晴れた!
と思ったら雨が降ってきた。
ノースハワイでは、季節が変わるとき、
そして冬に雨がたくさん降ります。
一日晴れていたらそれはすごいこと。
波が小さく、
トレードウインドも強烈なので、
ノアを連れてホワイトハウスに釣りに行くと、
3投目でこの大きなアジ系の個体がかかった。
ものすごい引きで、ドラグはようやくきいている状態で、
替えたばかりの8lbテストライン(ツナくん協賛)が鳴り、
ミディアムアクションのロッドがのされそうになった。
潜って魚を突いていたノアに「釣れたよ?!」
と声をかけると、
「ほんと?」
とニコニコしながら銛を持って上がってきた。
刺身かなあ。
美しい魚体でありました。
この後、カサゴみたいなホークフィッシュ15尾、
さらには、
こちらではトランペットフィッシュと呼ばれる青ヤガラを釣って、
大きなホークフィッシュ2尾のみをディナー用にキープしました。
たった90分でこんなに釣れるとは、良い潮だったようです。
満月後だからかな?
仕掛けは、
スプリットシンカーに4インチのスイムプラスティックベイトを付けて、
ホワイトウオーターの中に投げて、
浅瀬をガシガシと巻いてくるシンプルなものでした。
こんな釣りをしていたらヤマネコ島のみんなを思いだし、
みんなは元気かな??
とオフィスに戻ってきたら洋ちゃんからメールがありました。
これぞ以心伝心です。
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今年の初め頃、
クリスちゃんが俺に聞いてきたことがあった。
「上半身をノーズライダーで、
下半身がショートボードというアイディアを思いつきました。
いかがでしょうか?」
すばらしそうなので作ってくれたら乗りますよ?!
と答えたまま忘れていたコンセプトモデルがありました。
サイズを5’4″としてテストボードをライアンがシェイプし、
夏の終わりに完成し、NAKISURFでスタジオ撮影後、
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梱包されてサンクレメンテーロスアンジェルス、
ホノルルと経由して、
無事にノースハワイに届きました。
モデル名は、
“Parachute Type-2”
そうです。ミニノーズライダーのタイプ2ということで、
進化したというより亜種が誕生したという気がします。
ショートボードのテイルなので、
細く絞ったスワロウがキリリとしていた。
俺のリーシュロープの付け方はこうです。
しばらないで、
ノットを使って、プラグに引っかけてあるだけ。
リーシュロープが長いときは、
ノットとループ部の両方にリーシュを通しちゃいます。
こんなアウトライン。
雨模様と、
波は膝腰サイズしかなかったけど、
乗ってきましたよ?!
ノーズライダーの浮力をフルに使ったテイクオフに、
5’4″サイズの取り回し。
軽いテイル反応に安定したノーズ力。
ミニノーズライダーのもうひとつの形が現れました。
(だからタイプ2なのですね)
バターゾーンとも違うまた新しいCANVASからの提案がここに誕生しました。
明日また乗ってみますね。
それではみなさんもすばらしい週になりますように!
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