こんにちは、
本日二回目の投稿です。
Dセンパイは見つかりましたか?
2年半前、
奄美に行ったときのオモシロAVISO動画を見つけました。
池田潤ちゃんが作ってくれたのですが、
ここにはあまり説明されていなかったので、
ここできちんと状況と内容を。
場所は東シナ海側、電気屋前。
このブレイクは高く積み上げられたテトラを降りて、
エントリー&カムインしなくてはならず、
満潮時は砂浜がないので違い、
一度入ったら出入りは難しいブレイクであります。
この日は緑くんたちの撮影をして、
全員が終了してからビデオ係をしていたメキシコ大地と、
「少しサーフしてくるね?」
とBD3-bで満潮ブレイクにパドルアウトしました。
俺はハワイから直接奄美入りしたので、
ボードは潤ちゃんに千葉から持ってきてもらったのです。
「飛行機に乗るときは、
リーシュプラグの栓をゆるめると圧がかからなくていい」
という都市伝説みたいなものがあって、
俺は飛行機に乗せるからといって、
一度もリーシュプラグの栓をゆるめたことはなかった。
けど、千葉のスタッフがゆるめていたようで、
リーシュもしなかったので気づきもしなかった。
沖に出てから全量水が入っていることに気づき、
リーシュプラグを閉めながらメキシコ大地にそれを伝えると、
「大丈夫なんですね。沈むという噂はやっぱり嘘ですね」
「内側に高圧フォームが封入されているので沈みませんよ」
という会話をし、
ノースハワイでは、大きい波とか、
風の強い日はわざと水を入れて乗っていることを伝えると驚いていた。
で、これは全量満水状態でのAVISO動画です。
じつはこれこそがカービングサーフィングの真骨頂でして、
振り子ターンのおもしろさ、
比重があるボードなのでセクションメイクも容易で、
軽いボードにありがちな変な挙動も少ないので、
とてもラディカルかつ安定している乗り味でした。
よく見ると重そうで、
それが太いラインとなっているのが操者としてはうれしい。
ほぼ満水なので上がってくると、
ボードは20kg以上にはなっていただろうか?
何も知らない緑くんにボードを渡すとこのリアクション。
潤ちゃんがビデオを回していたので、
自分では大げさなリアクションをしてから海水シャワーを浴びた図です。
よく、
「海水を中に入れるとAVISOは劣化しませんか?」
という質問メールをいただきますが、
ノースハワイのBD3は一号機で、
こうして加水減水させながら5年以上も乗っていて、
いまだに何も問題はありません。
壊れてもタイヤのパンクみたいに修理すればいいだけです。
前出したように水が入った方が調子いいことが多いので、
小さな穴はワックスを詰めて、
修理は一年後にしていました。
膝腰のオンショア波は水を抜いて軽くし、
強い波は水を入れて重くというのが俺流です。
AVISO以前はワックスの量で重さを付けていました。
風の強い日は一個以上塗ってしまいます。
確かマーボー小室さんも同じことをされていたような。
最近のスタッフブログでは、
AVISOボードを落としたり、
耐久テストをして、
そのあまりの強さにスタッフたちでさえ驚いているが、
それだけではなく耐水性も高く、
そして、
「水を入れることによって乗り味を変化させられる」
という多彩な性能も持っているのです。
https://www.nakisurf.com/brand/aviso-goldlabel.html
AVISOは不思議なサーフボードですね。
それではまた明日!
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