
ここで数度書いたが、
薫さんのイベントが藤沢「新世界」であった。

そこでは、
さまざまな印象的なことがあった。

ある人との会話中のことだ。
「三島由紀夫」という符号をはさむと、
そこからさまざまがつながり、
半世紀前の、
母の本棚が浮かび上がってきた。

屋根の頂きに、
永い歳月を風雨にさらされてきた金銅の鳳凰を思った。

この神秘的な金いろの鳥は、
時もつくらず、
羽ばたきもせず、
この金の鳳凰はかがやく翼をあげて、
永遠に、
時間のなかを飛んでいるのだ。

私には金閣そのものも、
時間の海をわたってきた美しい船のように思われた。
三島由紀夫『金閣寺』より引用+部分抜粋

鳳凰という金の鳥の、
大きな翼が想像のなかで浮かびあがった。

鳳凰が羽ばたくと、
永遠の時を渡っていくのだ。

ちょうど70年前の文章から、
実際の金色(こんじき)の鈍い輝きが現れたようでドキリとした。
(金閣寺は1956年より新潮で連載開始した)

そのイベントの翌日は、
(ドラグラ会館のある)
鎌倉から都内へMRに向かったとまでここに書いた。

MRとはマーク・リチャーズのことではなく、
マーケティング・リサーチの頭文字だ。

10時半、
空腹だったので、
狙いの店をめぐるが、
全ての店は行列をなしていた。

美食の機会は遠のいたが、
代わりに美しいアートを見つけた。

ここにグラフィティされないかが気になったが、
タグする人もアーティストなので、
人の作品を汚すことはしないのだと、
情報筋のタキローから聞いた。

それは良かったと、
品行方正は自分に戻ってくるのだと、
大谷翔平くんと法王のお顔を交互に思い浮かべた。

開店前だったので入れなかったけど、
このバーガーは絶品です。

結局、
私は健康と暖を取るということを考え、
とん汁定食として冬の味覚に包まれた。

2種類のニンジンの風味よく、
西京味噌漬けの鮭も入っていた。
プロの味だった。
マンライ・ジョウブツ🙏

さらに歩き進めると、
水仙が咲いていた。
ちょうど。
伊豆下田の水仙まつりが今週終わってしまうねと、
華厳さんに聞いたばかりだった。

会場は伊豆下田の爪木崎だ。
なんと、
この家の表札が「爪木崎さん」だった。

これも不思議なことだと空を見上げると、
雲ひとつない青い空が拡がっていた。
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【巻末リンク:不思議なことの告白】
【巻末リンク*2:およそ5年前に書いた三島由紀夫と川端康成の関係とは?】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
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