちゃんと言うときは、

「ドンキンちゃん」

と、

音素を入れるのが特徴で、

それがかわいく、

バレないように私たち大人もドンキンちゃんと発音している。

昨日のパイプライン画像があるが、

あれは37年前のもので、

伊豆吉佐美の土屋ターさんに撮ってもらったものだ。

1988/ Brewer Naganuma Shimoju 7’6″ Photo by Takahiro Tsuchiya

当初76は大きなボードと思っていたが、

この波サイズとなると、

これでも浮力が足りないと感じるほどで、

この後、

8フィート台のボードをハレイワのサーフ&シーで探していた。

仲間が集まり、

サーフ談義をしていると、

音楽話となり、

ターくん夫妻はザ・ローリング・ストーンズの数曲を知っていた。

たとえばサティス・ファクションとか、

ペイント・ブラックなどに反応していた。

ちょうど、

1990年のザ・ローリング・ストーンズのライブを映画館で上映していたので、

偶然NAKISURFにやってきたSS氏と一緒に行くことになった。

劇後は一同大感動で、

さきほどのパイプラインではないが、

私がヤングだったころのストーンズ・ライブ体験ができた。

同時にストーンズ大ファンの、

江場土の四方田氏を思い出すにいたった。

Photo by Annie Leibovitz

私にとってストーンズは、

キース・リチャーズのオープン・チューニングであり、

アニー・リーボビッツ(Annie Leibovitz)が撮ったこの作品が忘れられない。

またいつか今度は4Dリマスターで上映する確信を得た。

サーフボードはいろいろあるけれど、

しっかりと乗り込むのなら、

大きなボードになるほど操作への難易度が上がる。

いわば上級ターンができるのだが、

新時代と思えるほどの修練が必要だ。

そこまで大浮力のロックンロール(サーフスタイルのこと)が流行していないのは、

低浮力(なぜか適正浮力とされている)の呪縛から逃れられない人がほとんどで、

下記することと似ていて、

それが逆にうれしい。

これも同じだが、

空いているところでサーフしてい身としては、

逆にこちらのことが気づかれず、

これまで通り波情報重視の混雑でいいと思う。

とするとこれは、

「全体主義重用でなくていい」

と気づいた人へのプレゼントなのだ。

タイトルの注釈:アングラ=アンダーグラウンド

【巻末リンク:ザ・ローリング・ストーンズ話】

Blue誌巻頭コラム『アルペジオ (伊: Arpeggio)』2017年11月号掲載作品_(1888文字)

【巻末リンク*2:前回の台風級低気圧】

【サーフィン研究所無常歴史号】台風みたいな低気圧_Surfers Forever!_(1648文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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