
今日は、
ブライト・ロマンチカ・シリーズの新作
『ミニグライダー86』の発売を間近にし、
その紹介ポストとさせていただきました。

グライダーは、
古来品も各地で見つかっているほど、
デザイン的には、
半世紀以上もポピュラーなものである。

私も98(295cm)版を前田博士によって製作いただき、
末代までの名品としてデイリーで乗っている。

このグライダーは、
TheOneやClassicで人気を博したロッカーを前田博士がブレンドしたものだ。

ミニグライダー製作に際して、
8フィート半(259cm)、
ツインとシングルの二刀流、
フルレイルのVeeコントゥアーが軸となる基本デザインが構築された。

サンプル用のファーストバッジが4本ほど完成し、
私が試乗用に乗り、
同クローンもメンバーたちが得ることとなった。

ご縁あって、
初号機を手に入れた首長ネコくんは、
さまざまな分野で活動するダンサーで、
ヨーロッパまでにも名が知れている敏捷な男だ。

彼はこれまでの人生をかけて、
フィッシュ世界に没頭し、
短身ツインのロケット挙動をこの上なく好んでいた。

そんな彼がある日、
グライダー98に乗ると、
目からウロコですと、
人生観が変わったと教えてくれた。

サンプル初号機を得てからこの2ヶ月間は、
ミニグライダー世界に没入している。

彼はシングルフィンで、
それから現在はマジカルカーブ・ツインが付けられている。

弐号機は試乗用とし、
役得で私が乗ることになり、

鬼政、
ハイジマさん、
トシさん、
モモちゃんやOさん、
タツジン(写真)、
すみっコ涼くん、
ピーナッツバターGOくん、
Iさんその他と、
これまでダブル・フィギュア(2桁)もの試乗者を出した。

オンショア・ストーミーで試されたGKさんを除いて、
全員から肯定的な意見をいただいた。

なかでも
「どこまでも乗っていける気になりました」とマグやんが言えば、

「皇帝気分のスピード違反」
という名言をKさんよりいただいた。

3号機を得たのは、
花井大将で、
これまた彼のボードコレクション内でも殿堂入り確実だという話となった。

タマサキセッションでも、
そして西海岸インフィニティですら、

マジカルカーブ・ツインとして、
数多くのスピーディなセクションをメイクし続けた。

63歳のパーフェクトなグラブレイルはあまり見ることはないが、
大将がやってのけた。
人間国宝と同じ称号であるドラグラ人間国宝が認定された。

4号機は、
カズくん(旧名:シギーG)のものとなり、

彼は初乗りでなんと、
稲村ケ崎の台風オーバーヘッドを完全無欠で翔け抜けた。

のみならず
「ぼくは風になれました」
という真言を残し、
ドラグラ界の金字塔を達成したのもこのミニグライダーのご加護である。

またカズくんは、
「自身に存在を問いかけて無となる」
そんな密教的達成をコジコジ(©さくらももこさん)に
託しているようにも見受けられる身近な哲学者である。

ミニグライダーのノーズは、
刀剣世界で言うと栗尻と呼ばれる、
少し尖ったナカゴ(茎)で、
ニードル系ではない当初の形状のままである。

エントリー・ロッカー(佩表、はきおもて)からのVeeは、
水流を左右に寄せるので接水感が薄く、
絶妙なるフルレイルはソフトで、
これがボード全体をまとめる総和性、
確かな操作性を具現化した。

シングルフィン、
またはビッグ・ツインとして機能するモデルは世界にもあまり類を見ない。

推察だが、
どちらかの派閥に決めろという決意表明が、
このカテゴリーにはこれまであったようで、
いわばその「ベルリンの壁」を和平的に壊したデザインというのも興味深い。

6オンスEのオーバーラップが、
ボトムの6オンスEに巻きこむクラシック・グラッシング。

「ミニグライダー」銘(ラミネート、ロゴ)は、
風合いだけなく、
位置も殿堂入りボードに佇まいがある。

当時の工房における技術や作風が、
ほぼ完全な形で伝習されたことがよくうかがえる。

2オンスクロスに6オンスEでラミネート(ロゴ)をはさみこみ、
さらにはコカコーラ・ボトル・ティントで仕上げる念の入れかたはもはや膨大だ。

ミニグライダーは、
いつものボードより少し長く、
その重厚滑走感が特徴とされる。

しかしこのミニグライダーは、
細身でマジックボードのロッカーによって、
こちらの想像を遥か超えるほど軽い乗り味が魅力だ。
鍛えに通じるダブル・ストリンガーが目立つ地鉄鍛え、

そして二種存在する刃先など、
古式のグライダーでありつつ、
これまで最高峰となるミッドレンジの誂えだ。

本品は、
ブライト・ロマンチカとして伝来したもので、
また前田博士の作刀として著名なものである。

ブライト・ロマンチカ、
ミニグライダー86(259cm)は、
明日からご予約開始です。

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【巻末リンク:ミニグライダー特集】
【サーフィン研究所渾身号】狩猟と波に乗ることの類似点_ブライト・ロマンチカ・ミニグライダーの幸福な滑走_オステリアとは?_(1549文字)
【巻末リンク*2:花井大将と鬼政だったりその周辺】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
◎
