シェーン・ガラース家の一員アオちゃん連れ合い。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/20622
去年のブログ日の一週間後から11ヶ月間も姿を消していたそうだが、
俺たちと共にまたやってきた。
アオちゃんかそうでないかの区別は、
この「餌付け」にあり、
こうしてシェーンとコンタクトができる個体を、
「アオちゃん」と呼んで区別している。
アオちゃんのいい写真が撮れた。
彼を近くで見ると、
こんなに精悍な顔をしていた。
去年よりもさらにシャープな印象になったが、
11ヶ月の旅が彼を変えたのだろう。
青い色は美しく、
うっとりとさせられ、
「かっこいい!」
とガンダムでいうところのシャア的要素なるシャープさだ。
でも赤ではないな。(笑)
こちらはアオちゃんのパートナー(♀)。
冒頭写真のようにやさしい顔立ちの印象です。
この青い鳥のことを調べてみると、
アオカケス(英名:BLUE JAY)という個体で、
「渡り鳥ではない」
と本には書いてあった。
とすると、
彼たちが不在にしていたほぼ一年間が気になり、
シェーンとディスカッションしたが、
かんばしい答えは得られなかった。
いきなりですが、
彼が住むロスアンジェルス北側までやってきました。
到着が夜にもかかわらず大歓迎してくれたシェーンさん。
彼が作った夜食のおいしさに自分自身で驚くほどの完成度。
「シェーン、そういうときは
モーイッカイ、イッテクレーってドドゲ先輩は言うんだよ」
とDセンパイのフレーズを伝えるが、
どこまでこのニュアンスを理解してくれたかは疑問が残った。
健康志向が強いシェーンの食事は玄米が中心。
コンディションを気にする彼から見習うことは多い。
俺は自称早寝早起きなので、
夜遅くなるとこうして一瞬でダウンしてしまう。
シェーンは「ナキさん、クラッシュしたね」
と表現していたが、
「つぶれる」ことと同意義もクラッシュというのが、
これは英語だからこそおもしろいことをを発見した。
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翌朝、
ワシントン州と、
カリフォルニア州の太平洋沿岸をつなぐRoute 101、
通称「ワンオーワン・フリーウエイ」を使って北上を始めた。
波予想は膝というもので、
オクスナード、
ベンチュラを過ぎても波という波は見えなかったが、
リンコン岬(Rincon Point)にさしかかると、
腰くらいの波が、
それはきれいに長距離ブレイクしているのが101から見えた。
しかもサーファーは数えられるほどしかいない。
普段は55000人は入っているブレイクなので、
慌ててフリーウエイを降り、
ボードとウエット&タオルを持ってトレイルを降りていく。
波はセットで腰といったところだが、
ゆうに100mは乗れる岬波。
これをポイントブレイクというのだが、
カリフォルニアにはこの系統の波が多い。
サーファーも8人程度しかいなく、
セットが来て乗っていくと、
また無人になってしまうほど空いていた。
それは長い波をシュッターと楽しく乗った。
忘れていたが、
前回ここに来たときは弊社ジュンと一緒で、
来る波来る波に2?3人、
多いときには5人は乗っているほど、
余っている波はおろか、
1人で乗れる波がない状況だった。
険悪な雰囲気、
誰も尊敬し合わないサーフセッション。
その混雑ぶりにサーフィンごと嫌になり、
自己リンコン岬・ボイコットをして8年が過ぎた。
以来、ここでの体験から、
乗れる波がないような混んでいる場所には近づかないようにしている。
そのリンコン岬も空いていれば、
ニコリン岬と呼べるほど楽しいセッションになりました。
慌てていて、ブーツを持って降りなかったから、
冷水で足が痛かった。
現在の水温が11度。
ブーツは必携です。
トレイル(小径)を登ってくると、
こんな案内看板が立っていた。
読んでみると、
Give respect to gain respect.
「敬意を払って、敬意をもらいましょう」
という題名のルールマナー集でした。
サーフィング先進国、
しかもカリフォルニアで最高峰とされるブレイクでさえ、
こんな案内があるのだから、
日本も見習わないといけません。
マナーがわからない人に怒るのではなく、
教えてあげるような大きな視点が重要だと感じました。
これからさらに北に向かいます。
101フリーウエイには車がほとんど走っていません。
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スタッフブログを見ていたら、
千葉波がものすごいことになっていた。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/34550
その昔、
28年前に九十九里でサーフしたときもこんな波で、
それはコテンパンにやられたことを思い出した。
今この波を見ると、
ふるえるようなうれしさがある波だが、
経験で波の良さというのが変わってきますね、
「これが千葉の底力だ」
そんなことを感じていた。
NALU誌が届き、
読んでいると、こんな言葉をドナルド(タカヤマ)の記事から発見した。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/31076
すばらしい言葉に感激してしまった。
「ただ沖に出て、仲間とサーフィンを楽しむ」
まっすぐで、深く幸せな言葉に感激した日です。
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